日本維新の会の猪瀬直樹参院議員が5日、ツイッターを更新し、10年前の都知事時代に提唱したサマータイムの導入を再び訴えた。 猪瀬氏は主要先進国でサマータイムが設定されていない国の一つとして、日本が取り上げられている記事を引用したうえで、「アフターファイブは居酒屋だと信じているのは日本人だけで、ロンドンでは夜9時にテニスやランニングを楽しんでいる。朝方4時に明るくなっても仕方ないでしょ」とツイートした。 さらに「2時間ぐらいズラしてもよいぐらいだ、と提案してからもう10年が経つ。電力の節約・省エネにもなるはずだが」と続けた。 猪瀬氏は都知事時代の2013年に米国の株式市場との連動性や有効な時間活用策として、標準時の2時間前倒しを提案していた。日本では1948年から4年間、サマータイムが導入されたことがある。猪瀬氏のほか、安倍政権でも東京五輪に合わせての導入が検討されたが、棚上げとなっていた。