STAP論文、不正認定=「捏造」小保方氏は反論−理研調査委が最終報告 STAP細胞論文について最終報告をまとめ、記者会見する調査委員会の石井俊輔委員長=1日午前、東京都墨田区 理化学研究所の小保方晴子研究ユニットリーダーらが英科学誌ネイチャーに発表した新万能細胞「STAP(スタップ)細胞」論文について、理研の調査委員会(委員長・石井俊輔理研上席研究員)は1日、最終報告書を公表した。疑問とされた6項目のうち2項目について、小保方氏の不正行為があったと認定。博士論文の画像に酷似した実験条件の異なる画像を、ネイチャー論文に使ったのは「捏造(ねつぞう)に当たる」と判断した。 STAP論文「なぜ」を問わずに組織防衛に走る「理研」 小保方氏は代理人弁護士を通じ、「驚きと憤りの気持ちでいっぱい。このままではSTAP細胞の発見自体が捏造と誤解されかねず、容認できない」とのコメントを発表。理研に不服を申し