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ブックマーク / readingmonkey.blog.fc2.com (9)

  • 何を読もうか迷った時のために→Googleが選ぶ世界の名著120冊(2012年版)

    これまで何度かやった、Google Scholarの被引用数表示機能を使って、書籍について被引用数の多い順に並べたものの最新版である。 Google Scholarの被引用数表示機能を使うので、昔の文献ほど不利な扱いになる。非ヨーロッパ語の文献についても同様である。 また《名著》ということと、邦訳が手に入りやすいという理由から書籍に限ったので、被引用数が多くても論文は拾っていない。 これは学術コミュニケーションが論文を中心に行われるハード・サイエンスの諸分野がごっそり落ちてしまって、人文書中心のリストになってしまう以外にも、いろいろ問題がある。 たとえばロナルド・コースのEconomicaに掲載された論文The Nature of the Firm"(1937年)と、Journal of Law and Economicsに掲載された"The Problem of Social Cost"

    何を読もうか迷った時のために→Googleが選ぶ世界の名著120冊(2012年版)
    kinghuradance
    kinghuradance 2012/12/10
    気のせいかもしれないが、上位に社会学系の書籍が多い気がする。
  • 無料でここまでできる→外国語を書くのに役立つサイト24選まとめ

    外国語を書くのに、すべて丸投げしておまかせできるウェブサービスは存在しない。 有料で、向こうにちゃんと翻訳できる人がいる場合でもできるのは、〈外国語で書く〉という問題解決を支援することである。 複数の情報源(ソース)から得られたものを突き合せて信頼性を高めるのが情報に関する問題解決の基スタンスである。 どのような辞書も事典も専門家も、間違えることは必ずあるから、ひとつの情報源だけに頼ることは避けられる。 突き合わせるだけで問題が解決する訳ではないが、突合せにより浮かび上がる情報源の間の違いが、問題解決の糸口になる。 機械翻訳 英語←→フランス語、日語←→韓国語などに比べて日語←→英語その他の外国語の機械翻訳は、現在のところ実用レベルにはほど遠い。 しかし、とても信用できない機械翻訳も、異なる機械翻訳から得られる複数の結果を突合することで、見えてくるものがある。 ◯翻訳比較くんwith

    無料でここまでできる→外国語を書くのに役立つサイト24選まとめ
  • 意外と知らない英辞郎で必要な英文/和訳を素早く探す4つの基本技

    英辞郎は、1980年代にある翻訳家(匿名希望)による個人の英単語用例集として始められ、その後結成されたEDP(Electronic Dictionary Project)によって長年共同編纂が続けられている「成長する辞書」である。 正確さは保障されないものの、2012年04月時点で、英和見出項目数 = 187 万、和英見出項目数 = 251 万を越える辞書データには、一般的な単語や連語から、イディオム、ビジネス用語、経済用語、法律用語、特許用語、コンピュータ用語、科学技術用語、医学用語、固有名詞(組織名、企業名、人名、国名、映画名)、スラングなど、通常の英語辞書にない新しい語彙や複雑な言い回しも含まれる。 〈英辞郎 on the WEB〉http://www.alc.co.jp/ は、これをオンライン上で無料で利用できるものだが、膨大な語義、用例が、かえって目的の表現を見つけにくくしている

    意外と知らない英辞郎で必要な英文/和訳を素早く探す4つの基本技
  • 音楽的な背景をもった静かな革命/ヴァーツラフ・ハベル/ルー・リード

    図書館でルー・リード詩集を借りてきて読んだ。 中にインタビューが2入ってる。 ルーに対するインタビューじゃなくてルーがインタビュアーなんだ。 その内の1、チェコの大統領ヴァーツラフ・ハベルにへのインタビューというよりはルポ、これが凄くかっこよかった。 ハベルって人はもともと文学者だったんだね。 旧東欧、共産党政権下の反体制知識人(←ああ、なんかとんでもない文字面だな)。 迫害されたり投獄されたり、それが今や大統領だ。 ルーのインタビューに応えてハベルが語り出す。 「私たちのこの革命は他のすべての面とは別に音楽的な面をもっています。特に音楽的な背景を持つ革命。」 60年代終りにチェコではロックが禁止されたんだってさ。 でもアンダーグランドにもぐってやってたやつらもいた。 ヴェルヴェットの影響を受けてたやつらが。 やがてそいつらも逮捕され、それに対する救援活動をハベルらが組織する。 「紳士

    音楽的な背景をもった静かな革命/ヴァーツラフ・ハベル/ルー・リード
    kinghuradance
    kinghuradance 2011/12/20
    60年代にロックが禁止されたチェコでは演奏して刑務所に入った人もいた。ルー・リードはチェコで自分の楽曲が演奏されるのを聴き「表現の自由について演じた私の音楽は、ここチェコに安住の地を見いだした」と語る。
  • 書評を読むな、書誌を読め/存在すら知らぬ本を探すための本

