大月書店の角田三佳さんより、その編集担当された都留民子編著『「大量失業社会」の労働と家族生活 筑豊・大牟田150人のオーラルヒストリー』をお送りいただきました。ありがとうございます。これは結構読む値打ちのある本です。 http://www.otsukishoten.co.jp/book/b101902.html 構造改革、そして3.11以後、不安定雇用と失業が増大する日本。とりわけ地方では、就労と生活の厳しさがより激化している。その実像を大量失業地域150人の切実な語りから描き出し、貧困を根絶する社会保障制度の構築を訴える。 筑豊、大牟田、といえば、かつての産炭地であり、その後は各種失業対策事業の中心だった地域ですが、そこに働き、失業し、生活する老若男女たちのオーラルヒストリーは迫力があります。 やや似た企画としては、連合総研が行ったワーキングプアのケースレポートがありますが、 http: