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ブックマーク / laborify.net (25)

  • ダイナミックプロジェクションマッピングで広がるAR体験 - Laborify

    東京大学 大学院情報理工学系研究科 修士2年 石川妹尾研究室所属の 三河祐梨 です. 私は拡張現実(Augmented Reality; AR)ディスプレイの研究に従事しており,中でも動く対象に追従し投影する「ダイナミックプロジェクションマッピング」の研究を行っています. 東京駅へのプロジェクションマッピングの様子.https://www.nhk-ep.co.jp/service/media/projection-mapping/tokyo-station-vision/ 近年,プロジェクションマッピングは東京駅等の屋外建造物や遊園地,博物館,レストランなど,さまざまな場所で利用される身近な技術となっています. ARによる不思議な体験は,複数人でああこう言いながら気軽にできると楽しいものです.プロジェクションマッピングは,ARグラスや空中像と比較すると広視野角で多人数で共有できる画期的な技

    ダイナミックプロジェクションマッピングで広がるAR体験 - Laborify
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    igrep 2020/02/04
  • 水をくむだけで湖の中にすむ生き物がわかる?!−環境DNA分析 − - Laborify

    神戸大学大学院 人間発達環境学研究科 人間環境学専攻 修士課程2年の速水花奈と申します。 生態学系の研究室に所属しており、その中でも「環境DNA」という1つのモニタリング手法に着目した研究を行なっています。 皆さんの中に、「環境DNA」という言葉を聞いたことがある人はいますか? あとで詳しくお話しますが、簡単に言うと、生物が環境中に何らかの形で放出しているDNAのことです。 よく刑事ドラマで、DNA鑑定をして犯人を特定するシーンがありますよね?(最近だとアンナチュラルやトレースなどです) そんな現場の痕跡からDNA情報を得ることで犯人を特定する鑑識調査のように、水中に漂っているDNAを回収・分析することでそこにすむ生き物を特定する技術が環境DNA分析なのです。 この記事では、そんな環境DNA分析の魅力を私自身の研究と共に紹介していきたいと思います。 はじめに 水の中の生き物を知る方法 さっ

    水をくむだけで湖の中にすむ生き物がわかる?!−環境DNA分析 − - Laborify
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    igrep 2020/01/11
    まだどんなDNAかわからない生物も見つけられるんだろうか
  • 食べていないのに誤嚥性肺炎?誤嚥性肺炎はなぜ高齢者に多いのか - Laborify

    神戸大学大学院保健学研究科博士前期課程1年の表利菜と申します。私が所属している研究室では、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、薬剤師、保健師が所属しており、様々な職種の観点から呼吸に関する病気の研究を進めております。 呼吸の病気といっても様々です。肺炎、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、ICUによる人工呼吸器管理、在宅酸素療法などの研究を主に行なっております。 今回はその中でも誤嚥性肺炎に関する研究をご紹介していきます。 誤嚥 誤嚥とは 皆さんは物をべたり、飲んだりした時に、むせた経験はありませんか?プールで泳いで水を誤って飲み込んでしまって咳き込んでしまったこともあるかもしれません。 誤嚥(ごえん)とはこのように、当は道に入るべき物などの物質が空気の通り道である気道に入ってしまうことを言います。 実は、誰もが経験するこの誤嚥が原因で生じる肺炎、誤嚥性肺炎で亡くなってしまう方はかなり多

    食べていないのに誤嚥性肺炎?誤嚥性肺炎はなぜ高齢者に多いのか - Laborify
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    igrep 2019/12/14
    "少量ですが、気付かないうちに皆さんは唾液を誤嚥しています。睡眠中にむせていることもあります" へぇ。
  • バーチャルな物体に触る -VRの研究から力覚提示装置まで- Laborify

