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ブックマーク / wedge.ismedia.jp (20)

  • 炎上するニシキゴイ放流イベント、優雅な姿の裏に潜む“利権”

    文化の象徴、ニシキゴイ。見る人の目を楽しませようと、全国各地で放流が行われている。だがその安易な考えの放流は、生態系破壊や感染症蔓延など、不可逆の事態を招きかねない。 富士川水系の一つ、荒川。山梨県甲府市を南北に貫く一級河川だ。その支流、貢川(くがわ)の堤防から水面を眺めると、色鮮やかなニシキゴイが優雅に泳ぐ姿が目についた。遊歩道に設けられた掲示板には、ニシキゴイを川に放つ小学生の写真。こののどかな場所が、ゴールデンウィーク中に起こったインターネット上の「炎上」の舞台となった。 5月2日、NPO法人「未来の荒川をつくる会」が貢川に300匹のニシキゴイを放流した。地元の小学生53人がこのイベントに参加し、甲府市長や国会議員も立ち会った。山梨日日新聞など地元メディアも微笑ましいイベントとして好意的に報道した。同NPOが開催したニシキゴイの放流は今回で9回目だ。これまで通りであれば、ささやか

    炎上するニシキゴイ放流イベント、優雅な姿の裏に潜む“利権”
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    judgeer 2022/08/07
  • ビーガンと反イルカ漁の深い関係 『ザ・コーヴ』の今

    米アカデミー賞作品『ザ・コーヴ』(入り江の意味)が批判的に描き、世界中から活動家が集まるようになった和歌山県太地町の反イルカ漁キャンペーンの実態が近年、大きく様変わりしている。イルカは「知的で人懐っこく可愛らしい」動物だからこそ、特別に保護すべきだと主張していたタイプの者たちが消え、数や可愛さに関係なく、全ての動物の命を救おうとする「動物の権利」(アニマルライツ)を訴える者たちが現場に集結するようになっている。

    ビーガンと反イルカ漁の深い関係 『ザ・コーヴ』の今
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    judgeer 2022/06/13
  • 近代日本史上、唯一にして最大のクーデター事件に迫る

  • 「敵基地攻撃能力」の議論の前に日米同盟の再定義を

    イージス・アショアの配備計画停止を受け、日政府は夏から秋にかけて、安全保障戦略の見直しに着手する姿勢を明らかにした。同時に安倍総理は、自民党の国防部会等からいわゆる「敵基地攻撃能力」の保有に関する議論が出ていることを受け、「そういうものも受け止めていかなければいけない」と述べた。 日の攻撃能力保有に関する議論は、これまでにも国会やメディアで度々取り上げられてきたが、それらの多くは憲法等の法律論や制度論、あるいは戦闘機やミサイルなど特定の兵器の性能に注目した議論に終始しがちであり、北朝鮮中国の戦略や、米国との同盟関係などを考慮した、総合的な抑止・防衛戦略を踏まえた議論は不足していたように思われる。その結果、日の安全保障環境を改善するために、どのような攻撃能力を持つことが適当なのか(または持つべきではないのか)ついては、一般に十分な整理・理解・議論がなされてきたとは言い難い。 そこで

    「敵基地攻撃能力」の議論の前に日米同盟の再定義を
  • ガザのハマスとは何者なのか?イスラエルに敵対する組織の実態

    イスラエル軍とパレスチナ自治区ガザのイスラム原理主義組織ハマスとの交戦は5月15日も続行、パレスチナ側約130人、イスラエル側8人の死者が出た。ハマスは2300発を超えるロケット弾を発射、イスラエル軍は空爆と地上部隊の砲撃を激化させた。中東最強のイスラエル軍に挑むハマスとはどんな組織なのか、その実態をクローズアップした。 イスラム原理主義国家が目標 ハマスは「イスラム抵抗運動」の意。源流はエジプトのイスラム原理主義組織「ムスリム同胞団」で、1987年12月にアハメド・ヤシンがガザ地区で創設した。その最終目標は「イスラム原理主義国家」の樹立であり、イラク、シリアを席巻したあの「イスラム国」(IS)と目指すところは基的には同じだ。 ハマスはイスラエルの生存権を認めていないし、武装闘争の旗も降ろしていない。このため米国はハマスをテロ組織に指定している。パレスチナの現状を規定することとなった93

