Jun @TJmt_09 モータースポーツ好きな農家。2021年10月から専業。新規就農組です。いちごとバナナ。husqvarna 701、1986 Rover Mini。ベース弾いてました。SwitchBotを使って安価で楽しい自動化施設園芸やってます。
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オイシイファーム(Oishii Farm)の共同創業者兼CEO・古賀大貴氏は、「植物工場は日本が勝つべくして勝てる領域」と断言する。 撮影:湯田陽子 日本のイチゴが、ニューヨークで旋風を巻き起こしている。 アメリカを代表するフレンチ界の巨匠、ダニエル・ブリュー氏のミシュラン二つ星レストラン「ダニエル」をはじめ、味に惚れた有名レストランのパティシエから注文が殺到。ソースや飾りといった素材の一部ではなく、デザートの“主役”として、加工せずそのまま提供している店がほとんどだという。 レストランだけではない。高級スーパー・ホールフーズをはじめとする100店舗以上のスーパーでも販売。店頭に並ぶそばから飛ぶように売れている。 食通をうならせるこのイチゴ、生産しているのは日本人CEO率いるオイシイファーム(Oishii Farm)だ。 2016年にアメリカで創業した同社は、畑やビニールハウスではなく屋内
日本の食卓には古くから魚介類が欠かせない。だが気候変動などによって海水の温度が変わり、この国の海から魚たちが消えている。米紙「ロサンゼルス・タイムズ」が日本の漁業について報じた。 漁獲量の減少が止まらない日本 毎年7月が終わりに近づくと、テラダ・ノリオら牡蠣の養殖業者たちは、輪っか状の針金につないだ何百枚ものホタテの貝殻を浜名湖の水中に沈める。 貝殻に付着した小さな黒い牡蠣の稚貝は成長し、およそ1年半後に収穫される。しかし牡蠣たちはまず、過酷さを増すばかりの海洋環境を生き抜かねばならない。 近年、海洋環境の悪化によって牡蠣の生産量は激減しており、日本中の漁師を動揺させているのだ。 「牡蠣の養殖には100年以上の歴史があります。ですが、これほど多くの個体が死滅するのを見るのは初めてです」とテラダ(64)は言う。記録的な不漁に見舞われた3年前には、水揚げ量は例年の10分の1まで落ち込んだ。
「卵はもう以前の価格には戻らないだろう」――。卵問題に詳しい元東京農業大教授の信岡誠治さん(70)はそう予想する。鳥インフルエンザの感染拡大などをきっかけに、例年にない高値が続く卵。いつかは下がると多くの消費者は願っているだろうが、そうはならない事情があるという。「物価の優等生」と呼ばれてきた卵に今、何が起きているのか。【聞き手・宇田川恵】 中国の大量輸入に始まった餌代の高騰 ――卵の価格の高騰は鳥インフルエンザの感染拡大による供給量の減少などが原因ですね。 ◆それもありますが、一番の要因は鶏の餌代の高騰です。それは2020年に中国がトウモロコシの大量輸入に乗り出したことから始まりました。21年には中国の輸入量は約3000万トンに上り、一気に世界最大の輸入国になったのです。中国はそれまでトウモロコシをほぼ自給していました。その政策は変わらないとみられていたため、世界は衝撃を受けました。 ―
理由は「世界的なイカ乱獲の影響」…波紋呼ぶ「大盛りいか焼きそば」販売終了 2枚 エースコックの主力商品の一つだった「スーパーカップ 大盛りいか焼きそば」が3月末の生産分を最後に販売を終了するとのニュースが、日本中を駆け巡った。昭和の時代が終わる直前に登場し、SMAPをCMに起用するなど多くの人に愛され続けた商品だけに、ネット上には「これからどうやって生きていくのか」「うそだあ」との悲鳴が飛び交い、店頭でも相次ぎ品切れになっている。一方、取材を進めると、そのウラには近年の世界的なイカの需要増と、漁獲量減少が影を落としていた。 エースコックが同社ホームページで25日に発表。理由は原材料費や輸送費などとしたが、最も大きかったのは商品の代名詞でもある「いか」だったという。 「実はここ数年、イカの値段が急激に上がり、採算ギリギリの状況だったんです」と打ち明けるのは同社広告宣伝グループの担当者。「それ
