noteになんか書こうとするたびに身構えちゃう自分がいて、ここはそう云う場所じゃないんじゃないか「ノーメイクのわたしを見て!」な場所なんじゃないのーなどという内省により、素手で文章を書いてみることにした。「猫のこと」とタイトルをつけてみたが、何を書くかは決めていない。 うちの猫は1997年10月24日に生まれ、2017年9月15日に亡くなった。二十歳まで39日足りなかったが、それでも若い頃に実家を出たわたしにとってはすべての肉親含めてどんな人類よりもつきあいが長かった。 よくペットの飼育啓蒙として「軽い気持ちで飼うのはやめよう!」などと云われたりする。わたしはこれは眉ツバだと思う。わたしが猫を飼い始めたのが死ぬほど軽い気持ちだったからだ。29歳の忘年会の帰り、酔っ払って立ち寄ったペットショップで一目惚れして(ボーナスが出たあとだったので)7万なにがしかを現金一括で払って家に連れて帰ったのだ