「メンタルの強さ」と思い込んでいるもの、だいたいが「経済的な安定」「健康な身体」「健全な家庭環境」「差別を受けない属性」だったりするのでメンタルを強くするには云々みたいなのはほとんど無視でいいと思う。
今年3月に発表されたオーストラリアの論文によると、男性のパートナーより収入が高い女性は、身体的な家庭内暴力を受ける確率が35%高くなるそう。今回はこの内容をオーストラリア版ウィメンズヘルスからご紹介。 『Sydney Morning Herald』紙によると、これはオーストラリア統計局が10年以上かけて行った調査から分かったことで、カップルの収入の半分以上を女性が稼ぐようになった瞬間、その女性が感情的な虐待を受ける確率も20%高くなる。 また、この(感情的な虐待を受ける)リスクは、女性が占める収入の割合が大きくなるにつれ、高くなる。 この調査はオーストラリアで行われた。でも、調査員のロバート・ビリングと研究所特別会員のインユンジー・チャンは、年齢、収入、居住国に関わらず、男性のパートナーより稼ぐ女性は、家庭内暴力を受けるリスクが大幅に高くなることを発見。 「家庭における女性の収入の割合が高
「おふくろの味」という言葉を世に広めた日本の家庭料理研究の第一人者、土井勝さん。その数十年後、息子である土井善晴さんは「一汁一菜」という新しいスタイルを提案することで、家庭料理の形をアップデートした。 「土井勝の息子ということで、伝統的なものを踏襲する料理研究家なんだろうと思われることもあるんですけど、そうじゃない。私は料理界でも異端児みたいなもんですよ(笑)」 スイス、フランス、京都で修行を積んだ末に、土井善晴さんが家庭料理の道を選ぶことになったきっかけとは? 料理のジャンルは何でもよかった ――料理の道を志したのはいつ頃でしたか。 高校生のときにはもう決めてましたね。一刻も早く料理の道へ進みたいから大学へは行かないつもりでいたんですが、「いや今の時代、大学は行っておいたほうがいいんちゃうか」と周囲から言われたので、とりあえずは大学に入ったんですよ。 でもやっぱり心は早いこと料理の道に行
農林水産省の元事務次官の76歳の父親が44歳の長男を刺したとして逮捕された事件で、父親は先週、川崎市で男が小学生らを殺傷した事件を受けて「川崎の事件を見ていて、自分の息子も周りに危害を加えるかもしれないと不安に思った」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。 これまでの調べで、熊澤容疑者は「長男は引きこもりがちで、家庭内暴力があった」と供述していますが、その後の調べに対し、およそ1週間前に起きた、川崎市で51歳の男が小学生らを包丁で殺傷した事件を受けて「川崎の事件を見ていて、自分の息子も周りに危害を加えるかもしれないと不安に思った」という趣旨の供述をしていることが捜査関係者への取材でわかりました。 警視庁によりますと、事件直前には長男が近くの小学校で行われていた運動会の音がうるさいと腹を立てたのを父親が注意し、口論になったということで、父親は「周囲に迷惑をかけては
夫、35歳旧帝大博士号を7年かけて取得 未だに夢を追ってる。 昨年、子供が生まれた時そろそろ将来のことを考えて欲しいってお願いした。 私は必死だった。出産を経験した際にトラブルで死にかけたから、夫にも安定して欲しかった。 だけど、また一年契約のポストを選んでしかもいくつかの選択肢から年収の低い方を選択しやがった。 理由を聞いたら、年収が高い方は忙しくて自分のことができないから、だって。 内心怒りを感じながら、悲しくなった。 私は妊娠した時、会社に迷惑もかけてポストを降りた。 自分のキャリアを台無しにして子供を産んだし、育ててる。時短で前のような面白い仕事はできなくなった。でも子供の今後を考えると私の仕事が命綱なので、続けてる。 それを、お前、自分のことができないから年収が低い方を選んだだと? そもそもお前がいいポストにつけないのは、 後手後手で、集中力が不足してるせいで成果物の作成が締め切
そういえば自分の周りに親権を押しつけて離婚した母親がいたなあと、元増田を読んでいて思い出した。 もう20年近く前の話だし、元増田の元家庭とはずいぶん環境も違う。 記憶も定かでは無いけれど、「親権押しつけて離婚した母親」がどう見えたか、息子の立場の思い出で自分語りする。 母親を最後に見送ったのは私と弟だった。 私の母親は、私が10歳の夏に家を出ていった。 母親の姿を私が最後に見たのは自宅の玄関。 私と弟が学童保育から帰ってきて一息ついたあと、入れ替わりで母親は家を出ていって、そのまま帰ってこなくなった。 私と弟がどこにいくのか尋ねたところ、 「ちょっと買い物に出かけてくる、あんたたちも来る?」と母親は応えた。留守番をしている、と返したと思う。 まだ日が落ちる前で外は暑かったし、エアコンが効いた部屋から出たくなかった。 それが母親と面と向かって話した最後の会話だった。 その日以来、母親は帰って
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