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ブックマーク / agora-web.jp (27)

  • 飯田哲也氏の敗北に思う−「典型的」市民運動の限界 : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 飯田哲也氏の敗北に思う−「典型的」市民運動の限界 / 記事一覧 期待が失望に変わった 7月29日の山口県知事選挙で環境活動家の飯田哲也候補が落選した。 飯田氏が福島原発事故以降に、反原発、電力会社攻撃の中心的人物になっていたため、エネルギー問題と絡めてこの選挙は語られた。 結果の受け止め方はさまざまであろう。私はそれぞれの意見を尊重するが、私見を述べれば、「典型的」市民運動の限界を感じた。 親しい訳ではないが私は3−4回インタビューをした。そして考えは違うが、飯田氏を尊敬、評価した。 3・11までは。 エネルギー民主主義の可能性 エネルギー問題の意思決定に私は疑問を持ってきた。そこには推進する政府・電力会社、反対派、そして大多数の無関心の国民という構造があった。政府、電力会社は「金をばらまく」という単純な解決で反対意見を封じ込め、合意を丁寧に作り上げることはな

    kinghuradance
    kinghuradance 2012/07/31
    "飯田氏はデマとしか言えない情報を流し、その影響力によって社会を混乱させた。その姿はかつて私の尊敬した思想家ではなく、ただの「トリックスター」、つまり物事を混乱させる人物にすぎなかった。"
  • 『動員の革命』が示唆するものについて

    『動員の革命』において、津田大介氏はまずソーシャルメディアがもたらした情報環境の変化を、「リアル(現実の空間・場所)を『拡張』したことで、かつてない勢いで人を『動員』できるようになった」ことと定義する。 そして、この「動員」によって起こった社会変革と、今後もたらされるであろう「動員」について、「ソーシャルメディア×革命」「ソーシャルメディア×情報発信」「ソーシャルメディア×震災」「ソーシャルメディア×未来」という章立てで具体的に提示している。 書評としてはより緻密に書かれたものが多数あるのでそちらに譲り、ここからは主に第4章のテーマである「ソーシャルメディア×未来」に絡めて持論を述べたいと思う。 ここ数年で「ちっぽけな自分が何をやったところで社会は変わらない」というあきらめの心境が「自ら動くことで多くの人の共感が得られ、社会が少しずつ変わっていくかもしれない」という希望に置き換わった人は少

    『動員の革命』が示唆するものについて
  • 勝間和代氏はふたたび「有名人」になれるのか―通過儀礼としてのバッシング --- 島田 裕巳

    勝間和代氏の新刊『「有名人になる」ということ』(ディスカバー携書)は、私のように文筆をなりわいとしている人間からすると、かなり興味深いである。 勝間氏は、一時、ベストセラーを連発し、時代の寵児としてもてはやされた。たんにが売れただけではない。彼女の生き方は、現代女性にとって一つのモデルとなり、その生き方を真似ようとする女性たちは「カツマー」と呼ばれた。 ただし、最近では、彼女のがベストセラーの上位にい込むこともなくなり、カツマーということばがメディアをにぎわすこともなくなった。今回のでは、その顛末が語られている。なぜ彼女のが売れ、また、売れなくなったかが分析されている。たしかに、こうしたは珍しい。 まず注目されるのは、勝間氏が、「有名人になる」ということをプロジェクトして位置づけている点である。彼女は、JPモルガン証券を退職した後、「SRI(社会的責任投資)ファンド」を立ち上

    勝間和代氏はふたたび「有名人」になれるのか―通過儀礼としてのバッシング --- 島田 裕巳
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/05/10
    これは実際に『「有名人になる」ということ』を読んでみないと分からない部分もあるが、彼女はこれから長い間「かつてブームになって消費された有名人」の箱に入れられる。そこから復活した有吉弘行氏の例もあるが。
  • アップルが新入社員に渡すメッセージがブラック企業みたいな件