    はじめに はじめまして. 筑波大学システム情報工学研究科バーチャルリアリティ研究室に所属している,博士前期課程2年の伊藤弘一郎です. 我々の研究室では,バーチャルリアリティに深く関連する技術である,力覚提示装置,歩行感覚提示装置,没入球面ディスプレイ,デバイスアートを研究しています.詳しくは,当研究室HPをご覧ください. 記事では,バーチャルリアリティの研究とは何かという話から,力覚提示装置,自身の研究などを解説します.特に,記事は主な読者である高校生,研究室配属前の大学生向けの内容になっています.一人でも記事を読んでバーチャルリアリティの研究に関心を持って頂ければ嬉しいです. VRを研究するとは? VRの研究と聞いてあなたは何をイメージしますか? 読者の皆さんの中にはVRヘッドセット(ヘッドマウントディスプレイ,以下HMD)を使用したゲームコンテンツなどに関連する技術の研究を想像す

    バーチャルな物体に触る -VRの研究から力覚提示装置まで- Laborify
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    igrep 2019/12/08
    "タブレットPCに描画されたバーチャル物体に対し,その形や重さを触ることで知覚可能である装置" 高校物理との繋がりも示されていてすばらしい
  • バイオインフォマティクス~コンピュータで解き明かす生物の謎~ - Laborify

    はじめまして. 大阪大学蛋白質研究所細胞システム研究室修士1年の道田大貴と申します. この記事では近年急速に発達している分子生物学実験技術と計算機技術を組み合わせる技術であるバイオインフォマティクスについてお話させていただこうと思います. そもそも, 生体内はどんなふうに制御されているの? DNA, RNA, 蛋白質 みなさんはおそらく「遺伝子」という言葉を聞いたことがあると思います。遺伝子とは細胞の核の中にあるDNAという分子に書かれている暗号です. この暗号が一旦mRNAと呼ばれる分子にコピーされたあと(転写)それを解読すること(翻訳)によって蛋白質が作られます. 蛋白質は非常に様々な種類がありそれぞれが独自のはたらきを持っています. 例えばみなさんもよく耳にする酵素と呼ばれる蛋白質は生体内で様々な化学反応を引き起こします. 生物の個体ごとの違いはそれぞれが持つ遺伝子が異なっていること

    バイオインフォマティクス~コンピュータで解き明かす生物の謎~ - Laborify
  • 父親って何をする人?現代の日本社会における父親の役割を考える - Laborify

    初めまして、上智大学大学院総合人間科学研究科 博士後期課程3年の厚澤祐太郎です。研究分野は生涯発達心理学・臨床心理学で、現在は中高年のお父さんに対するインタビューデータを基に、父親の役割についての研究を進めています。またその傍ら、臨床心理士として医療機関でカウンセリングも行っています。 皆さんは父親と聞くと、どんな姿をイメージするでしょうか? 「仕事」「職業人」のように、スーツで働く姿を思い浮かべる人がいるかもしれませんし、「頑固」「無口」な姿を浮かべる人もいるかもしれません。 お気づきの人もいるかもしれませんが、最近ではこのような父親イメージは変わりつつあります。 代表的な言葉にイクメンが挙げられます。 お父さんが1人で赤ちゃんを連れている姿を、皆さんも一度は目にしたことがあるかもしれません。 イクメンに代表される育児に積極的な父親の登場には、女性の社会進出が大きく影響しています。 この

    父親って何をする人?現代の日本社会における父親の役割を考える - Laborify
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    igrep 2019/11/26
  • 人間と人工知能の違い - Laborify

    Laborifyをみているみなさま、はじめまして、西島佑(にしじまゆう)といいます。 わたしは、上智大学総合グローバル学部で「特別研究員」という大学の学部を手伝うお仕事をしながら研究をしています。 わたしの研究分野はいくつかあるのですが、そのうちの1つに、いわゆる「文系」の立場から人工知能と社会の関係を考えるというものがあります。 2019年の現在、「人工知能」(artificial intelligence; AI)という言葉を聞く機会が多くなりましたね。 これだけ人工知能がもてはやされるようになったのは、2010年代半ばにはじまった「第三次AIブーム」とよばれる人工知能のブームからです。わりと最近ですね。 「第三次」ということは、過去にもブームは2回あったことになります。しかし、過去にあったブームはいずれも失敗しています。第三次AIブームは、はじめて格的に社会で人工知能がつかわれるよ

