けよりなについて、個人的になんかなーと思う読み方がありまして。まあ普段はあんまりそういうのにどうこう言ったりしないんだけど、なんだか今回は記事を書いてみた。といっても割と他人の話におんぶにだっこだったりするのだが。このやり方は楽でいいですね(最悪)。 フィーナが自分の問題に提出する答えが、この作品における一種のマニフェストに当たる。つまり「姫」という社会的な役割から切り離された「本当の自分」のようなものは存在しない。自分自身というのは社会的な相互作用の中で成立するようなものに過ぎないのだ。このような認識がシナリオを重視したエロゲにおいて必ずしも常識でないことは、それほど説明する必要のない事柄だろう。*1大雑把に言ってしまえば、この認識からのバリエーションで他のヒロインのシナリオは理解出来るのかもしれない。http://d.hatena.ne.jp/katuyama-peke/2010071