    ジョブズが亡くなって約半年だが、時代はアップルである。みんながアップルに注目している。街に出てみてもiPhoneユーザーやMacBook Airユーザーをよく見かける(もっとも、カフェで見かける自称ノマドワーカーたちにもMacBook Airユーザーが多く、彼らはマナーが悪くて吐き気を催すことも多いのだけれど)。 そんな中、たまたまFacebookで 「Appleが新入社員に初日に渡すメッセージ」 http://www.seojapan.com/blog/apple-note なるエントリーを発見した。まずはリンク先を見て頂きたい。みんなが「さすがアップル」と絶賛し、「いいね」を押していた。賛同した彼らの気持ちはよく分かるのだが、私は首をかしげてしまった。アップルの名前がなければ、最近話題の「明るいブラック企業」にそっくりだったからだ。若者たちよ、「やりがい搾取」「明るい過労」に負けてはい

    アップルが新入社員に渡すメッセージがブラック企業みたいな件
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/05/10
    「まつひろのガレージライフ」のエントリー「グローバル企業のトップはみんな猛禽類」にあるように、このメッセージに共感できるような人のみがAppleで生き残れるいう気が。余暇を楽しみたい人にはブラック企業かも。
  • 電子書籍で「文芸復興」を

    「電子出版」の可能性が論じられるようになってから随分多くの年月が経った。最近は何処ででも手軽に読めるタブレット端末の類も数多く出てきたので、普及の機がようやく熟してきたとも言える。しかし、アメリカではアマゾンのプレゼンスが着実に拡大しているのに対し、日では、コミック以外には、実際の「電子出版」は未だに微々たるものだ。 いつの時代でも、どんな分野ででも言える事だが、パラダイムシフトをもたらすような新しい技術やビジネスモデルが出てくると、殆どの既存事業者は先行きに不安を持ち、先ずは能的に「抵抗勢力」と化すのが常だ。勿論、この様な抵抗が殆ど意味を成さない事は歴史が証明しているが、物事は或る程度は惰性で動くので、新しいビジネスモデルが定着するのに要する時間は、その為にその分だけ長くなる。 「電子出版」の普及を恐れなければならない人達は勿論大勢いる。書店、卸売(取次)業者、物流会社、倉庫業者、印

    電子書籍で「文芸復興」を
  • マスマーケティングの崩壊と、新しいマーケティング―@toriaezutorisan

    マーケティングとはなんぞや。私が思うに「市場を一定量(商売になる程度)にセグメントして、対象顧客のニーズを満たしてあげること」だと思います。この言葉自体が広義なのですが、ここ最近マーケティング手法が激変しているのではという気がしています。背景には顧客の趣向が細分化されたため、市場をセグメントしづらいことがあるように思うのですが、なぜそうなったのか、そして事業として成立し得る市場はどこなのかということを考えてみたいと思います。 人間の3大欲求といえば欲・睡眠欲・性欲です。先進国においては、これらは満たされているので上位の欲求が生まれてきます。よく「マズローの欲求段階説」で解説されていますが、単純化して“認められたい”“何か欲しい”“楽しみたい”という生理的なもの以外の欲求という定義にします。昔はこれらの欲求を具現化すると、だいたい同じ財やサービスになりました。認められるためには、会社で出世

    マスマーケティングの崩壊と、新しいマーケティング―@toriaezutorisan
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/05/08
    経済的格差が生まれた事とネットメディアが発達した事の2つによって、マスマーケティングは崩壊し、これから先は事業規模の小さい個人事業主たちが細分化した人々の欲求を満たすようになっていく可能性が高い。
  • フランス大統領選が示唆する日本の進路 : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION フランス大統領選が示唆する日の進路 / 記事一覧 今年の3月に共同研究のためフランスに2週間ほど出張した。 フランスは大統領選挙の真っ最中で、いたるところに選挙ポスターが貼られ、テレビでは、毎日、サルコジとオランドの動向を放送していた。  興味深かったのは、パリ第7大学に貼られたサルコジ大統領のポスターは、悉く引きちぎられていた一方、オランド候補のポスターは無傷だったことだった。 サルコジは学生から嫌われているのだ。 実際、先ごろ行われた投票でもサルコジがオランドに水を空けられ、近々行われる決選投票でも、恐らくサルコジは再選されないだろうという予測が圧倒的だ。 これは何故だろうか? ここでは、ヨーロッパ各国のグローバル化への対応を通して、日の進むべき道について考えてみたい。   サルコジが批判されているのは、いろいろな理由はあるが、彼の志向する新自由主義的経済政策

    kinghuradance
    kinghuradance 2012/05/06
    国力を維持するためには格差を容認せざるをえないというジレンマが存在する、らしい。
  • 東京女学館大学閉校は「権力の暴走」であり「詐欺」である。

