◆カタールW杯 ▽1次リーグE組 日本2―1スペイン(1日・ハリファ国際スタジアム) 日本代表MF三笘薫(25)=ブライトン=が、“1ミリアシスト”でスペイン戦の決勝点を導いた。後半開始から左ウィングバック(WB)で出場すると、同6分にゴールライン上ギリギリで左足から折り返し、MF田中碧(24)=デュッセルドルフ=の得点を演出。守備でも泥臭く相手に食らいつき、最少失点に貢献した。かつては“戦えない男”と指摘された三笘の変化を井上信太郎記者が「見た」。 もう後悔はしたくない―。その思いを乗せた三笘の左足が、ボールをわずか1ミリ残した。1―1の後半6分、堂安の右サイドからのクロスに懸命に食らいついた。「本当に1ミリですけど、中に入っていればいいと思って足を伸ばしました」。左足で折り返したボールを田中が押し込んだが、主審は一時ゴールラインを割っていたと判定。だがVARにより、ボールがわずかにライ