◆第103回全国高校野球選手権大会第3日 ▽1回戦 高川学園7×―6小松大谷(15日・甲子園) 【写真】今でも美しいアルプス席「勝利の女神」 高川学園(山口)が小松大谷(石川)をサヨナラで下し、春夏通じて初の甲子園白星を挙げた。 最大5点のビハインドを8回裏に追いつき、6-6の同点で迎えた9回裏。先頭の6番・隅田が四球で出塁。犠打で1死二塁とチャンスを拡大した。ここで山見が四球で歩き、1死一、二塁とすると、中村も四球。満塁の場面で山がサヨナラの押し出し四球を選んだ。 この試合のプレーボールは午後7時10分と大会史上最も遅いプレーボールとなり、ゲームセットも午後9時40分と最遅となった。 大会本部は第4試合終了前、試合時間が確認できる1953年の第35回大会以降、最も遅い開始時刻は第47回(1965年)の報徳学園(兵庫)―広陵(広島)で午後6時50分。最も遅い終了時刻は第50回(1968年)