    人間と人工知能の違い - Laborify
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    igrep 2019/10/22
    要するに人工知能には意図が理解できないという話なんだろうけども、自由に対話できるロボットみたいなのを作ろうと思ったら必要なんじゃなかろうか。その辺も実際研究されてそう
  • なんでもアリならプラナリアもでんな - Laborify

    名前や所属は論文に載っているので割愛するとして、”私”について少し紹介をしておきたく思います。 私は、ひょんなことから10年ほどニンジンをべることを拒否してきました。 もちろん自分では買いませんし、ひじきに入っているほとんど味のしないようなものも箸で器用により分けていました。 周囲は私のことをよほどのニンジン嫌いと思っていたでしょう。でもほんとうは思春期の込み入った事情でそのような振る舞いをしていたのですが、その事情を説明することも、また、思春期の込み入った事情でできなかったのです。 つまり何が言いたいかというと、だれかが何かを好きであるとか、嫌いであるとかは、その人の行動からは正しく判断できないことが多いということです。 前置きはこのくらいにして。そんな私が今回お話しするのは、プラナリアという小さな生き物の選好性に関する研究です。 導入 すみっこにいると落ち着く すみっこにいると落ち着

    なんでもアリならプラナリアもでんな - Laborify
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    igrep 2019/09/16
  • 変分法 −無限次元空間の臨界点を見出す− - Laborify

    こんにちは。高橋 和音 (Kazune Takahashi) と申します。現在は、東京大学大学院 数理科学研究科で特任研究員をしております。この記事では、変分法の概説を試みます。変分法は、微分方程式を考察する代表的な手法です。自己紹介がわりに、どうして変分法を専門にしたのかまず話したいと思います。 私は、大学の数学を勉強し始めてから、積分の世界の素晴らしさに魅了されました。 高校までですと、積分は原始関数を介して求めます。ところが、大学以降に勉強する高度な手法を使うと、例えば原始関数が書けない関数の定積分の正確な値が求まるケースがあります。また、正確な値を求めることができずとも、ある値よりも小さい or 大きいことが分かることが重要である場面も増えてきます。そういう一連の手法が好きになりました。 以下で「汎関数」が出てきますが、変分法で使う汎関数は、関数の積分で書かれます。変分法は、積分を

    変分法 −無限次元空間の臨界点を見出す− - Laborify
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    igrep 2019/07/27
    半分もわからなかったけど、ざっくりまとまっていて面白かった(高校数学も満足にできていない人間なので当然だけど)
  • ヒトの生活習慣病からネコの腎臓病まで繋ぐ不思議なタンパク - Laborify

    初めまして。私は現在、東京大学大学院 医学系研究科の医学博士課程に所属しています。私の研究室ではあるタンパク質に着目し、様々な疾患の原因や治療法の研究を行っています。 医学というとお医者さんが真っ先に思い浮かぶかもしれませんが、研究では医学はもちろん化学や生物、物理など様々な分野の研究者が協力して、1人でも多くの患者さんを救えるよう、日々実験が進められています。 さてここで突然ですが、皆さんはこれまでに病気にかかった事がありますか? もちろん風邪などは皆経験するものですが、例えば癌などの重い病気には個人差があります。では、この差はいったいどこから来るのでしょうか? つまり、「なぜA君は○○病にかかったのに、B君はならなかったのか?」ということですね。 私たちの体は、病気の原因と戦い、なるべく正常な状態を保てるようなシステムを持っています。この機能に異常があると病気になってしまうわけですが、

    ヒトの生活習慣病からネコの腎臓病まで繋ぐ不思議なタンパク - Laborify
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    igrep 2019/06/24
    “医学研究に分野の壁はありません。実際私も学部では化学を学んでいましたが、大学院から医学の道に進みました。”
  • 安全で快適な電気自動車を目指して -車両運動制御の研究- Laborify

