タグ

研究と調査に関するkinghuradanceのブックマーク (5)

  • 専攻別にみた大学教員の構成変化

    「就職決まった?」 「うん,決まった」 「なにそれ,正規?」 「うん,正規」 「おー!」 学生さんの間で,こういう会話が交わされるのをよく耳にします。いつからか,われわれは,正規就業か非正規就業かという区分に,とてもセンシティヴになっています。 それもそのはず。現在では,働く人間の4人に1人が,ハケンやバイトといった非正規就業です。新卒年齢の20代前半では,この比率は約4割にもなります(2010年の『国勢調査』より計算)。また,正規と非正規の間には,給与等の就労条件に歴然たる格差が横たわっていることもよく知られています。 「正規ですか,非正規ですか?」。この問いの根底には,前近代社会において,相手の身分を尋ねる時にも似た思惑があることが少なくありません。そして,返ってくる答え次第で,相手に対する態度をガラッと変えてしまう・・・。悲しいことです。 さて,大学教員などは,非正規の比重が高いとと

    専攻別にみた大学教員の構成変化
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/09/30
    "現在では,大学教員の約半分が非正規であり,4人に1人が職なし非常勤教員です。20年前とは,構成が様変わりしています。本務教員の減少,職なし非常勤教員の増加です。後者の比率は,9.0%から25.7%まで増えました"
  • 専攻別にみた博士課程修了生の惨状

    前回は,2012年3月の大学院博士課程修了生について,無業者率と死亡・進路不明率を計算しました。文科省の『学校基調査』では,博士課程修了後の進路として,以下のカテゴリーが設けられています。 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/NewList.do?tid=000001011528 ①:進学 ②:正規就職 ③:非正規就職 ④:臨床研修医 ⑤:専修学校・外国の学校等入学 ⑥:一時的な仕事 ⑦:左記以外の者 ⑧:死亡・進路不明 無業者率とは,⑥~⑧の者が全体に占める比率です。要するに,定職に就けなかった者の比率です。死亡・進路不明率とは,⑧の比率のことをいいます。前回の記事で出した数字によると,人文科学系博士課程修了生の65.3%が無業者,19.0%が死亡・進路不明者という惨状です。 ところで,人文科学系は,文学,史学,そして哲学という専攻を内包しています。これ

    専攻別にみた博士課程修了生の惨状
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/09/04
    "人文科学系の文学と史学,社会科学系の法学・政治学専攻の惨状が際立っています。文学専攻の無業者率は65.5%,死亡・行方不明率は25.8%です"
  • 32年の追跡調査でわかった「幸福な人生の秘訣」

  • 大学教員社会のジニ係数

    昨年の7月4日の記事では,大学教員の職名別(教授,准教授,講師,助教,非常勤講師)の月収データを使って,大学教員社会のジニ係数を試算してみました。データ・ソースは,2007年の文科省『学校教員統計調査』です。 ところで,資料の統計表をよくみると,何と何と,大学教員の月収分布(5万円刻み)が掲載されいるではありませんか。これを使えば,大学教員社会のジニ係数を,より精緻な形で算出することができます。文科省の『学校教員統計』は,当に「宝の山」です。 2010年の同資料によると,同年10月1日時点の大学の務教員数は172,728人です。下記サイトの表188から,この17万2千人の教員の月収額分布(5万円刻み)を知ることができます。 http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001038417&cycode=0 しかるに大学教育は,大学に

    大学教員社会のジニ係数
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/08/17
    大学教員の収入格差は1989年と比較すると非常に拡大している。それこそ大学のキャンパス内で無差別殺傷事件が発生するのではないかというほどに。
  • あまりにも異常な日本の論文数のカーブ - ある医療系大学長のつぼやき

    鈴鹿医療科学大学学長、元国立大学財務・経営センター理事長、元三重大学学長の「つぶやき」と「ぼやき」のblog 今年度から、私は内閣府総合科学技術会議の「基礎研究および人育成部会」という会議の委員として出席をしているのですが、その会議で配られた資料には、日の学術論文数が減少していること、そして、若手教員(研究者)の比率が減っていることを含め、たくさんの日の研究機能についての分析データが示されていました。 日の若手研究者の減少については、以前のブログでもご紹介したように、最も有名な科学誌の一つであるNature誌の3月20日号にも記事が掲載されていましたね。http://www.nature.com/news/numbers-of-young-scientists-declining-in-japan-1.10254 そして、資料の中で私が目を留めたのは、エルゼビア(Elsevier)社

    あまりにも異常な日本の論文数のカーブ - ある医療系大学長のつぼやき
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/06/28
    他国と比較すると、日本の学術論文数のみが右肩下がりに減少。2004年の国立大学法人化の数年後から論文が顕著に減少しており、まさに国立大学法人化の時期と一致して起こった何かが原因であることを思わせる。
  • 1