詐欺とペテンの大百科が面白い。 書名の通り、古今のありとあらゆる詐欺やペテン事例(加えて、悪ふざけ、ホラ、作り話、でっち上げ、贋作、偽造品等々)を集めまくっています。大百科の名にふさわしく、総560ページ、掲載事例はおよそ1000件くらいはあるのではないでしょうか(正確な数は数えられない)。騙し騙されの陰鬱な話ばかりではなく、思わず笑ってしまういたずらや悪ふざけも多く収録されています。一つのストーリーが長くても2〜3ページしかないので、どこからでも読める気軽さがいいです。純粋に読み物として面白いことは言うまでもないですが、読者は、詐欺やペテンというものの本質が何なのかについて嫌でもわかってしまいます。 著者が断じるこの指摘が正しいことは明らかです。なぜなら、時代の今昔を問わず手口の基本形は変わっていないからです。ねずみ講しかり。美人局しかり。トランプ詐欺しかり。投資詐欺しかりです。何度も
急死したはずの父から送られてきた一通のメール。 それがすべての始まりだった……。 創薬科学の学生・古賀研人と難病に冒された息子を持つ傭兵・イエーガー。 交わるはずのない二人の人生が交錯する時驚愕の真実が明らかになる。 衝撃の展開が続く超弩級エンターテイメント。 【ジェノサイト・あらすじ】 これは戦争マニアには堪らないサスペンス・スリラー作品です。 主人公は大学院生と特殊部隊出身の傭兵という2人の人生が、 交錯していく壮大なストーリーになっています。 学生の古賀研人(こが けんと)のもとに、ウイルス学者だった父から不思議なメールが届くが、 その父は、数日前に亡くなったばかり・・・。 そして研人を妨害しようと魔の手が伸び始めていく。 一方、難病に冒された息子を持つ傭兵、ジョナサン・イエーガーは、 とある任務に参加した際、見たこともない「謎の生物」を目にした。 そして次々に「軍事任務」が真相が明
いつもブクログをご利用いただきありがとうございます。 本日2010年9月15日をもちまして、ブクログが6周年を迎えることができました。 これも一重に、ブクログをいつも使ってくださっているみなさまのおかげだと思っております。 意外と長いブクログの歴史ですが、 あれ、ブクログいつの間にiPhoneアプリが!? ブクログっていつの間に軽くなったんだろう!? なんて声を最近もよく聞きます。 そこで本日は、改めましてブクログの歴史をまとめてご紹介したいと思います! ■2004年 9月15日 ブクログが誕生いたしました! (企画・開発・デザイン 前paperboy&co.代表取締役社長 家入一真) ■2005年 7月 Amazonアソシエイト大賞受賞しました。 ■2006年 9月 プロフィール画像を設定できるようになりました。 ■2007年 1月 13桁ISBNに対応いたしました。 ■2008年 4月
はじめに 巨大な対象の全貌を見通すには、対象から距離を取らなければならない。21世紀になってからの7年という期間は、20世紀という巨大な対象の全貌が姿を現すのに十分な時間であったかどうかは分からないが、20世紀にはどのような著作が出版されたのかを纏めてみようと私が思い立ったのは、著作の被引用数、すなわち任意の著作が他の著作にどれだけ引用されているかが、Google Scholarを用いて調べられることが分かったからである。この小論の目的は、被引用数という指標を用いて、20世紀の文系学術書のランキングを作ることである。以下には、「文系学術書」という限定が必要であった理由を記そう。 ある著作の被引用数という指標は、その著作が学術の世界でどれだけ影響力があったかを客観的に知る手がかりになる。被引用数という指標は、引用し、引用される著作のネットワークの中で、任意の著作がどのようなポジションにいる
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く