    東京大学大学院 新領域創成科学研究科 先端エネルギー工学専攻 堀・藤研究室博士後期課程1年の布施と申します。現在の研究室には博士前期課程から配属され,2019年4月に後期課程に進学しました。 将来は環境に優しく,安全で楽しい自動車を開発し,それに乗って世界中の道を気持ちよく走ることが夢です。この記事では,前半に電気自動車普及へ向けた技術的な課題や背景について述べ,後半に私が取り組んでいる電気自動車の車両運動制御の研究について紹介いたします。 導入 電気自動車(EV)が抱える課題 環境に優しいエコなクルマと言えば,ハイブリッド自動車(HEV)や電気自動車( EV )が思い浮かぶのではないでしょうか? 町中ではトヨタのアクアやプリウスを始め,数多くのHEVが走っているのを見ることができます。 また,日産リーフの販売を皮切りに,EVの台数も徐々に増加しています。EVはエンジンや燃料を用いないた

    安全で快適な電気自動車を目指して -車両運動制御の研究- Laborify
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    igrep 2019/06/17
    こりゃまた夢のある話だった。
  • 森の自然音は人々を癒すのか −サイバーフォレストを活用して− - Laborify

    こんにちは。東京大学大学院 新領域創成科学研究科 自然環境学専攻博士課程1年の 須古 泰志(すこ やすし)と申します。 現在、自然環境音が聞き手に与える心理的・生理的影響について研究しています。 自己紹介 研究を始めたきっかけ: 学部時代の専攻(地球惑星科学)と趣味(ピアノ) 私がこの研究を始めたきっかけは、学部時代の専攻と趣味が関係しています。 学部生の頃、私は東京大学理学部の地球惑星環境学科というところで、地質学や鉱物学、環境化学、地理学などの基礎を学んでいました。 同時に、私は趣味でピアノを弾いていました。 そしてある日、私はこう思いました。 「地球環境に関わる学問と、音楽を組み合わせたらおもしろいかもしれない」 私が学部で学んでいたのは「理学」の一分野であり、物質を研究対象とするため、「人間が自然を見てどう感じるか」という主観的なテーマは扱いません。それとは逆に、音楽は人間の心や感

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    igrep 2019/05/21
    "自然音の癒し効果に関する従来の研究では ... 人里離れた原生的な自然の中で録音された音が用いられた例は少ない" 失礼ながらちょっと意外。どこに新しい観点があるかわからないなぁ。
  • コンピュータによる解析からヒトの設計図作りの仕組みを探る - Laborify

    東京大学大学院 新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻 博士課程2年の山谷恭代と申します。私は機能解析イン・シリコ分野研究室に所属しています。 この研究室で私は、ヒトの細胞分化をコントロールするエピジェネティクスという仕組みの働きについて、コンピュータによる解析手法を通じて探ることを研究テーマとして取り組んでいます。 記事では、研究テーマの2大キーワードでもある「エピジェネティクス」と「コンピュータによる解析手法」について噛み砕いた説明を入れながら、私自身の研究内容について皆さんにお伝えしていきたいと思います。 細胞の分化とエピジェネティクス 「エピジェネティクス 」とは何かを説明する前に、まずはもう少し身近なところから話を始めていきましょう。 私たちヒトは皆、母親のおなかの中で育ち生まれてきます。初めはたった1個の細胞だった受精卵が約9ヶ月をかけてヒトの姿へと成長し、赤ちゃんとし

    コンピュータによる解析からヒトの設計図作りの仕組みを探る - Laborify
  • 少子化は本当に問題なのか? − 教育と出産をめぐるお金の話 - Laborify

