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ブックマーク / www.chem-station.com (2)

  • ピレスロイド系殺虫剤のはなし | Chem-Station (ケムステ)

    Tshozoです。筆者が毎週末カミさんの命令で天井ハタキと全面床磨きと便所掃除で嬉々として床を這いずっているためか、自宅でほとんどゴキブリを目にすることがありません。ところが先日下のフマキラー社製品を「モノは試し」と使ったところ…出ました。そこまでゾロゾロ出たわけではないのですけど。 筆者が気を遣ってかなり清潔にしていたつもりの家でも連中を炙り出すこのパワー。一体何が入っているのか気になったので関係商品とともに調べてみました(上記フマキラー品の開発経緯は雑誌”DIME”のこちらの記事で採り上げられており、おすすめです)。 入っている成分の整理 まず記事を書くにあたり、関西学院大学 理工学部 田辺研究室所属、元住友化学の松尾憲忠博士によるピレスロイド系殺虫剤レビュー(文献1)を参考にいたしました。同氏は住友化学在籍時代に数々の重要な成果を出されており、初学者でもスッと読めて歴史と概要とを把握

  • 捏造は研究室の中だけの問題か? | Chem-Station (ケムステ)

    今回はScientific Misconduct、いわゆる「データ捏造」について思うところありまして記載させていただきます。 Tshozoです。ドイツとか超好きです。 「窒素固定をめぐって-2」の前に気になる事件が起きましたので小トピックとして紹介致します。 その事件というのは、燃料電池用触媒をめぐるデータ捏造の事件です(記事のリンクはこちら、大学からの調査結果はこちら)。全国紙にも載りましたが、まずは整理を。 燃料電池は水素(還元剤)と酸素(酸化剤)から水(など)が出来るときのエネルギーを電位差として取り出すための機構です(下図)。この反応を効率よく進めるには両極(Anode, Cathode)に触媒が必要で、通常は高価な貴金属が使用されています。 燃料電池(PEMFC)の構造。水素極(Anode)と酸素極(Cathode)に分かれ、 熱ではなく電気として化学エネルギーを取り出す(図はこ

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