    ガザのハマスとは何者なのか?イスラエルに敵対する組織の実態
  • 学術会議の知られざる真実 軍事忌避を金科玉条にするな

    「金科玉条」という言葉がある。人や組織が絶対的な拠り所として守る法や規則、信条などを意味するが、転じて、融通が利かない例えとしても用いられている。まさに、安全保障分野の研究を忌避し、タブー視する日学術会議にとって、「戦争を目的とする科学の研究は、今後絶対に従わない」とした1950年の声明は、金科玉条そのものだろう。 「戦争を目的とする科学の研究は、今後絶対に従わない」とした1950年の声明は、日学術会議の金科玉条そのもの (JIJI PRESS PHOTO) だがその後、この声明に関連して、同会議では何度も喧々諤々の議論が繰り返されていたことはあまり知られていない。加えて、第二次世界大戦の敗戦国として国連加入も認められていなかった55年には、一部の戦勝国が反対する中で日の南極観測に道を拓き、その後、南極への輸送を海上自衛隊に委ねる判断を下したのも同会議だったという。 そうした知られざ

    学術会議の知られざる真実 軍事忌避を金科玉条にするな
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    judgeer 2021/05/13
    実は、随所で軍事民生デュアルユースの重要性に認識示してきた学術会議メンバー
  • 北京五輪ボイコット、具体的にはどう行うか

  • なぜ、日本は韓国よりも貧しくなったのか

    の生産性が先進国の中で低いということは知られるようになった。生産性が低いということは実質所得が低いということであり、貧しいことである。 世界で広く使われている豊かさの指標は一人当たり実質購買力平価GDPである。日は、この豊かさの指標で、韓国よりも貧しくなった。 まず事実を確認し、なぜそうなってしまったのかを考える。日が遅れた理由として、多くの人が主張する、「日はキャッチアップを終えて先進国になったのだから、もはやキャッチアップ型の成長はできない。これからの成長を支えるのは独自性と独創性だ」という言説にあると考える。しょうもない独自性と独創性にこだわるうちに、日は豊かさにおいて、アメリカにキャッチアップするどころか、キャッチダウンし、シンガポール、香港、台湾韓国に次々と抜かれることとなった。 1人当たり実質購買力平価GDPで見た日の豊かさ 図1は、IMFが推計した主要国・地域

    なぜ、日本は韓国よりも貧しくなったのか
  • ゲノム編集食品が変える食の未来 - ウェッジブックス -

    <好評2刷>(2021年4月) ◎ノーベル化学賞で注目!ゲノム編集技術「クリスパー・キャス9」 人口増、温暖化、品ロス… パンデミックが拍車をかけた「×SDGs」の実践! 高GABAトマト、肉厚マダイ、収穫量の多い米、茶色くならないレタス… 新品種の開発が次々と進む日の問題解決に貢献。 2050年、世界100億人の「」を救う最先端技術の全貌との未来。 人口の増加、気候変動などに対応するため、品種改良が重要となり、第2の緑の革命が世界中で待望されている。飛躍をもたらす重要なキーテクノロジーは遺伝子組換えとゲノム編集。ところが、市民・消費者の抵抗感は非常に強く「遺伝子をいじる」と言われることで感覚的な拒絶反応が生まれている。さらに、両者の技術的な説明が難解なために、間違った報道やネット情報が氾濫。国会議員までもがトンデモ理論を流しているという現状だ。その結果、市民・消費者は不安を

    ゲノム編集食品が変える食の未来 - ウェッジブックス -
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    judgeer 2020/12/03
  • シン・フェイン党が躍進、共和党が第1党に アイルランド総選挙

  • ファーウェイの5G利用は「狂気の沙汰」 米が英政府に警告

  • 民進党に「塩を送った」習近平の失敗、台湾総統選でさらに虚構化する中国の台湾政策

    中国台湾政策において、大きな挫折だと言っていい。 1月11日の台湾総統選で、蔡英文総統は817万票を集め、再選を果たした。立法委員選でも、民進党は過半数を上回る61議席を獲得。2018年の統一地方選挙で大敗を喫した民進党は大逆転といえる立ち直りを見せ、中国から軍事、経済、外交で圧力を受け続けたなかでの勝利となった。中国が隠に陽にサポートしていた国民党は、公認候補となった韓國瑜・高雄市長が統一地方選挙で起こした「韓流ブーム」の再現はならず、目指していた4年ぶりの政権復帰の夢は、泡と消えた。 印象的だったのが中国側のコメントであった。1月11日の深夜、国務院台湾事務弁公室は談話を発表した。そのとき、私は台湾テレビ討論番組に出演していた。司会者がすぐに内容を読み上げた。 「我々の台湾に対する大方針は明確で、一貫している。『平和的統一、一国二制度』の基方針を堅持し、一つの中国原則を堅持し、国

