大半の重機は既に撤去されていた。 メキシコの中心部に位置するサン・ルイス・ポトシ。豊富な銀産出を背景に、スペイン植民地時代のメキシコ経済を支えた古都であり、ここ数年は自動車産業が集積するメキシコ中央高原の拠点の一つとして脚光を浴びる工業都市である。 今年1月、この街に激震が走った。2018年の稼働を目指して進んでいた新工場の建設計画を米フォードが白紙撤回したのだ。昨年4月、16億ドルを投じて新工場を建設すると発表したフォード。計画では小型車「フォーカス」の次世代モデルを生産する予定だったが、その代わりに、今後4年間で7億ドルを米ミシガン州の既存工場に投資、電気自動車などを生産するという。 まさかのキャンセルで古都に激震 「数千万の雇用がミシガンから出て行く。オハイオから出て行く。もうこんなことは許さない」 米国第一主義を掲げるドナルド・トランプ大統領は米国人の雇用を奪うとして、選挙期間中か
1月3日、トランプ次期米大統領は、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)を批判し、同社がメキシコで生産する「シボレー・クルーズ」の一部に「多額の国境税」を課すとけん制した。写真は同社のロゴ。ミシガン州で2015年10月撮影(2017年 ロイター/Rebecca Cook) トランプ次期米大統領は3日、自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)がメキシコで「シボレー・クルーズ」を生産していることを批判し、「多額の国境税」を課すと警告した。 トランプ氏はツィッターで「GMはメキシコ産のシボレー・クルーズを関税なしで米国に輸入している。米国で生産するか、多額の国境税を支払うべき」とつぶやいた。詳細には踏み込まなかったが、かねてより米国外に生産拠点を移す企業が海外で生産した製品を米国に輸入する場合に35%の関税を課すと表明している。 GMによると、2016年に米国で販売したシボレー・クルーズは約19万
アメリカのトランプ次期大統領は、テレビ局のインタビューで、選挙戦で訴えたとおり、メキシコとの国境に壁を築くとともに、犯罪歴がある不法移民を速やかに強制送還する考えを強調しました。 また、「ギャングのメンバーや麻薬密売人など、犯罪歴がある人々を割り出すつもりだ。そうした人々は200万人か300万人にも上る可能性があるが、国外に退去させる」と述べ、犯罪歴がある不法移民を速やかに強制送還する考えを強調しました。 そして、そのほかの不法移民への対応については、「国境の管理が確保されたあと、決定する」と述べました。 一方で、13日に発表されたアメリカABCテレビなどの世論調査の結果によりますと、大統領選挙でトランプ氏が次期大統領に選ばれたことについて、国民全体の74%が受け入れると答えていますが、クリントン氏の支持者は33%がトランプ氏は正当な勝者ではないと答えたということです。 アメリカでは各地で
By DonkeyHotey 「メキシコとの国境沿いに壁を築き、建築費用をメキシコに支払わせる」「イスラム教徒の入国を禁止する」などの過激な発言にもかかわらず、あれよあれよという間に支持を集めて次期アメリカ合衆国大統領に選出されたドナルド・トランプ氏が、アメリカを再び偉大な国にするために、大統領就任後直ちに実行するという公約「100日プラン」はこんな感じです。 O-TRU-102316-Contractv06.indd - O-TRU-102316-Contractv02.pdf (PDFファイル)https://assets.donaldjtrump.com/_landings/contract/O-TRU-102316-Contractv02.pdf 「『100日プラン』はアメリカの有権者と私自身との契約であり、誠実さと責任をもって始め、ワシントンに変化を起こし始める」というトランプ氏
「世界が壊れていく」「予見不可能」――。9日未明、トランプ米大統領の誕生が現実となると、世界に衝撃が走った。米国民が今の政治システムの破壊を選んだ「トランプ・ショック」。有権者の怒りや不満が、これまでの国際秩序を揺るがしかねない。 8日夜、米大統領選の開票状況を伝えるメキシコの特別番組でトランプ氏の当選の可能性が高まると、コメンテーターは深刻な表情でこう訴えた。「メキシコは大きな危機に直面している。我々はこの現実に向き合わなくてはいけない」 トランプ氏はこれまで、メキシコ不法移民を「麻薬密売人」「強姦(ごうかん)犯」などと決めつけ、国境に壁を建設すると繰り返し主張してきた。北米自由貿易協定(NAFTA)の見直しを掲げており、公約が実現されれば、米国向けが輸出の約8割を占めるメキシコ経済に深刻な影響を与えるとみられている。通貨ペソは、トランプ氏の優勢が伝えられると一時13%以上も急落し、対ド
この記事には参考文献や外部リンクの一覧が含まれていますが、脚注によって参照されておらず、情報源が不明瞭です。脚注を導入して、記事の信頼性向上にご協力ください。(2023年3月) ホセ・クレメンテ・オロスコ、ダートマス大学の壁画『アメリカ文明の叙事詩』 メキシコ壁画運動(めきしこへきがうんどう、Mexican muralista art movement、メキシコ・ルネサンス)は1920年代から1930年代にかけてメキシコ革命下のメキシコ合衆国で起こった絵画運動である。革命の意義やメキシコ人としてのアイデンティティーを民衆に伝えることが目的であり、そのため個人所有でなく誰でもいつでも見ることのできる壁画が主な媒体に選ばれた。主な作家にディエゴ・リベラ(Diego Rivera)、ダビッド・アルファロ・シケイロス(David Alfaro Siqueiros)、ホセ・クレメンテ・オロスコ(Jo
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