日経の記事利用サービスについて 企業での記事共有や会議資料への転載・複製、注文印刷などをご希望の方は、リンク先をご覧ください。 詳しくはこちら 東京都中央区の山本泰人区長は21日、銀座のビルの屋上などを走る東京高速道路(KK線)を緑化し遊歩道とする再開発の案を公表した。区は日本橋を通る首都高速道路(首都高)の地下化にあわせて地下に別の道路を整備し、KK線を遊歩道へと再生する案を都に提案した。銀座地区での新たなにぎわいの創出を目指す。 山本区長が小池百合子知事と会談し「ニューヨークのハイラインのように、人でにぎわう緑のプロムナードにすることを願っている」と述べた。知事は「海外の事例も参考にして(KK線の)活用策を考える。とても画期的な案で20世紀の車の時代の次を象徴するビジョンを示していただいた」と応じた。 KK線は全長約2キロで、八重洲と新橋などを結ぶ。電通や三菱地所などが出資する東京高速