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データベースは,大量のデータを格納して目的に合わせて処理するのが役割である。処理を高速化する機能として,インデックスが用意されている。インデックスは,あらかじめ検索やソート対象となる列のデータを処理しやすいように別管理するものだ。インデックスを使いこなせるかどうかで,データベース処理の良し悪し決まるといっても過言ではない。しかし,インデックスいつまでも高速ではない。その効果が,色褪せる時がやってくるのだ。 インデックスの効用 まずは,肩慣らしにインデックスの効用を確認する。テーブル「pono」は,日本郵政グループの日本郵便事業株式会社が提供している郵便番号データを格納したテーブルだ。 図1●テスト用のテーブル「pono」 mysql> show create table pono \G *************************** 1. row *****************
いつの間にか会社で古株になったyamaokaです。 webアプリケーションのバックエンドにMySQLを使っている場合、 クエリ(SQL)のチューニングをする必要がありますよね。 皆さんはチューニングの計画をどのように立てていますか。 もちろん、既に明らかに重いことが想定されているページがあれば、 その処理で使われているクエリを中心にEXPLAINなどを使って解析していけばいいと思います。 でもそうではなく、全体的にクエリの見直しやチューニングを行いたい場合は 実際に実行されているクエリを確認していくという作業が必要です。 そこで使うことができる3つの方法について書きたいと思います。 遅いクエリを記録する MySQLにはスロークエリログといって、 実行に時間がかかったクエリを記録する機能が最初から付いています。 /etc/my.cnfに次のように設定を書けば実行時間が1秒を超えたクエリが出力
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