「Windows 10X」中止が与える影響と「Surface Neo」の今後:Windowsフロントライン(1/3 ページ) MicrosoftやWindowsの最新事情に詳しいブラッド・サムス氏がPetriで5月7日(米国時間)に報じたところによれば、Microsoftは2021年中のリリースを計画していた「Windows 10X」の提供を中止し、少なくとも直近でのリリースは未定になっているという。 Windows 10Xで先行してお披露目されるとみられていた「Sun Valley」などの要素技術は、Windows 10の次期大型アップデート(機能アップデート)へと引き継がれることになるが、いわゆる「Santorini」や「Windows Lite」の名称で呼ばれていた“軽量版”Windowsの開発計画は事実上凍結され、Windows 10の開発本ラインへと引き戻された形になったと考える
この記事について この記事は、毎週月曜日に配信されているメールマガジン『小寺・西田の「マンデーランチビュッフェ」』から、一部を転載したものです。今回の記事は2021年1月18日に配信されたものです。メールマガジン購読(月額660円・税込)の申し込みはこちらから。 2020年はPCの人気が再燃した年だったのではないだろうか。昨年はWindows 7のサポート切れによる駆け込み需要が一段落して、落ち込みが懸念されていたのだが、蓋を開ければどのメーカーもかなりの増収となっている。 MacもM1の登場で脚光を浴び、そしてWindowsは? という話である。 M1が変えた世界観 小寺 僕はけっこうビデオ編集をよくやるんですけど、ネット会議の影響もあって、PCの復権って2020年にけっこうあったと思ってるんですよ。 西田 あ、それはそうですね。2020年はPCの復権は間違いなくあったと思います。 小寺
流出した“シングルスクリーン版Windows 10X”から見えるもの:Windowsフロントライン(1/2 ページ) 以前の本連載で、2021年においてWindowsの世界で起こるトピックをいくつか紹介したが、中でも比較的多くのユーザーにとって影響が大きいと思われるのが「Sun Valley」ならびにWindows 10Xの話題だ。今回はこのうち、1月中旬にリーク画像が大量に出回った「Windows 10X」をピックアップしよう。 流出したWindows 10Xはどのようなものなのか 本連載で何度か触れているが、Windows 10Xは2段階でのリリースが予定されている。最初は「シングルスクリーン用Windows 10X」で、こちらは「Chrome OS対抗」を目指した製品となる。次が“本来は”Windows 10Xとして当初リリースが予定されていたもので、2画面折りたたみ式デバイス「Su
「Microsoft Azure」の収益は伸びているが、同社の中心は「Windows」と「Office」であるという。この2つは依然としてMicrosoftが提供する全ての基盤となる。3年単位でバージョンアップしていたWindowsは、クライアント用もサーバ用もローリングリリースに変わった。Officeは「Microsoft 365」サブスクリプションサービスになった。だがWindowsとOfficeであることに変わりはない。 Microsoftが2020年に開催した「Build」「Inspire」「Ignite」を振り返り、特に全世界で10億人を超えるユーザーを擁するWindowsとデスクトップOSの方向性を見てみる価値はあるだろう。 Windowsの今後の形 Microsoftは、2021年にWindowsのメジャーアップデートを2つ提供する予定だ。一つは新規ハードウェア向けの軽量版O
レポート リークしたWindows 10Xから見る将来のデバイスドライバ - 阿久津良和のWindows Weekly Report Windows 10Xがリークした。米国時間2020年1月14日前後、Windows 10XをインストールしたVHD(仮想ハードディスク)イメージがネット上に流出。Windows 10Xはデュアルディスプレイを備えるデバイス向けOSとして、2019年10月に開発が公表された。その後はMicrosoftの方針転換に伴い、2020年5月にはシングルディスプレイもサポートすると表明。Surface Neoを筆頭とするデュアルディスプレイPCの開発が難航したのではないか――と見られている。 Windows 10Xのセットアップ。PINの最小構成が6文字以上に変更され、Microsoftアカウントが必要となった Windows 10Xの特長は、シンプルなUIにあると述
以前の連載で、2020年内に「Surface Neo」は登場しないという話題を紹介したが、2画面デバイスのSurface Neoとともに出荷されるWindows 10Xも、同様に2020年のタイミングでは登場しないことも同記事では触れている。 これについて、WindowsならびにSurfaceデバイスの開発責任担当者であるパノス・パネイ氏が公式Blogの中で、「Surface Neoの登場にはもう少し時間がかかり、Windows 10Xについても最初に搭載するデバイスは2画面ではなく“1画面”のものが先行することになる」と認めている。 だが最新の報道によれば、Windows 10Xのリリースはこの時点での予定よりもさらに遅れる見込みで、Surface Neoなど2画面デバイス対応については、2022年と再来年まで持ち越しになる見込みだという。Windows 10Xについては、さらに「Win
米Microsoftのパノス・パネイCPO(最高製品責任者)は5月4日(現地時間)、昨年10月に発表した「Windows 10X」搭載の最初の端末は1画面端末になると予告した。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で変化しているニーズに応えるためという。 Windows 10Xは10月の発表では、オリジナルハードウェア「Surface Neo」のような2画面端末向けに開発していると説明されていた。その後、2画面だけでなく1画面のクラムシェル型ノートPCも対象であるといううわさはあった。 パネイ氏は、「世界は、昨年10月に2画面のWindows端末という新カテゴリーを発表した時とは全く違うものになってしまった。顧客のニーズを第一にするならば、顧客が今必要なものを提供することに集中しなければならない。顧客はかつてなくクラウドに依存しており、われわれはクラウド利用を快適にする方向にシ
