昨年『生産性』が発行され、働き方改革の議論で注目されるようになった生産性について、著者の伊賀泰代氏が、マッキンゼーで同期入社だった現ヤフーCSOの安宅和人氏と対談。 マッキンゼーで生産性の概念を身につけた2人が、その問題の核心を語り合う。2回目はマッキンゼー時代のお互いについて(構成・新田匡央、写真・鈴木愛子)。 ※第1回はこちら 「伊賀さんは、生産性について1秒で答える人だった」 伊賀泰代(以下、伊賀):今回はマッキンゼー時代のお互いの印象について話してください、ということなんですけど、…このテーマ、いろいろヤバイ話が多くて怖いです(笑)。 安宅和人(以下、安宅):全くその通りで、、(笑)。僕と伊賀さんは、入社した年が同じなんですよね。僕が新卒として4月に入社し、伊賀さんが8月に中途で入ってきたから半年しか違わない。最初の思い出は、たしか伊賀さんが入って1週間目だったかなあ。マッキンゼー