東京都の猪瀬直樹知事が医療法人・徳洲会グループから提供された5000万円は違法なヤミ献金だとして政治資金オンブズマンのメンバーらが8日、猪瀬都知事の告発状を東京地検に郵送しました。 告発したのは、オンブズマン共同代表の上脇博之神戸学院大大学院教授はじめ市民、学者ら31人。告発状は猪瀬都知事が公職選挙法(選挙運動費用収支報告書への虚偽記入)や政治資金規正法(規正法の上限額を超える寄付の受領)に違反するとしています。 告発では、猪瀬都知事が「個人的な借入金」などと弁明していることについて▽5000万円もの大金を「現金」で持ち運ぶことは、普通はあり得ない▽初対面の他人である徳田虎雄氏(前徳洲会理事長)から返済期限のない借入をすることはあり得ない▽徳洲会側の説明とも矛盾▽選挙運動費用収支報告書や政治資金収支報告書、資産報告書のいずれにも「借入金」の記載が一切ない―などと指摘しています。 告発では、