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大企業に任せてしまえば農業は効率化する、という意見は根強い。それに関連して、興味深い話を聞いた。 栗和菓子屋さん。農家が高齢化し管理できなくなった栗園を引き受け、社員が栽培管理。しかし、条件のよい栗園以外は頼まれても断るようになったという。理由は人件費。 企業が農業をする場合、最低賃金以上を保証しなければならない。しかしそうすると、農家が作る栗より高くなってしまう。なぜそうなってしまうのか。農家は自分の人件費のことを考慮しないで安く売っているから。つまり、今の農産物価格は農家の自己犠牲のおかげで安く済んでいる。 もし農家がみんな農業をやめてしまい、企業が農業をやるようになって、もちろん最低賃金以上を保証するならば、農産物の価格は今以上に高くなる可能性がある。 しかしここで疑問が一つある。海外では企業化した大規模農業があり、非常に効率的に安価に農産物を生産している。日本でもそうしたら? とこ
後編はこちら いずれは食肉よりも昆虫食が身近に…? 「コオロギ食についてのご理解をどうか深めていただきたく、ご連絡いたしました」 コオロギ食論争が加熱するなか、このようなメールが集英社オンライン編集部に届いた。話を聞くべく記者が向かったのは東京都調布市にあるオフィスビル。2016年から食用コオロギを使ったお菓子やおつまみなどを開発している株式会社MNHだ。 取締役社長の小澤尚弘氏が語る。 「弊社はもともとお菓子メーカーではなく、地域貢献できるソーシャルビジネスモデルを作ろうとスタートした会社ですが、コオロギ食のお菓子の量産を始めたのは弊社がどこよりも早いと思います。これまで地域貢献として引きこもり経験者や福祉施設利用者を積極的に雇用してきており、その方たちの働く場所として始めたのがお菓子づくり工場でした。工場というよりは工房の雰囲気に近いかもしれませんね」
さて、前のNOTEでも書きましたが、実のところ、私は昆虫食自体に対しては大変好意的です。イナゴを食べたこともあるし、スズメバチの巣を駆除がてら、幼虫を炒めて食べたこともあります。ナッツみたいに美味しくて、あ!これは食べたがる人いるはずだわ!って思いました。 が、近年の持ち上げ方やビジネスとしての昆虫食にはかなり首をかしげています。 特に、食糧危機と絡めたやつは、腑に落ちない。理由は簡単で、そもそも食糧増産に必要なのは、農地の拡大や、肥料による収穫量の増大であって、コオロギではないからです。 コオロギは動物です。だから、カロリーを作り出すことが出来ない。栄養素を変換することはできますが、結局は与える餌に依存します。効率の面では有利ですが、結局の所、畜産物が抱えている問題点を解決できるわけではありません。 だから、変な話だな……と思っていました。我々の場合だと、休耕田や休耕地を再開したほうがず
コオロギ問題、結構専門に近い問題で興味を持ってしまったので考察というかお気持ちというか コオロギ問題の根源は、味でも見た目でも養殖コストでもなく「今、タンパク質の摂取元としてわざわざコオロギ選ぶ必要ある?」という話 実はちょっと根深い
では、この数字はどこから来たものなのか。 国がまとめている「SDGsアクションプラン2021」にある予算総額は6.5兆円。広がっている額面に近い数字であることがわかる。 「SDGs」は、持続可能な開発目標の略語。気候変動のみならず、貧困、健康・福祉、ジェンダー平等、エネルギーなど17の目標と169のターゲットがある。 国の「アクションプラン」は、このSDGsの重点事項とした項目に関わる各省庁のさまざまな事業を取りまとめ、「日本政府としてこれくらいの規模感で取り組んでいる」と提示したものであり、単一の予算として計上されているものではない。 プラン内のもので500億円以上、計上されているものをまとめると以下の通り(掲載順)で、総額の83%を占める。 教育費関連だけでも2兆5千億円近くを占めており、エネルギー資源や農業、災害対策、治山や森林整備などに充てられていることがわかる。農業農村整備事業の
北海道の東沿岸の小型船による流し網漁で、2年ぶりにサンマが水揚げされました。 水揚げされたのはわずか24匹で、14日朝、釧路市で行われた競りでは過去最高額となる1キロ当たり6万2000円で取り引きされました。 サンマ漁のスタートとなる北海道の東沿岸での小型船による流し網漁は、今月8日に解禁し、広尾漁協所属の小型船1隻が、国内ではことし初めてとなる水揚げを行いました。 流し網漁による水揚げは2年ぶりです。 とれたのはわずか24匹で、初水揚げとしてはこれまでで最も少なくなりました。 サンマはこのあと釧路市の市場に運ばれ、14日朝の競りでは、過去最高額となる1キロ当たり6万2000円で取り引きされました。 国内のサンマはここ数年深刻な不漁が続いていて、年間の水揚げ量は3年連続で過去最低を更新しています。 サンマを競り落とした「マルサ笹谷商店」の笹谷剛社長は「燃料が高騰する中、この時期にサンマが水