    初めまして、大阪大学経済学研究科 博士後期課程2年の浅川慎介です。研究分野は労働経済学教育経済学・計量経済学で、主に国や大学で収集したデータを使って児童手当の政策効果の検証を行っています。 皆さんの中にはタイトルを見て、 経済学なのに少子化? そう思った人もいることでしょう。 恐らく、多くの人が「経済学」と聞くと、株価などのお金の話や、物の売り買いの話、最近ではTPPなどの国際貿易の話などを思い浮かべると思います。 どれも正解です。ですが、これらのトピックには実は共通点があります。 それは、会社のために、欲しいものを買うために、そして家族を養うために「働いている人がいる」ということです。 働くためには、その前にきちんと学校で勉強しなければなりません。学校で勉強するためには、そもそも親から生まれて来なければいけません。 つまり、子どもを産むこと・勉強すること・働くことはそれぞれ密接に繋が

    少子化は本当に問題なのか? − 教育と出産をめぐるお金の話 - Laborify
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    igrep 2019/05/04
    "部活や入試勉強など、やることいっぱいの学校生活。その中で見つけた、ちょっとした「なぜ」を忘れずに、大切に育てていってください"
  • "細胞の恒常性維持のカギ”ミトコンドリアの質・量管理システムの謎に迫る - Laborify

    こんにちは。大阪大学大学院 生命機能研究科 5年一貫博士課程5年の大西真駿と申します。 ミトコンドリア動態学研究室というラボに所属しています。 研究室では、「オートファジー」と「ミトコンドリア」の研究をしています。 もう少し詳しくいうと、 「オートファジーを利用して、細胞はどのようにミトコンドリアの質や量を管理しているのか?」 ということを解き明かすため、研究しています。 少しだけ、オートファジーについて紹介しますね。 突然ですが、皆さんは部屋の掃除・整理整頓をきっちりされている方でしょうか? 仮に日頃の掃除をサボっていると、部屋の中に要らないものが溜まってきて、生活しづらくなりますよね。つまり、部屋のものを定期的に処理し、またある時は必要に応じて臨時的に、部屋を清潔に保つことが私たちの快適ライフには欠かせません。 私たちが部屋の掃除をするのと同じように、細胞はオートファジーという仕組みを

    "細胞の恒常性維持のカギ”ミトコンドリアの質・量管理システムの謎に迫る - Laborify
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    igrep 2019/04/22
    "「星はたしかに細胞の1043倍も大きいが、細胞は星より複雑で込み入った構造をもち、物理と化学の法則の産物としての驚嘆の度合いはこちらのほうが大きい」"
  • 震災の語られ方を考える―東日本大震災と現代日本文学― - Laborify

    はじめまして。名古屋大学文学研究科に所属している加島正浩と申します。 「東日大震災以後の現代日文学」を主な研究テーマにしています。 東日大震災はこれまで日が(あるいは世界が)経験したことのない「未曾有」の震災であったということがたびたびいわれます。では日が経験したことのない震災であるならば、当然それを語る言葉も震災以前には存在しなかったと考える必要があるのではないでしょうか。 群像や文学界、新潮といった有名な文芸雑誌に原稿料をもらって小説や詩や戯曲を寄稿する「プロ」の作家が、震災をどのように捉え、位置づけ、理解しようとしたのか。 震災の影響を直接に被り、生活を変えざるを得なくなってしまった人々が自らの体験をどのように捉え、乗り越え、語り残そうとしてきたのか。 を刊行することで収入を得るいわゆる「プロ」の作家のみならず、自分(たち)でお金を出し合って刊行した同人誌や自費出版の

    震災の語られ方を考える―東日本大震災と現代日本文学― - Laborify
  • 塗って作れる! 将来を担う『ペロブスカイト太陽電池』の材料研究 - Laborify

    はじめまして。大阪大学工学研究科応用化学専攻、博士後期過程2年の西久保綾佑と申します。薄膜型太陽電池の研究をしており、化学と物理の中間地点で研究しています。 太陽電池というと、多くの方は建物の屋根や空き地に設置されたゴツい板を思い浮かべるかもしれませんが、我々は紙のようにペラペラな全く新しい太陽電池を目指しております。 基礎から分かりやすく解説していくので、ぜひ安心してお読みください。 例えば、全世界で必要とされるエネルギーは総計18テラワット(2015年)と算出されていますが、地表に届く太陽光のエネルギーは85000テラワットにのぼるとされています[1]。 つまり、地上に降り注ぐ太陽エネルギーは、全世界のエネルギー需要の4700倍以上もあるということになるのです。凄まじい量ですね。 太陽光発電とは 太陽光のパワーを利用した発電方法が太陽光発電であり、『太陽電池』を用いて太陽からの光エネル