    4月30日付の日経済新聞が報じた「東京女学館大学閉校」のニュースが大学関係者を中心に話題になっている。これだけ少人数教育にこだわり、キャリア教育に力を入れていたこの大学が、なぜ閉校するのかと私は非常に残念に感じていた。大学も淘汰される時代であり、そうあるべきだと思うものの、なぜこの大学が?という想いが胸の中に渦巻いていた。 その真相が明らかになった。今回の閉校騒動は、「権力の暴走」であり「詐欺」とも言える。また、文部科学省のずさんなお役所仕事ぶりも問題にするべきだろう。学内関係者から入手した、資料をもとにお伝えすることにしよう。 まずは、今回の閉校にいたるまで、東京女学館大学で何が起こったのか。この約10日間の動きを関係者の資料をもとに共有しよう。 1)4月21日(土) 全学臨時評議員会・臨時理事会が開催される 議題は「大学の今後について」 ここで、来年度の学生募集停止が可決される 2)

    東京女学館大学閉校は「権力の暴走」であり「詐欺」である。
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/05/01
    東京女学館大学閉校問題について。
  • 井上民放連次期会長がNHKにテレビ番組のネット同時配信の自粛を要請した件に就いて

    産経ニュースが伝える所では、井上民放連次期会長がNHKにテレビ番組のネット同時配信の自粛を要請したとの事である。 正直、未だに民放連次期会長の要職にある人物がこんな事を言っている事実に驚くと共に、民放の将来は実に暗いなと思った。 坊さんがお経を繰り返す様に、相も変わらずこんな手垢の付いたコメントだ。 「一番大事なことは、加盟各社が放送メディアとしての価値を上げるよう番組内容の充実に尽力することだ」 これが実行出来れば誰も苦労しない。しかしながら、民放は何処も視聴率を下げており、これでは減収減益は必至で、放送メディアとしての価値を下げても番組制作費の軽減に努めざるを得ない。必然的に番組の質は下がり、視聴率も下がる。民放は間違いなく「負のスパイラル」に陥っているのである。 視聴率低下は、民放に於いては直接売り上げの落ち込みを意味する。 一方、NHKに於いても当然の事ながら、公共放送としての存在

    井上民放連次期会長がNHKにテレビ番組のネット同時配信の自粛を要請した件に就いて
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/03/30
    井上民放連次期会長が、テレビ番組のネット同時配信に踏み切ろうとするNHKの足を全力で引っ張る。エントリー主も書いているように民放の将来は実に暗い。
  • 「頑張らなければいけない」空気に、人が組織で取り囲まれる怖さ-渡辺美樹氏、木村剛氏を観察した私の経験から : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 「頑張らなければいけない」空気に、人が組織で取り囲まれる怖さ-渡辺美樹氏、木村剛氏を観察した私の経験から / 記事一覧 ワタミ、素晴らしい会社だと思うが…ー出来すぎるトップの功罪 もう旧聞に属する話かもしれないが、ワタミグループで、長時間勤務を繰り返した26歳の女性社員が08年に自殺した問題で、今年2月に過労による労災認定が下りた。とても気の毒な話で、亡くなった女性に心から哀悼の気持ちを表明したい。 ワタミの創業者で現会長の渡辺美樹氏の以下のツイッターが事件に波紋を広げた。 「社員の幸せ」「労務管理できていなかったとの認識はない」という表現に戸惑った。この事件の細かな事実関係を私は報道以上に知らない。渡辺氏は誠実な方なのだろうが、このツイートは残念だった。 ただし、こうした悲劇が渡辺氏の周囲に起こりやすい状況であったとは、推測できる。私は渡辺氏には2度、記者として取

    kinghuradance
    kinghuradance 2012/03/20
    "「頑張れ、君ならできる。俺だってやり遂げたんだ」と。これはきつい言葉だ。そして仮にこの言葉を言っているとしたら、渡辺氏に悪気がなさそうなのが、問題を複雑にする。働く人を追い込んでしまうだろう。"
  • 理解の遅い子はダイヤの原石かもしれない

