栃木県那須町の動物園で去年、生まれた「スナネコ」の4匹の姉妹が、繁殖などのためほかの動物園に移されることになり、展示は今月いっぱいで終了する見通しとなりました。 「スナネコ」は、アフリカの砂漠地帯などに生息する世界最小クラスのネコで、那須町の「那須どうぶつ王国」では、去年、国内で初めての繁殖に成功し、生まれたメス4匹が動物園の人気者になりました。 この4匹について、動物園は国内で飼育例が少ないスナネコを広く知ってもらうため、県外のほかの動物園に移すことを決めました。 動物園によりますと、1匹は長崎の動物園に、2匹は沖縄の動物園に、残る1匹は受け入れ先を検討中ですが、展示は今月いっぱいで終了するということです。 また、今回移すスナネコの一部は、新たな環境で繁殖を目指すということです。 那須塩原市から訪れた女性は「生まれた4匹がいなくなるのは残念ですが、また新しい赤ちゃんが生まれることを楽しみ