市場での品不足を受けて、メープルシロップの「戦略備蓄」が放出される/Ben Nelms/Bloomberg/Getty Images ニューヨーク(CNN) カナダが市場で不足するメープルシロップへの対応として、戦略備蓄を放出する。 業界団体のケベック・メープルシロップ生産者協会(QMSP)は戦略メープルシロップ備蓄の半量近くに相当する約5000万ポンド(約2万3000トン)を放出すると発表した。 政府からの支援を受けるQMSPは「メープルシロップのOPEC(石油輸出国機構)」とも呼ばれ、備蓄をメープルシロップの価格や供給のコントロールに利用する。 昨年時点でケベック産のメープルシロップは世界生産の73%を占める。最大の顧客は米国で、カナダの輸出量の約6割を占めている。 戦略備蓄が設置されたのは不作時や需要急増時の在庫確保が目的だった。今はそれに該当する時期で、暑くて短い夏が原因で生産量が
カナダ北部ヌナブト準州のコーンウォリス島で行われたサバイバル訓練中、カナダ兵が飛行機の残骸に上る。北極の温暖化に伴い、将来の覇権をめぐって緊張が高まるなか、カナダ軍と米軍は北極での活動を強化している。PHOTOGRAPH BY LOUIE PALU 人類史の大半を通じて、北緯66度以北の世界は、大規模な商業活動とはほぼ無縁だった。探検家や投機家、科学者は長年、北極の氷の下には豊かな資源と海上輸送ルートがあるとみていたが、耐えがたい寒さ、暗い冬、そして人里からあまりに遠い地理的条件が開発を妨げていた。 今の北極は緑が多く、トナカイは減り、蚊が増え、夏の気温は上がっている。最も気になる変化が起きているのは海だ。夏季の海氷面積は驚くほどのペースで縮小している。米航空宇宙局(NASA)の研究者による推定では、海氷面積は年平均およそ5万4000平方キロのペースで縮小しているという。2014年の「全米
【ニューヨーク=真鍋弘樹】郵便をドアまで届けるのはもうやめます――。カナダ郵政公社は11日、郵便物の戸別配達を都市部でも全面的に廃止すると発表した。電子メールの普及などによる郵便物の減少と赤字が理由。今後、地域ごとに設置する集合ボックスへの配達に切り替えていく。 国土が広大なカナダではすでに農村など全世帯の約3分の2で地域ごとの集合ボックスへの配達に切り替えているが、都市部など残りの世帯でも今後5年をかけて、同様の方式にする。戸別配達と比べ、集合ボックスへの配達経費は世帯当たり半額以下だという。 他の先進国同様、カナダでも通信手段のデジタル化により郵便物が年々減少しており、この5年で戸別郵送は約25%減った。同公社は、戸別配達廃止以外にも、切手の値上げ、一般店舗に委託するフランチャイズ制郵便局の拡大、人員削減などを進める。
カナダのラックメガンティック(Lac-Megantic)で起きた石油輸送貨物列車の爆発炎上に伴って発生した大規模火災(2013年7月6日撮影)。(c)AFP/François Laplante-Delagrave 【7月7日 AFP】(一部更新、写真追加)カナダのケベック州(Quebec)ラックメガンティック(Lac-Megantic)で6日未明、石油を輸送中だった貨物列車が脱線し、爆発炎上した。この影響で周辺の建物数十棟が破壊され、少なくとも80人が行方不明になっている。 複数の目撃者によると、脱線は6日午前1時20分(日本時間同日午後2時20分)ごろ発生し、爆発が6回起きた。これにより大規模な火災が発生した。当初の避難区域は現場周辺1キロだったものの、大気中の有害物質に対する警戒措置として拡大され、住民2000人が避難を余儀なくされた。 現場から戻った消防隊員は匿名を条件にAFPに対し
前の記事 Googleに自分を検索されないための方法 子どもがだまされにくい理由:「エビングハウス錯視」研究 次の記事 「氷の無い北極」に備える各国の軍隊 2009年12月 1日 Katie Drummond Photo: U.S. Navy 北極の氷冠が次第に減少する中で、北極海の支配をめぐって国際競争が始まっている。ロシア、カナダ、デンマーク、さらには中国までもが、駐留軍を拡大し、国旗を立てて、氷冠の下に眠る900億バレルと推定される天然ガス等の調査をしようとしている。また、米海軍も、北極圏における米国の国益を最大限にするための戦略計画を立てて、北極圏での氷解に備えている。 最近創設された米海軍気候変動対策部隊(Navy Task Force Climate Change:TFCC)が作成した『Navy's Arctic Roadmap(米海軍の北極ロードマップ)』(PDF)は、その冒
前の記事 「土星の輪」の上に生まれる影を見よう 次のトレンドは「iPhone 3.0アクセサリ/アプリ」 次の記事 温暖化で北極圏の領土争いが過熱:カナダとロシアの小競り合いも 2009年3月30日 Nathan Hodge Photo credit: Rusmilitary.com 北極の氷の減少にともない、北極圏周辺の領有権を主張する諸国の間で新たな領有権争いが始まった。この争いには、新しい航路、膨大な埋蔵量のエネルギー資源、領土問題の可能性など、多くのものが懸かっている。 [2007年9月には、カナダの北岸に沿って、ヨーロッパからアジアへ直接向かう航路を遮る氷が有史以来初めて無くなった(日本語版記事)。この北西航路で、例えば欧州と日本を結ぶ距離は従来よりも40%も短くなるとされ、世界の海運や物流が大きく変わるとみられている。また北極圏には、世界の天然ガスや石油の未確認埋蔵量の約4分の
気になる記事をスクラップできます。保存した記事は、マイページでスマホ、タブレットからでもご確認頂けます。※会員限定 無料会員登録 詳細 | ログイン Arik Hesseldahl (BusinessWeek.com記者) 米国時間2009年1月28日更新 「Who Owns Rights to Melting Arctic?」 氷に覆われた北極海を経由して欧州とアジアを結ぶ伝説の北西航路。探検家たちはこの航路を発見しようと、4世紀近くも北米の最果ての海を探し回ってきた(北極圏の地図が原文記事にあります)。 大西洋から太平洋への北極海経由の航海に初めて成功したのは1905年。ノルウェーの探検家ロアール・アムンゼンが3年かけて成し遂げた偉業だった。だがそれ以降、この北西航路を通った船舶は200隻に満たない。北極の氷に衝突する危険性が高いためだ。 それでも、北西航路開拓への期待は依然として高く
この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注による参照が不十分であるため、情報源が依然不明確です。適切な位置に脚注を追加して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2018年3月) 北西航路 ニューヨーク - 東京間の航路。 パナマ運河経由(緑線)では約18,200km 北西航路経由(赤線)では約14,000km 北西航路(ほくせいこうろ、Northwest Passage)は、北アメリカ大陸の北方を通って大西洋と太平洋を結ぶ航路である[1]。ユーラシア大陸の北を通って大西洋と太平洋を結ぶ「北極海航路」と対をなす。 概要[編集] 北西航路とは、北アメリカ大陸の北側にあるカナダ北極諸島の間を抜けて太平洋と大西洋を結ぶ航路のことであり、ヨーロッパから北西へ延びる航路であることからその名がついた。この航路は、ヨーロッパから見て北東へ延び、ユーラシア大陸の北側(ロシア沖)を通って太
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