服用者が自殺していた!有名禁煙薬で意識障害 (週刊朝日 2012年09月28日号配信掲載) 2012年9月19日(水)配信 7ページ中 1ページ目 前のページ | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 次のページ チャンピックスの錠剤 [拡大] 「魔法の薬」と呼ばれる禁煙薬、チャンピックス。朝夕と1日2回服用していた30代の男性が、「今、人を殺したい」と電話で両親に告げ、自殺した。その副作用から、米国ではパイロットなどの服用が禁止。服用者が拡大する中、日本はこのままでいいのか──。 たばこを吸わない人にはなじみが薄いだろうが、ファイザーが販売するチャンピックスは、いまや全世界での年間売り上げが約7億2千万ドル(約560億円、2011年)に及ぶ人気の禁煙補助薬だ。06年に米国で販売が始まり、翌07年末までに世界60カ国で承認を受けている。 日本では、保険が適用される医師に