    学生の頃、塾の講師や家庭教師のアルバイトをした際に、「理解能力が高いのに、学校の成績は良くない」という不思議な生徒が一定の割合で存在することに気がついた。 1.謎の成績低迷 一例として、私が家庭教師を務めたA君(当時中学2年生)のエピソードを紹介する。 家庭教師を引き受けた際、A君の通知表を見たところ、5段階評価で「2」が多く、総合すると「下の中」といった成績だった。簡単にテストをしてみたところ、中学1年生の初期で習う分野から理解が曖昧だった。例えば、数学では文字式を理解できていなかった。 当時、「A君の成績を上げるのは大変そうだな」と、悲観的な気持ちになったことを今でも鮮明に覚えている。 しかし、指導を始めて数週間が過ぎた頃、良い意味でA君に驚かされた。時間を掛けて教えてあげれば、実に良く理解してくれるのである。平均的な生徒と比べると理解するスピードはゆっくりだが、能力的に劣っているとい

    kinghuradance
    kinghuradance 2012/03/17
    非常によくある事だが、教師の側の「できる子」のイメージと生徒の能力が乖離していると才能が埋もれたままになる。特に最近は理解とアウトプットの速さが重視される事が多いのでこういう事例は多いかもしれない。
  • 日本史の400年転換論―女性の視点から --- 高橋 由佳

    2000年の日史には400年ごとの大きな転換がある。歴史好きでいろいろを読んできて最近そんな風にぼんやり考えていたところ、與那覇潤氏の「中国化する日」を読み、自分のなかで考えていたことに対して解答を得て大変すっきりした気持ちになった。どうしてかというと400年転換論ではここ100年の歴史が江戸から続いてきているのかはっきり説明できなかったからだ。しかし與那覇氏いわく、昭和の時代は再江戸化した時代であったという。そうなのだ。昭和は江戸であったのだと考えるとすべて納得がいく。日史に400年ごとの転換期があったというのは調べると何人かの方が述べておられる。約400年ごとに都や体制の転換があるということは年表をみると中高生でも気がつくことだと書かれていたりする。自分ではこの発想が頭に浮かんだときすごいと思ったが、そういわれると歴史好きの方には当たり前のことなのかもしれない。私は女性が登場す

    日本史の400年転換論―女性の視点から --- 高橋 由佳
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/03/08
    平安時代は財産は女性に受け継がれていただろうと細部に突っ込みの余地が。しかし東京一極集中システム(それは地方の生産物・人材を東京が吸い上げるシステムである)が瓦解するだろうという意見には同意。
  • 企業が女性を雇わないわけ --- 城 繁幸

    健康保険2月号・少子化特集に「なぜ日型雇用は少子化を促進するのか」を寄稿した。重要な論点なので、概要だけ紹介しておこう。 少子化の原因については「現役世代向けの社会保障給付が少ないため」という理由がよく挙げられるが、どちらかというとそれは結果であって原因ではない。(たとえば教育費等は子供一人頭でみると他国並み) 少子化対策の目玉として出てくるのが“子供手当”という現実を見ても、意外に政治家も当の理由は分かっていないようだ。少子化の最大の原因は、日型雇用そのものにある。 社会が成熟し、大学進学率や女性の労働参加率が上がると、少子化が進むのはどの先進国も共通した現象である。高等教育までの教育費用にくわえ、出産や子育てにともなう機会費用が高くなるからだ。 というわけで、対策としては、学費の助成や保育施設の整備といった行政のサポートはもちろんのこと、女性の社会進出を後押しして、出産や育児によ

