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心理とマンガに関するkinghuradanceのブックマーク (1)

  • 小山田容子『ちっちゃな頃からおばちゃんで』 - 紙屋研究所

    28歳とは思えない。 いや、タイトルから想像される「おばちゃん」=オバタリアン(いわゆる「女らしさ」を放棄している、度し難い図々しさをもっているなど)という意味ではない。地元の銀行に勤める28歳の独身女性主人公・里谷淳子の家族観と人生観があまりにオトナなのだ。その意味で里谷はおばちゃんである。そしてそれは、なんら不快なことではなく、40をこえた子持ちのぼくが、家族というものを考えるさいに、共感や教えられるものをあまりに数多く持っている。この作品は読んでいて濃厚で楽しい。 里谷の親は、地元の商店街で落ちぶれつつある定屋をやっており、里谷は親元(実家)に住み、そこから出勤している。 といって、いわゆる「寄生」しているのではなく、逆に家計を支え、休みの日は定屋の仕事を手伝い、家事をこなし、客のこなくなった実家の店の運転資金さえ出そうかとしているほどである。 母の考えはこうだ 結婚までは実家で

    小山田容子『ちっちゃな頃からおばちゃんで』 - 紙屋研究所
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