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ブックマーク / gdr.jagda.or.jp (4)

  • モーショングラフィックス文化とTVアニメのクレジットシーケンス|ARTICLES|The Graphic Design Review

    2000年代以降、日のTVアニメにおけるクレジットアニメーションは単なる世界観のプレゼンテーションに留まらない映像表現を見せている。その背景には映像制作のデジタル化はもちろん、動画プラットフォームのコミュニティから輩出されたモーショングラファーがグラフィックとセルアニメを高度に統合したクレジットアニメーションを制作するようになった状況がある。稿ではこれらのTVアニメのクレジットアニメーションがどのような歴史文脈の上にあるのか考察してみたい。 バナー画像:Oskar Fischinger, An Optical Poem, 1938 ◎モーショングラフィックスとは そもそも「モーショングラフィックス」という言葉を最初に用い始めたのは、CGアニメーションの父と呼ばれるジョン・ホイットニーだ。ホイットニーは第二次世界大戦後、爆撃や対空砲火の照準装置のメカニズムを応用したアニメーション装置によ

    モーショングラフィックス文化とTVアニメのクレジットシーケンス|ARTICLES|The Graphic Design Review
  • 「日本語の文字体系とそのデザイン」展 ─ フランスにおける日本語書体の研究と実践 |ARTICLES|The Graphic Design Review

    その後、2008年にパートナーのToan Vu-Huuと共に、グラフィックとタイポグラフィのデザインスタジオBaldinger-Vu-Huuを設立。私たちのコラボレーションは、1889年に設立されたフランスの印刷、タイポグラフィ、グラフィックデザインに関する最も古いデザイン学校であるEcole EstienneのVIコンペを勝ち取ったことから始まりました。小さいながらもスマートなチームで、ヴィジュアルアイデンティティ、エディトリアルデザイン、ポスターデザイン、サイン・案内システム、展覧会の展示デザイン、タイプデザインなど、幅広いプロジェクトに取り組んでいます。 これらの経験と知識は、教職を通じて共有しています。1995年から2002年まではローザンヌ(スイス)のECALで、2002年から2006年までベルン芸術大学(スイス)で、2013年から2015年までナンシー(フランス)のANRTでタ

  • 「愛すべきいじられ役」 大阪・関西万博ロゴマークへの祈り|ARTICLES|The Graphic Design Review

    2025年日国際博覧会(以下、大阪・関西万博)のロゴマークが発表された。 ロゴマークを見たとき、挑戦的なビジュアルにとても驚き、その後SNSで、ロゴマークに手を加えた「二次創作」たちが「祭り」[*1]のごとく発表され出したことにさらに驚いた。ちいさな感動すら覚え、興味深く見守っていたのだが、徐々にぼんやりした不安のようなものも感じ始めた。 2025年の万博開幕までのあいだに、このロゴマークが社会にどのように扱われ、受け止められるかはまだわからない。あれこれ評価する段階ではないだろう。ただ、いまこの瞬間の自分の期待とちょっとした不安の奇妙なブレンド具合を、記録として残しておくことに意味があるかもしれないと考え、この文章を書いています。 画像出典:https://logo.expo2025.or.jp/logo_announcement.html ・「やってくれたな!」 「イベントのロゴマー

    「愛すべきいじられ役」 大阪・関西万博ロゴマークへの祈り|ARTICLES|The Graphic Design Review
  • 書体は作者の罪を背負うか|ARTICLES|The Graphic Design Review

    20世紀末に発表された評伝によって近代デザイン史、タイポグラフィ史における重要人物のひとり、エリック・ギルの「不都合な真実」が明らかになった。以来、ギルの業績やその書体の運用をめぐって、さまざまな議論が交わされている。作者とその制作物は切り離して考えられるのか、否か。国際的に活躍する書体デザイナーが考える。 バナー画像:エリック・ギル、1908-9年頃(出典:Fiona MacCarthy, Eric Gill: Lover’s Quest for Art and God, 1989) 日およびタイポグラフィの世界でエリック・ギル(図1)といえばエドワード・ジョンストンの弟子、そしてGill SansやJoanna、Perpetuaなど名作とされる書体の作者として有名だ。特に人気のGill Sans(図2)は、ジャンルとしてはヒューマニストサンセリフまたはジオメトリック(幾何学的)サンセ

    書体は作者の罪を背負うか|ARTICLES|The Graphic Design Review
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