    企業が女性を雇わないわけ --- 城 繁幸
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/03/03
    (女性を企業が雇わないのは)勤続年数に応じて決まる積み上げ式の職能給にある。この方式だと、賃金>生産性となるターニングポイントがだいたい40歳前後に訪れる。そのためそれまでの期間が短い女性は弾かれる。
  • 資産1兆円を持った男の見た世界=桃源社の故佐佐木吉之助社長の思い出—「私の人生は貧しいものだった」 : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 資産1兆円を持った男の見た世界=桃源社の故佐佐木吉之助社長の思い出—「私の人生は貧しいものだった」 / 記事一覧 佐佐木吉之助氏(写真)が亡くなったという。バブル経済最盛期、自分の全株保有する資金1000万円の会社「桃源社」が145の不動産を所有。その含み益が1兆円となり、米経済誌『フォーブス』の1989年調査で世界12位の富豪になった人物だ。その後に地価暴落の中で繰り返しメディアに登場。国会などでの偽証罪で刑事訴追され、ビルは全部手放した。バブルの凄さと怖さを体験した人だ。享年79歳だった。 私は晩年少し交際があったが、1月の週刊新潮の報道までその事実を知らなかった。ご冥福を祈る。 「あなたは何のために1兆円を稼いだのだ」。彼を題材にしようとしてある著名ノンフィクション作家が彼に取材を続け、こんなことを聞いたそうだ。誰でも、この疑問を彼に抱くだろう。 しかし「この

  • 未だに個人情報保護しか語れない愚昧な朝日新聞

    マイナンバー法案(行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律案)が2012年2月14日に閣議決定された。その二日後、16日に朝日新聞は天声人語でこの法案に対する危惧を表明した。朝日新聞のサイトにはその要約が掲載されている。 いまのところデータは散在している。しかし誰かが何かの意図で寄せ集めれば、「私」はたちまち裸にされてしまう。そんな電子網への危惧が募る時代に、政府の「共通番号制度法案」が閣議決定された。国民1人ずつに番号をつけて所得や年金、診療などの個人情報を管理する制度だが、政府の調査ではまだ8割の人が内容を知らない。管理が監視にならないか? 悪用の恐れは? すでにご存じで利点は承知の人も、心掛かりは様々あろう。 朝日新聞は10年前と同じ主張を繰り返している。個人情報保護法が成立した2003年5月直前の、4月27日付け「官に厳しいタガを 個人情報保護」、4月23

    未だに個人情報保護しか語れない愚昧な朝日新聞
  • なぜ、「東浩紀」は理解されないのか

    『一般意志2.0』が橋下市長の“独裁”を止める?―現代思想家、東浩紀インタビューを読んだ。筆者自身、『一般意志2.0』を手に取りしばし逡巡した後棚に戻したクチだが、東浩紀氏自ら『一般意志2.0』で伝えたかったことやその背景について語っており、「やっぱりちゃんと読まなければ」と思い直すほどに読み応えがあった。 ただ、ここで『一般意志2.0』を読んでもいない人間が中身の話をしても仕方がないので、 哲学・思想の文脈だけで話をしていると議論が広がりを持たないので、そこは一般読者にも読まれるように努力しました。 と「理解できるよう努めた」にもかかわらず、 それにしても、これ、全部のなかに明示的に書いてあることなんです。それなのにそう読まれていない。何故こんなに誤解されているかわかりません。 というように「理解されない」理由について述べたいと思う。 まず、東浩紀とは何者だろうか。Twitterアカ