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熊本豪雨で死んだアサリ(右)と生き残った稚貝。アサリは淡水が海に流れ込む大雨に弱いという=2020年8月、八代市 輸入アサリを熊本県産と偽る大規模な産地偽装が問題となる中、複数の水産関係者が17日までの熊本日日新聞の取材に対し、過去の偽装に関わったと認めた上で、輸入時の状態で流通させる「原袋[げんたん]売り」の過程を経たアサリの多くが、熊本県と無関係に偽装された実態などを明らかにした。 県外の関係者によると、原袋売りでは麻袋やネット、発泡スチロール箱に入った状態で輸入されたアサリが税関を通過し、そのまま流通ルートに乗る。関係者は「多くは熊本を経由せずに、ブローカーが熊本産と偽装して流す」としている。 警察によるブローカーの摘発などがあっても偽装が相次ぐ現状について、関係者は「逮捕も覚悟でやっている。取引によっては数千万円のもうけがあると聞く」と話す一方、「海外産は検査で安全が証明されても消
環境破壊や乱獲による水産資源の減少を背景に、将来の食料不足に備えようと細胞を培養して作る魚肉の研究が進んでいる。先行する海外では年内の販売を目指す動きが出ており、日本でも回転ずし「スシロー」の運営会社などが開発に乗り出す。日本は開発資材の細胞をそろえるうえで多様な魚種が流通する利点があり、早期の実用化への期待が高まっている。 培養魚肉は、生きた魚の細胞に養分を含んだ培養液を与えて大きくする。成形には培養牛肉と同様に3Dプリンターを使うケースが多い。すり身状のものが主流だったが、米企業のワイルドタイプは味や見た目も天然のサケに近い切り身を作ることに成功し、試食会で握りずしを披露した。 国連食糧農業機関(FAO)によると、持続可能な水準にある水産資源の割合は1974年の90%から2017年には65・8%に減少する一方、過剰利用か枯渇状態の資源の割合は10%から34・2%に増えた。発展途上国の消
政府による農地買い上げ計画に抗議して集まった農民ら。オランダ・アムステルダムのスキポール空港近くのローゼンブルフで(2021年12月13日撮影)。(c)Ramon van Flymen / ANP / AFP 【1月13日 AFP】起伏のない広大なオランダの農村地帯で畜産業を営むコルネ・デローイ(Corne de Rooij)さん(53)は、子牛の鼻先をいとおしそうになでながら、いつまで飼育を続けられるのかと憂えている。 気候変動で低地が水没する危険にさらされているオランダにおいて、畜産業は温室効果ガスの主要排出源の一つだ。 ベルギー国境に近いオランダ南部の北ブラバント(North Brabant)州リール(Riel)村で牛と鶏を飼育しているデローイさんは、「これが自分の情熱と人生です」と牛舎で物静かに語った。 オランダの農民は、政府から最終的な選択を迫られている──より気候に優しい農業経
今年も「土用の丑の日」がやってきた。ニホンウナギは乱獲や生息環境の悪化から、その数を激減させ、2014年にIUCN(国際自然保護連合)が絶滅危惧種に指定したにもかかわらず、スーパーやコンビニ等は「土用の丑の日」のキャンペーンを毎年行い、メディアも「恒例ネタ」としてとりあげている。だが、日本の市場に出回っているニホンウナギの大部分が、違法或いは不適切に獲られたものだ。今月19日、環境NGOや専門家が、その危うさや行うべき対策を訴えた。 ○ウナギ消費が跳ね上がる「土用の丑の日」 「土用の丑の日」の起源は諸説あるが、"江戸時代の蘭学者平賀源内が、夏に売り上げが伸びず困っていたウナギ屋のために「丑の日にちなみ『う』から始まる食べ物を食べると夏負けしない」との販促キャンペーンを提案した"というものが有名だ。総務省統計局の調べ(2018年家計調査)では、一世帯ごとの「ウナギのかば焼き」の年間支出額のう
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