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    igrep 2019/04/06
    こりゃまた夢のある話じゃ
  • 衛生学から探る!音がヒトに与える影響 - Laborify

    名古屋大学大学院 医学系研究科 総合医学専攻 博士4年(医学系・薬学系大学院は4年制), 根岸玲奈です. 2019年現在, 環境労働衛生学という研究室に所属しており, 特殊な音が生体に及ぼす影響について研究しています. 「衛生」という言葉を聞いたとき, 多くの人は「漠然とキレイな状態」「汚れていない, ゴミがない環境」といった状態を思い浮かべるのではないでしょうか. 実は「衛生」という言葉は単に清潔な状態を示すだけの言葉ではないのです. この記事では, 広く衛生・衛生学という学問についてと, 私が研究対象にしている音と生体の関係について触れていきたいと思います. 前半は衛生学や健康に関する概念的な説明になるので, 環境労働衛生学研究室に関する具体的な情報を知りたい人は「衛生学の研究」及び「おわりに-衛生学が求める人材」を読んでいただければと思います. はじめに Hygiene:衛生という概

    衛生学から探る!音がヒトに与える影響 - Laborify
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    igrep 2019/04/02
    “基準によると, 聴覚障害にならない安全な音のレベルの目安は大人で80 dB(例:ゲームセンター, パチンコ店の店内), 子供は75 dB(例:走行中の電車内)をそれぞれ1週間に最大40時間”パチンコ店の店員さんとかつらそう
  • 何でもみえるロボットの“目”の実現を目指して―LTMスパース推定による三次元計測― - Laborify

    はじめまして.東北大学大学院情報科学研究科 橋研究室に所属している,博士後期課程1年の千葉直也と申します. 我々の研究室ではロボットのための視覚(ビジョン) であるロボットビジョンを中心として幅広い研究を進めており,私は特に産業ロボットのためのビジョンに関わる研究を行っています. はじめに 「ロボット」と聞くと,100万馬力の少年ロボットや青いネコ型ロボット,エヌ氏の購入したきまぐれなロボットなどを想像する方が多いのではないでしょうか. これらのロボットはヒューマノイドロボットと呼ばれるロボットに分類され,人間と同じ空間で働くことを想定しています.実在するヒューマノイド ロボットでは,ソフトバンクのPepperやホンダのASIMO,Boston DynamicsのAtlas,早稲田大学のWABOTなどがあります. 私たちの 身近な環境は人間が使いやすいことを目指して設計されているため,こ

    何でもみえるロボットの“目”の実現を目指して―LTMスパース推定による三次元計測― - Laborify
  • 新しい薬としての細胞を作る(細胞×工学) - Laborify

    はじめまして。 名古屋大学大学院創薬科学研究科 細胞分子情報学分野 准教授の加藤竜司と申します。 「再生医療」の研究をしています。 再生医療は、体の中にある「生きた細胞」を使って、これまで治らなかった病気や怪我を治療しよう、という新しい医療です。これまでの薬では治らなかった病気や怪我が、「生きた細胞」を治療に使うと治すことができることがだんだんわかってきているのです。 薬とは「治療のために使うアイテム」です。ですから、治療に使うアイテムという意味から、細胞は「次世代の薬」だと考えられています。 錠剤、粉薬、点滴薬。そういった薬の最も新しいジャンルとして、「生きたヒトの細胞」が広がりつつあるのです。 実際、もう日でも「生きた細胞」は薬として販売されています。まるでSF(サイエンスフィクション)の映画のようですね。 私たちの研究室では、再生医療で使う治療用の「細胞」を、製品として良い品質で作

    新しい薬としての細胞を作る(細胞×工学) - Laborify
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    igrep 2019/03/18
    なかなか夢のある話だった