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ブックマーク / kamiyakenkyujo.hatenablog.com (3)

  • 女性マンガ誌の編集者に関するつれあいの予言 - 紙屋研究所

    娘といっしょに家に帰ると、つれあいがコタツにすわって、パソコンのモニターを眺めながら涙を流している。 びっくりした。 あの、つれあいが、ですよ。眉一つ動かさずにイノシシを屠るかもしれない、と噂されたうちのつれあいがですよ。滂沱と涙を流しているっていうんじゃあ、ただごとじゃない、ってことにここで気づくわけです。 「どうしたの」、なーんて、気のきかないにも程がある質問を、震えながら口にすると、「ちょっと」。「『ちょっと』、って何」と追いかけないわけにはいかないじゃないですか。ここは。泣いている女を前にして。そこは。スルーする、ってわけには。 「ちょっと、はつげんこまち、読んでた」 仰天した。その瞬間何が起こったのか、全然わからなかった。 は・TSU・ゲ・ん・コ・MA……? それが「発言小町」だと、ぼくの脳内で字影を結ぶまで、どれだけ長い時間が流れたことか。 そう。あの、読売新聞の、人生相談的な

    女性マンガ誌の編集者に関するつれあいの予言 - 紙屋研究所
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/10/26
    "うちのつれあいは、女性マンガ誌の編集者は100パー、「発言小町」を読んでネタ探しをしているにちがいないと毎日言ってます" ネタを「発言小町」に書き込んで反応を見ているケースも多いと予測されるが。
  • 小山田容子『ちっちゃな頃からおばちゃんで』 - 紙屋研究所

    28歳とは思えない。 いや、タイトルから想像される「おばちゃん」=オバタリアン(いわゆる「女らしさ」を放棄している、度し難い図々しさをもっているなど)という意味ではない。地元の銀行に勤める28歳の独身女性主人公・里谷淳子の家族観と人生観があまりにオトナなのだ。その意味で里谷はおばちゃんである。そしてそれは、なんら不快なことではなく、40をこえた子持ちのぼくが、家族というものを考えるさいに、共感や教えられるものをあまりに数多く持っている。この作品は読んでいて濃厚で楽しい。 里谷の親は、地元の商店街で落ちぶれつつある定屋をやっており、里谷は親元(実家)に住み、そこから出勤している。 といって、いわゆる「寄生」しているのではなく、逆に家計を支え、休みの日は定屋の仕事を手伝い、家事をこなし、客のこなくなった実家の店の運転資金さえ出そうかとしているほどである。 母の考えはこうだ 結婚までは実家で

    小山田容子『ちっちゃな頃からおばちゃんで』 - 紙屋研究所
  • 西垣千春『老後の生活破綻 身近に潜むリスクと解決策』 - 紙屋研究所

    町内会長をしているので、自治会ニュースに自分の携帯の電話番号を載せる。そうすると、いろんな人から電話もかかってくる。 昨日かかってきたのは、「家にドロボウが入ったから来てほしい」という初老の女性からだった。行ってみるとどうも様子がおかしい。すでに警官も来ていたが、「盗聴されている」「警官はこないで」などと言っていた。そのうちぼくも信用できない、と言いだして家には入れてもらえなかった。この人は独居世帯だから、これから先が心配になってくる。 老後の生活破綻 身近に潜むリスクと解決策 (中公新書) 作者:西垣千春中央公論新社Amazon 認知症のようなものになればお金のあるなしにかかわらず、生活破綻は一気に襲ってくるのだろう。認知症だけでなく、手足が衰えてもその危機はやってくるに違いない。 書『老後の生活破綻 身近に潜むリスクと解決策』は、高齢者がどのように生活破綻に陥るのかを14の事例をもと

    西垣千春『老後の生活破綻 身近に潜むリスクと解決策』 - 紙屋研究所
    kinghuradance
    kinghuradance 2011/10/24
    老人が認知症にかかる事で発生する生活破綻。意外にも親に経済依存しているニートの息子や娘などと同居している世帯は民生委員の訪問などがなく、逆に問題が見つかりにくい。
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