【▲ NASAの火星探査車「Perseverance」が2022年4月2日に撮影したフォボスによる日食(太陽面通過)の様子(動画より)(Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU/MSSS/SSI)】まずは以下の動画をご覧下さい。これはアメリカ航空宇宙局(NASA)の火星探査車「Perseverance(パーセベランス、パーシビアランス)」が2022年4月2日に火星で撮影した「日食」の様子です。 動画を再生すると、太陽の右上からジャガイモのようないびつな形をした黒い影が現れます。この影は2つある火星の衛星のうち大きいほうの「フォボス」(平均直径22km)で、約40秒かけて太陽を横切っていきます。 【▲ NASAの火星探査車「Perseverance」が2022年4月2日に撮影したフォボスによる日食(太陽面通過)の様子】 (Credit: NASA/JPL-Caltech/AS
米航空宇宙局(NASA)は12月14日(現地時間)、NASAの宇宙探査機「パーカー・ソーラー・プローブ」が太陽の上層大気であるコロナに到達したと発表した。NASAは「歴史上初めて、宇宙船が太陽に触れた」としている。コロナで粒子や磁場のサンプリングを行っているという。 パーカー・ソーラー・プローブは、太陽に接近し、その謎を探ることを目的として2018年に打ち上げられた宇宙探査機。約1400度の熱まで耐えられる。 太陽の主成分は水素やヘリウムなどのガス。超高温の大気であるコロナをまとっており、これは太陽から遠のくうちに「太陽風」と呼ばれるガスの流れに変化する。この太陽風とコロナの境界面は「アルヴェーン臨界面」と呼ばれているが、具体的にどこにあるのかがこれまで分かっておらず、太陽の見掛けの表面から測って約700万kmから約1400万kmの間にあると考えられていた。 パーカー・ソーラー・プローブが
Apple’s free My Photo Stream service will shut down on July 26th
NASA's SLS rocket is $6 billion over budget and six years behind schedule
9月21日に、「はやぶさ2」探査機から小型ローバ MINERVA-Ⅱ1(ミネルバ・ツー・ワン)を分離しました(分離時刻は日本時間で13:06)。MINERVA-Ⅱ1はRover-1AとRover-1Bの2機からなっていますが、2機とも小惑星リュウグウ表面に着地したことを確認しました。各ローバとも状態は正常で、撮影した写真や各種のデータを送ってきています。その写真等の解析で、ローバはリュウグウ表面を移動していることも確認できました。 MINERVA-Ⅱ1は、小惑星表面に降りた世界初のローバ(移動探査ロボット)です。また、小惑星表面で自律的に移動したこと、写真撮影をしたことも世界初です。つまり、MINERVA-Ⅱ1は、「小惑星表面で移動探査をした世界初の人工物」となりました。しかも、2機同時に動作させるという快挙ともなりました。 以下に、MINERVA-Ⅱ1から送られてきた写真を示します。 [
JAXAは2018年6月21日、質疑応答にて探査機「はやぶさ2」が約100kmの距離から撮影した小惑星「リュウグウ」の画像を公開しました。撮影には光学航法カメラ(ONC-T)が利用されました。 はやぶさ2は6月21日の時点で、リュウグウまで約76kmの位置まで近づいています。リュウグウとの相対速度は約0.4m/sで、残り4回のTCM(軌道制御)を行った後、6月27日前後にリュウグウに到着します。そしてリュウグウでサンプリングミッションを行い、2019年11月〜12月にリュウグウを離れ採取した岩石を地球へと持ち帰るのです。 これまでの観測の結果、リュウグウは大きさ約900mのほぼ球形(あるいはコマ型)で、C型小惑星(水・有機物を含む物質があると想定される)であると想定されています。軌道半径は約1億8000万kmで、公転周期は約1.3年となっています。 Image Credit: JAXA ■
2018年6月17日の15時(日本時間)頃と、6月18日の6時頃にONC-T(望遠の光学航法カメラ)で撮影したリュウグウの写真です。6月17日の15時頃は、探査機からの距離は約330km、6月18日の6時頃では約240kmでした。 次の図は、ピクセルの平滑化をしていない元の画像です。画像の順番は、撮影順ではなく、自転していく順番になっています。また、距離による違いを補正して、小惑星がほぼ同じ大きさになるように示しています。 (拡大) 図1 ONC-Tによって撮影されたリュウグウ。2018年6月17日の15時(日本時間)頃と、6月18日の6時頃(日本時間)の撮影。自転の順番にa,b,c,dとなるように並べてある。 ONCチーム : JAXA, 東京大, 高知大, 立教大, 名古屋大, 千葉工大, 明治大, 会津大, 産総研 次は、同じ画像ですが、ピクセル間を平滑化し、さらに明暗を強調するよう
NASA Finds Ancient Organic Material, Mysterious Methane on Mars NASA's Curiosity rover has discovered ancient organic molecules on Mars, embedded within sedimentary rocks that are billions of years old. NASA's Curiosity rover used an instrument called SAM (Sample Analysis at Mars) to detect seasonal changes in atmospheric methane in Gale Crater. The methane signal has been observed for nearly thre
JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2018年6月8日、欧州宇宙機関(ESA)と共同で進めている水星磁気圏探査機「MMO」の愛称を「みお(MIO)」に決定したと発表しました。 MMOは国際水星探査計画「ベピコロンボ」のもとで開発されている探査機で、2018年度にフランス領ギアナから「アリアン5」ロケットで打ち上げられる予定です。ミッションは水星の表面、内部の観測を行う「MPO(水星表面探査機)」と磁場・磁気圏の観測を行う「MMO(水星磁気圏探査機)」の2探査機で実施し、日本が開発を担当するMMOは水星到着後に分離し水星の周辺環境や磁気圏の解明へと挑みます。 今回愛称がみお(MIO)に決定された理由について、JAXAは以下をあげています。 ・「河川や海で船が航行する水路や航跡の意味をもつこと」 ・古くより船が航行するときの目印にする標識を澪標(みおつくし)といい、和歌では「身を尽くし」の掛詞
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