    ほとんどすべての推薦書リストに、を探すためのは登場しない。 大抵の読書論は、書誌の存在にすら触れない。 あらゆる書物はつながり合っているというのに、多くの書評は一輪ざしのようにただ一つのだけを掲げる。 書誌を知らぬ読書家は、海図を持たない船乗りに等しい。 そうした船乗りもまた海に出ることはできよう。だが、彼の海路は、陸から離れぬ域にとどまる。 読書に置き換えて言うなら、宣伝や書評に「教えて」もらわなければ、何を読むかも決められない読みに相当する。 書誌は、あるテーマについて(ある分野や人物についてのこともある)、世の中に存在する文献の一切合切を集めようとしたリストだ。 人がなすことに元より完全なものはない。すべての文献を集めることは事実上、不可能だ。あらゆる書誌には、載せるべきであったいくつもの文献が欠けている。その意味でも、すべての書誌は未完成である。また、決して完成しないという

    書評を読むな、書誌を読め/存在すら知らぬ本を探すための本
    kinghuradance
    kinghuradance 2010/11/17
    書誌とは何か。書誌は、あるテーマについて(ある分野や人物についてのこともある)、世の中に存在する文献の一切合切を集めようとしたリストだ。
  • googleで賢く探すために最低知っておくべき5つのこと/検索テクニック、ノウハウ、裏技の手前に

    検索オプションや演算子の紹介や「辞典になる」「電卓になる」みたいな機能紹介は省く(これについては、googleのヘルプか、たとえばここhttp://search.web-sun.com/g_help.htmlを参照)。 以下では、基の考え方と、それを受けて、では具体的にどう検索するかを、いくつかの事例をつかって簡単に説明する。 どれも知っている人には当たり前のことばかりだが、このあたりのことをまとめたものは意外に少ないようなので、メモ代わりになるようにまとめてみた。 まとめたのは最低限のものであって、取り上げるべき事項は他にもいろいろあるだろうが、簡素なのがウリということで。 考え方は、googleで検索するときだけでなく、調べもの全般に用いることができると思う。 1.(基)「○○について××が知りたい」→検索語「○○ ××」 [例]富士山の高さが知りたい (考え方) →富士山の高さが

    googleで賢く探すために最低知っておくべき5つのこと/検索テクニック、ノウハウ、裏技の手前に
    kinghuradance
    kinghuradance 2010/10/26
    Google検索で目的の情報にたどり着くための様々な技法。
  • 「くさらせる叱り方」にかわる20の方法

    子どもが分かっているとき/「穴埋め」させる どうすればいいか/なにをしてはいけないか、大人が思っているよりは、いくらか/ずいぶんと、子どもは分かっていることが多い。 子どもからすると、分かっていることを言われるので、くさる。 しかも大人は、必要以上のことをいろいろ言いがちだ。「××してはいけない」というかわりに、たとえば「××するような奴は……になるぞ」みたいなことを言ったりする。 大人からすると、言っても聞かないから、もっとひどい言い方をしているのだ、ということになる。しかし、言い方をエスカレートしても、効き目はすぐになくなる。さらにもっとひどい言い方をしたくなる。 「穴埋め」とは何か? 人は、他人に言われたことよりも、自ら口に出したことにコントロールされる。 「叱る」内容を、子ども自身に言わせる方法なんてあるのだろうか? 手はいくつかある。 「わざと間違える」というのがわかりやすいが、

    「くさらせる叱り方」にかわる20の方法
  • 英語で(無料で)聞く世界の名作200選

    先日フレデリック・ダグラスの話を書いた(問い:何故学ぶのか? → 答え:自由になるため 読書猿Classic: between / beyond readers )ので、ネットで探していたら、彼の演説集の朗読(さすがに人の録音はない)を見つけた。 フレデリック・ダグラス – A Speech to the People of Rochester, New York on the Hypocrisy of Slavery (mp3 download)。 辺りを見回すと、英語で聞ける世界の名作の山だったので紹介する。 Free Audio Books: Download Great Books for Free http://www.openculture.com/freeaudiobooks 紹介作品はとにかく全部を並べてみた。 著者名を仮名に、作品名を日語にしてリストにしたが、完全では

    英語で(無料で)聞く世界の名作200選
  • 問い:何故学ぶのか? → 答え:自由になるため

    南北戦争以前のアメリカ合衆国南部では、奴隷に「読み書き」を教えた白人は厳しく罰せられた。 フレデリック・ベイリーは奴隷だった。 1828年、ベイリーは、農園からメリーランド州ボルティモアの街に連れて来られた。 彼の新しい「主人」は、ヒュー・オールドという男だった。 仕事は、野良仕事から内働きに変わった。 周囲の環境も、単調な農園からにぎやかな街へと変わった。 街には、店の名前を記した看板やポスターがあった。 それから、文字を読める人間がいた。 ベイリーはある日、彼の運命を変えるような発見をした。 壁や紙の上に書かれている「模様」と、それ見ている人間の唇の動きに関係があることに気付いたのだ。 そこから、彼がその国の歴史を変えるまでには、まだまだたくさんの時間が必要だった。 しかし、それからは坂を転がり降りるようだった。 苦難や危険がなかった訳ではない。 だがもう、ベイリーは元に戻ることはなか

    問い:何故学ぶのか? → 答え:自由になるため
    kinghuradance
    kinghuradance 2010/08/02
    人は何故学ぶのか?という問いに対する答え。フレデリック・ダグラスの半生とアメリカ南部の黒人奴隷が「文字の読み書き」を学ぶことが禁じられていたという歴史的事実。
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