    民進党に「塩を送った」習近平の失敗、台湾総統選でさらに虚構化する中国の台湾政策
  • 「台湾を香港のようにしてはいけない」の思い、台湾で伝える

    1月11日に投票が行われる台湾の総統選挙。現状では、現職の民進党・蔡英文総統が、対立候補の国民党・韓国瑜・高雄市長、親民党の宋楚瑜・同党党首に大差をつける形でリードしている。もともと劣勢と思われた蔡英文氏のV字回復は、昨年6月から揺れ続けた香港情勢を抜きには語れない。その香港から、台湾へ、逃亡や移民などの形で生活拠点を移す人々がいま多数現れている。台湾総統選を控えた台湾に暮らす香港人たちに、台湾選挙や香港情勢、自分たちを異郷に追いやった中国に対する思いを語ってもらう。 『中国に拘束された香港の書店主、いま台湾へ』台湾の香港人たち(上) そうしようと思っていたわけではない。気がついたら、膝を床に落とし、泣いていた。数百人はいる会場は、シンと静まりかえった。 「台湾を香港のようにしないで。お願いします。お願いします」 2019年4月7日、台湾の高雄。中国台湾に求める統一の手段である「一国二制

    「台湾を香港のようにしてはいけない」の思い、台湾で伝える
  • 中国に拘束された香港の書店主、いま台湾へ

    2015年に香港で起きた「銅鑼灣書店」関係者失踪事件から4年が過ぎた。拘束先の中国から香港へ戻り、中国の指示に背いて告発の記者会見を開いた元店長の林栄基は、台北に居を定め、書店の再建を目指し準備に奔走していた。 表情が明るいですねと私が言うと、当たり前だ、という感じで、にっこりと笑った。 「香港に戻った後も、ずっと気分が苦しかった。台湾に来てから、尾行にも気を付けなくてよくなった。書店がやっと再開できそうだ。ずっと物件を探していて、やっといいところを見つけたんだ。まずそこに行こう」 連れていかれた新しい書店の予定場所は、台北市の繁華街にあたる南京西路沿いの雑居ビルの10階にある。エレベーターから出て、一番奥の左側にある100平方メートルぐらいの部屋だ。カギを開けて入ると、部屋には何もなく、床に何もの線と文字が書き込んであった。棚の配置との種類を、徹底的に考えているのだという。 林栄基

    中国に拘束された香港の書店主、いま台湾へ
  • ギリギリの賭けだった攻撃作戦、イラン、ソレイマニ司令官の抹殺の内幕

    イラク当局者が一緒なら中止、いなければ決行―。米ニューヨーク・タイムズなどが伝えるところによると、米軍のイラン革命防衛隊「コッズ」のカセム・ソレイマニ司令官の攻撃作戦は土壇場まで確認作業が必要な危険な賭けだった。戦争の引き金となるかもしれない作戦の綱渡りぶりが明らかになった。 ゴルフ・リゾートから最終承認 同紙やワシントン・ポストによると、米政権内でソレイマニ司令官の抹殺が真剣に検討され始めたのは、昨年12月27日、イラク北部キルクーク近くの軍事基地がロケット弾攻撃を受けた後からだ。この攻撃で、米軍事企業の米国人1人が死亡、米兵4人が負傷した。米国はイラクの民兵組織「カタエブ・ヒズボラ」が実行したとして報復爆撃、戦闘員ら25人を殺害した。 このロケット弾攻撃の背後にはソレイマニ司令官が介在していると確信した政権は司令官の居場所を特定するため監視・追跡を開始。監視・追跡には、秘密の情報員網や

