佐藤天彦九段と糸谷哲郎八段、2日間で計100局の真剣勝負終え「ゆっくりお風呂入りたい」…ニコニコ超会議 将棋の佐藤天彦九段と糸谷哲郎八段が30日、幕張メッセで開催のニコニコ超会議2023内で行われた、「超将棋100局勝負」を終え、報道陣の囲み取材に応じた。 同企画は2人が29、30日の2日間で100局の真剣勝負を行うというもの。ルールは各対局者の持ち時間2分切れ負け。ときおり駒が吹っ飛ぶような勢いで、ハイスピードの勝負が繰り広げられた。結果は糸谷55勝、佐藤45勝で糸谷の勝利となった。 前代未聞の勝負を終えた糸谷は「初日も2日目もエンジンがかかるまで遅れたが、最後のほうで調子が出てきて辛くも逃げ切れたかなと思います」と話し、佐藤は「初日はちゃんとできるのかなという不安もありつつだった。最後の方は糸谷さんが時間(の使いかた)で覚醒していて、そこに対抗するのは大変でした」と振り返った。 公式対
年明け4日、トップ棋士14人が参加した「ABEMA」将棋チャンネルの番組収録が行われた。 取材会も兼ねていた当日。私を含む数人の記者が待機する部屋には、収録を終えた棋士から順に1人ずつ訪れ、簡単な質疑応答の時間になった。 3密を避け、ソーシャルディスタンスを保っての現場。時間は1人につき10分。収録の感想を聞き、今年の抱負を尋ねてしまえば終わってしまう「持ち時間」である。 10人目、いつものように華麗な和装で現れたのが佐藤天彦九段だった。2016~18年度に名人3連覇を果たしたA級棋士。ファッションや音楽などに深い造詣があり、穏やかな人柄で「貴族」のニックネームを持つ。 取材の後半、それまでの9人に対してと同じように「今年はどんな1年にしたいですか?」と聞いた。佐藤は言った。 「最近の将棋界は動きが激しく、激しい台風の目の中心にあるのがAIなのかな、という気がしています。ここ2、3年はAI
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