Windowsでの大きな不満だった長いアップデート時間 Windows 10Xでは解決される!? 年内登場が予定されている2画面タブレット向けの「Windows 10X」では、なぜかシステムアップデートが90秒以内で完了するらしい。にわかには信じられない話だが、スマートフォンなどのアップデートもOSが利用できない時間は数分程度。よく考えると、特段スゴいことではない。逆に言えば、なぜWindowsのアップデートにはあんなに時間がかかるのか? のほうが謎といえる。 そういえば、最近国内でも、Chromebookの宣伝(かつて米国で放送したCMをベースにしたもの)をテレビでやっていて、自動アップデートできると主張しているようだ。それに火をつけられたのか、Windows 10Xの解説ビデオでは、90秒以下でアップデートできるとアピールしていた。 ●Microsoft 365 Developer D
Get the Windows 10X development tools 06/02/2020 2 minutes to read Important We recently announced some changes in the prioritization for Windows 10 and Windows 10X. These announcements include changes to the Windows 10X form factor priorities. Read more here. Important This article describes functionality and guidance that is in public preview and may be substantially modified before it's general
米Microsoftは2月11日(現地時間)、年内に発売する予定の「Surface Neo」を含む2画面端末のための専用OS「Windows 10X」のエミュレーターとSDKを公開したと発表した。開発者向けWebサイトからダウンロードできる。 アプリ開発者はこれらのツールを使うことで、Neoの発売までにアプリを対応させることができる。 エミュレーター「Windows 10X Emulator Image 10.0.19563.0(Preview)」はMicrosoft Storeからもダウンロード可能。Windows 10のバージョン195.00以上、DirectX 11.0以上などのシステム要件がある(ダウンロードページに詳細がある)。
Windows 10Xのリリース時期は? 最新事情と「Windows 10 2004」の謎を探る:Windowsフロントライン(1/2 ページ) 2019年10月に米ニューヨークで開催された製品発表イベントで初めて公開された2画面デバイス「Surface Neo」と「Surface Duo」だが、Microsoftから開発者向けに公式アップデートが発表されている。 この2つのデバイスはそれぞれ「Windows 10X」と「Android」という異なるOSをベースとしているが、この手のデバイスをターゲットにアプリやサービスを提供したいと考える開発者がいた場合、両プラットフォームをターゲットにした開発をしなければならない。今回のアップデートではこういった開発者の疑問に答えつつ、皆が気になるWindows 10Xの早期アクセスプログラムについて紹介されている。
印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます Microsoftの「Android」搭載「Surface Duo」と「Windows 10X」搭載「Surface Neo」の発売はまだ1年以上先だが、同社はこれらの2画面搭載ハードウェア向けにAndroidアプリとWindowsアプリを開発するという重要なタスクに関して、開発者の支持を得る取り組みにすでに着手している。 さらに、同社は「アーリーアダプター」になりたい開発者に対して、dualscreendev@microsoft.comに電子メールを送るよう呼びかけている。 Microsoftは、開発者向けデバイスを提供するかどうかは明言していない。現時点では、メールを送った開発者に情報を提供することと、2020年初頭に詳細を発表する
Last month we shared our vision for dual-screen devices, designed to help people get more done on smaller and more mobile form factors. Today, we are going to share how developers can unlock this new era of mobile creativity. There are two stages to optimize for dual-screen devices: 1. Your websites and apps work 1) Your websites and apps work Your code is important, and you will not have to start
「Windows 10X」の正体は? Chrome OSの対抗? ほぼ無償? 2020年1月?:連載:Windowsフロントライン(1/3 ページ) Microsoftが発表したWindows 10ファミリーの「Windows 10 X」。その正体は何かを、リーク情報や開発コード名の変遷を踏まえて考察してみた。 「折りたたみ型(Foldable)」の2画面デバイスとして発表された「Surface Neo」だが、同デバイスとともにデビューしたのが「Windows 10X」だ。Windows 10ファミリーの1つとしてSurface Neoのような2画面デバイスでの活用を目指すと紹介されたWindows 10Xだが、実際に搭載製品が市場へ投入されるのは、2020年のホリデーシーズンと1年ほど先であり、いまだMicrosoftからは詳細な公式情報が語られていない。 だが10月25日(米国時間)に
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