    ギリギリの賭けだった攻撃作戦、イラン、ソレイマニ司令官の抹殺の内幕
  • 左傾化が進むアメリカと11月大統領選

  • 「香港人権法案」という宣戦布告、米中は「臨戦状態」へ突入

    香港問題のキーとなる「香港人権・民主主義法案」(参照:『香港問題は延焼中、米「香港人権法案」で中国は苦境に陥る』)。11月19日、米上院は全会一致で可決し、そして翌日の20日、米下院は賛成471票・反対1票の圧倒的賛成多数で可決した。法案はすでにトランプ大統領に送付された(11月25日現在)。そこで、トランプ氏は署名するだろうか。 「香港人権法案」の成立をめぐる3つのシナリオ 11月23日付のワシントンポスト記事「Trump says he might veto legislation that aims to protect human rights in Hong Kong because bill could affect China trade talks」、さらに同日付の朝日新聞記事「トランプ大統領、香港人権法案に拒否権発動を示唆」。一部のメディアは、大統領が拒否権の発動を示唆し

    「香港人権法案」という宣戦布告、米中は「臨戦状態」へ突入
  • 「反日活動」を米国で展開、韓国の「イメージ戦略」“3つのルール”

    韓国系米国人団体によって全米で設置され続ける慰安婦像・碑をはじめ、韓国・釜山の日総領事館前への設置をめぐり問題となっている徴用工像。また、昨年末の自衛隊哨戒機へのレーダー照射問題をめぐり年明けに韓国国防省が公開した「反論動画」。そして、米国で上映される慰安婦問題関連の映画……。 韓国政府や市民団体の主張が、国際社会においてここまで大きな影響力を持つ理由は、その「イメージ戦略」を実現する方法にあると考えられる。韓国のイメージ戦略には、ルールがあるのだ。稿では、韓国のイメージ戦略の3つのルールについて見て行こう。 *前回の記事:『繰り返される韓国の「反日宣伝」に日はどう対応すべき?』 ルールその1:「正義」を追求し、「イメージ」を掲げる 韓国の反日的ともいえる対外発信戦略には、韓国が主張する「正義」を掲げると同時に、アイコンをはじめ、映像や音楽を用いて「イメージ」を作り出し、世論に訴えか

    「反日活動」を米国で展開、韓国の「イメージ戦略」“3つのルール”
  • 韓国で「反日プロパガンダ」を生む本当の正体とは?

    「私は、1999年にはじめて日に来ました。驚かされたのは、それまで韓国で教わってきた日に対する知識が、ことがことごく違ったのです。当所は、それに反論するために自分自身で調べると、どうも私のほうが間違っているらしい……。国に裏切られたという気持ちが強かったです。韓国人が最初から反日的ではなく、教育とメディアにミスリードされ反日的になるという事情を日人にも知って欲しい、そういう気持ちも執筆の動機の一つです」 このほど『韓国「反日フェイク」の病理学』(小学館新書)を上梓した崔碩栄氏は、こう話す。書には、刺激的なタイトルが付けられているが、いわゆる「嫌韓」ではない。むしろ、ファクトが積み上げられている。 【事例1】 映画『軍艦島』 2017年に公開された映画『軍艦島』。この映画の公開に前後して韓国では3つ写真が、韓国内ほぼ全てのマスコミで紹介された。 「上半身裸の労働者が狭い坑内石炭を掘

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    judgeer 2019/05/24
  • 韓国「反日」の現実 目の当たりにした反日教育の徹底ぶり

    地方を巡り普段着の韓国を探る ・期間:2014年8月30日~10月2日 ・旅行費用:12万円 反日歴史観の集中講座“深夜便” 9月13日 盈徳(ヨンドク)市付近の小さな漁村“オボリ”の東屋で寝袋を敷いて9時前に就寝。暖かかったこともあり降雨の心配もなかったのでテントを設営せず東屋の床に直接寝袋を広げた。 熟睡していると突然男の大きな声で起こされた。すわ強盗かと飛び起きた。時計を見ると10時過ぎである。日語で「こんなところでなんで寝ているんだ」と中年の男が言っている。どうも強盗ではないようなので安堵。夕刻近隣の老人たちから許可を得ている旨を説明。その老人の一人がこの男の母親であったらしい。外国人が東屋に泊まっているが日人かアメリカ人らしいと男に言ったそうである。 寝ぼけ眼で起き上がると男は矢継ぎ早に質問してくる。日から自転車韓国一周のテント旅をしているという趣旨を告げると「日人が一

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