新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、東京大学などがどの程度、仕事で人との接触機会を減らせたか、ふだんと比べた割合を調査したところ北海道が東京都などに比べて低い結果がでました。専門家は地方ではテレワークが難しい職種が多いことが影響している可能性もあると指摘しています。 このうち、就業している人に仕事で人と接触する機会をふだんを100%として、どの程度減らせたか、日ごとに尋ねたところ、先月20日の週の平日では、東京都は接触機会を70%前後、減らしていました。福岡県は60%台前半、大阪府は60%前後、愛知県は55%前後でした。一方、北海道はいずれの日も40%台で、もっとも接触機会を減らせていませんでした。 また、職種に関した質問では「テレワークができない職種」と答えた人が、東京都は50.8%、大阪府は61.4%、福岡県は66.7%、愛知県は71.4%、北海道は75.5%となり、北海道がもっとも