    なぜ、「東浩紀」は理解されないのか
  • 思考を放棄した人々、大元隆志さんのフィードから―@toriaezutorisan

    ITブログ「ASSIOMA」を主宰される大元隆志さんのFBフィードに気になる記事を見つけました。 “Pinterest※注 が話題だ。そして、Pinterestの操作を紹介したブログも人気を集めている。しかし、使ってみるとわかるが、Pinterestは操作を覚える程の複雑さは無い。 「思考を放棄し始めた人々」。 そういった光景を見ていて、ふとこの言葉が浮かんだ。自分で調べるより、誰かが調査し「まとめ」てくれることを待つ。更にその「まとめ」が出来たことを教えてくれる人を待つ。 そこにビジネスチャンスが生まれつつあるが、果たしてそれで良いのかと、ふと疑問がよぎる。 ITの潮流の一つにアンビエントな世界というビジョンが語られている。センサーネットワークが全てを検知し、人間が何もしなくても温度調整や、健康管理といたれりつくせりな生活を提供してくれる世界だ。 このような世界になることによって、IT

    思考を放棄した人々、大元隆志さんのフィードから―@toriaezutorisan
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/01/25
    とりあえず「まとめサイト」というものには編集人の主観がかなり入る事は心に留めておきたい。大学時代のむかつく指導教官のように自分が炎上させたブログのまとめサイトを自分の視点から作る人間もいるのだから…。
  • 反橋下市長の人たちがなぜ共感されず非力なのか

    報道ステーション・サンデーで、橋下市長と、『橋下主義(ハシズム)を許すな!』を共著した北海道大学の山口二郎教授と直接対決させていました。番組は、橋下市長の一方的なペースとなり、山口教授が言葉を失う展開となりましたが、そのことがツイッターなどでも話題になっていました。 【報ステなう。】報道ステーションサンデー「橋下徹×山口二郎」感想まとめ – Togetter : 皮肉なことに、対決どころか、橋下市長の全国の視聴者にむけた格好のプレゼンテーションの場になっていたように感じます。しかしなぜ反橋下キャンペーンを行った人たちは共感をえることもできず、また非力なのか、個別の問題を取り上げ批判するしかできないのかに関心を持ってしまいました 反橋下キャンペーンを行なった人たちの主張はさまざまでしょうが、大きくまとめると、橋下市長のキャラクターや振る舞いへの感情的反発、教育を聖域とし政治が介入してくること

    反橋下市長の人たちがなぜ共感されず非力なのか
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/01/17
    (TVの討論番組において)反橋下市長の人たちが非力で共感されないのは、ディベートの手法を知らないから。アメリカ式のディベートの手法はドクター苫米地の「洗脳言論」にかなり詳しく記述がある。
  • 「就活をぶっこわす」には? : アゴラ - ライブドアブログ

    kinghuradance
    kinghuradance 2011/12/22
    効果的に「就活をぶっこわす」にはある程度多数の人間が現在の新卒至上主義の就職活動に背を向けて学生時代からフリーランサーをして働くか起業・農業を行うのが有効な気が。なぜ人生の時間を会社に捧げるのか。
  • 「iPhone4Sが日の丸部品を多用」って何が言いたいの? 日経産業新聞さん

    ほんの数日前に『ボーイング787とイノベーション』という記事を書いた。要旨は「経済社会を大きく変化させたイノベーションを創出した企業に利益が集まる現状を踏まえ、日企業も部品供給に満足するのでなく、部品を組み合わせて新しい価値を生み出すイノベーションを目指すべき。」というもの。スティーブ・ジョブス氏を偲ぶ多くの記事がイノベーションの重要性を指摘している、とも書いた。 そんな折、11月11日付の日経産業新聞1面に『iPhone4S、日の丸部品が攻勢 カメラはソニー』という記事が出た。記事には次のようにある。「コンデンサー、フィルター、無線LANモジュールは村田製作所」「プリント基板はイビデン」「DRAMはエルピーダメモリ」「フラッシュメモリーは東芝」「液晶パネルは東芝モバイルディスプレイとシャープが供給の中心」。その上で、「日製部品の品質・性能の高さに加え、納期・数量の厳守やコスト削減がア

    「iPhone4Sが日の丸部品を多用」って何が言いたいの? 日経産業新聞さん
    kinghuradance
    kinghuradance 2011/11/13
    最終消費財のメーカーにならないと一般の知名度が落ち、人材が集まらなくなるという問題は確かにある。富士通はPC事業で利益を上げていないが最終消費財のメーカーとなりCMを打つために作り続けているらしいし。