「クルド人難民」を支援する人たちの動機が何であるのか良く解らないけれど、15年以上続いた長い支援活動の過程で、いったい誰が救われたのだろう? 難民申請を繰り返しながら、長期にわたって日本に滞在し、解体業等でそれなりの収入を得た人たちはいるかもしれないが、様々な事件の報道を聞く限り、あまり幸せな状況にあるとは思えない。 学校教育を受けずに放置され、トルコ語も日本語も満足に話せない子供たちがいるという。なんだか荒んだ家庭の様子が見えてくるようだ。 ところで、「クルド人難民」とは言うものの、実際のところ、彼らの民族性はどうなっているのか? ガズィアンテプ県辺りの出身者であれば、父母の母語もトルコ語である例は少なくないような気もする。 多くの民族が混交したトルコでは、「クルド人」と言っても、それは本人の意識次第ということになるらしい。 クルド語が全く解らなくても自身を「クルド人」と主張する人もいれ