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ブックマーク / kakuyomu.jp (48)

  • カクヨムネクスト

    総ての夢と希望が叶う街──拡張都市パンドラを舞台に、 人々は「どんな望みも叶う」という希望を巡って日々〝ゲーム〟に明け暮れていた。 100の夢を持つ女子高生ストリーマー、天才チートデザイナー、ユメ狩りのために世界を闊歩する神がかり的ラッキーガール、そして〝世界の設計図〟の回収を目論む新世界運営委員会…… 次々に訪れる〝不運〟に振り回されながらも、記憶喪失の少年・波止場は、バニーガール姿のコンシェルジュアプリ──《NAV.bit》と共に、「希望を賭けたゲーム」を取り巻く騒動に巻き込まれていくことになる。 そして、夢と希望に満ち溢れたこの世界にはまだ誰も知らない秘密もあって…… 「──終わるんですよ。もうまもなくこの世界は、終了します」 ###更新スケジュール#### ※章区切りで毎日1話ずつ更新 ※章終わりのタイミングで2日お休み→新章スタート ※更新タイミングは変更になる場合があります

    カクヨムネクスト
  • ライトノベル市場半減のショック - 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム

    まず2023年6月19日の『週刊文春・電子版』をご覧になったであろうか。なんとライトノベル市場が半減したというのだ。私は「note」にて既に2019年にて警告を発したことがあるが「じゃーなんで次々ミリオンヒット作が出てるんだよ」という反論に負けてしまった。だがやっぱり体感的なことまで当たってしまった。 そりゃそうじゃん、中年読者を優先させて中高生のニーズを除外したらそりゃそうなるよね。 で、私は「真のラノベ市場の第一ピーク」って1997年だと思ってるんですよ。なぜかって? 膨大な若年層(厳密には23歳前後の新社会人層)が1996年末頃にラノベを卒業するかどうかの世代に当たるからです。そうです。年約200万人も出生数がいる団塊ジュニア世代の存在です。今の18歳人口年約110万人だぞ。それを考えたら真のラノベ市場は1997年頃がピークで読者のすそ野も大きく、逆に2013~2016年当時は既に一

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  • 偽中国語殺人事件 - 偽中国語殺人事件(みなもとあるた) - カクヨム

    「豪邸主人殺害…我々孤島滞在…圧倒的嵐到来、警察日到着不可…嗚呼…殺人鬼全員殺害可能性…」 「我探偵!犯人絶対特定!全員安心!我開始犯人捜査、皆詳細行動報告要求」 「我々昨晩一晩中大広間滞在!飲酒会話満喫!遊戯麻雀役満大興奮!証明完了!」 「我昨晩自室滞在。大広間隣接自室。我犯人仮定、大広間全員即座発見確実!我殺人不可能!証明完了!」 「我等執事夜間別館待機、朝仕事開始直前主人死体発見!我等圧倒的驚愕…絶望的状況…我等深夜外出不許可、犯行不可能。証明完了!」 「我昨晩自室滞在…事究極美味、寝具超絶高級、深夜超安眠不可避…証明不可…」 「我想像犯人絶対彼!被害者生前喧嘩多数!」 「我殺人否定!被害者友達!関係良好!」 「彼発言嘘!彼賭博借金大量!彼競馬中毒、馬跳躍伝説失敗!殺害理由十分!」 「興奮中止!我探偵発見手掛!死体付近、死亡時文章有!」 「被害者死亡時筆記文章有!?犯人特定有力手

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  • 偽中国語異世界小説 - 偽中国語異世界小説(みなもとあるた) - カクヨム

    「此処…?」 我起床、直後理解世界雰囲気特異。我足元広大草原、彼方巨大山脈、頭上奇妙生物飛行。 「我記憶喪失?何故我此処睡眠?駄目、理解不能…最後記憶、我汽車衝突。我予想我既死亡、此処天国?」 其時、我聞謎美少女声! 「貴方、異世界人?」 突然美少女登場、我非常驚愕。彼女服装幻想的、長耳突出、所有弓矢状武器。 「異世界?何故美少女此処?貴方発言意味不明。君服装携帯電子遊戯登場人物的」 「我同様思考貴方発言意味不明。携帯電子遊戯何?我服装一族伝統衣装」 「君携帯電子遊戯理解不能?結論、我異世界転生…?」 最初我半信半疑、今確信不可避。我絶対異世界転生。 謎美少女異世界説明開始。 「妖精一族長老、過去異世界人共同冒険経験有。彼曰、異世界人文化奇妙、時々発言意味不明。将来魔王君臨時、新異世界勇者登場、使用最強技術」 「結論、我最強勇者…」 「現在我半信半疑。突然登場異世界人、我信頼不可。我確認必

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    laislanopira
    laislanopira 2023/11/23
    中国(ミッドガルド)
  • 若者のライトノベル離れ 約10年で市場半減のショック(らんた) - カクヨム

    シャレになって無いよね。実は2016年がラノベ市場第二ピークでライトノベル市場が半減するそうです。 ※2023年11月に2022年の市場額が判明し……2026年頃にラノベ市場額のピークから半減することがほぼ確定しました。このため2020年データから2022年データに変更し、記述内容(主にデータ)も変更しました。ラノベ文庫に限ると毎年15~20億円も市場額が下落し……ラノベ文庫市場のピークである2012年のピークから実に-62%(2022年)という悲惨な結果になりました。 ※しかも2009年のラノベ市場第一ピーク時(301億円)から約3分2(-30%)まで下落しました。 ※『約10年』というタイトルは2016年のラノベ市場第二ピーク時(284億円)から約10年でラノベ市場が半減するという…続きを読む

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  • 1.遭遇 - 八尺様がくねくねをヌンチャク代わりにして襲ってきたぞ!(春海水亭) - カクヨム

    ◆ 物語は六年前から始まる。俺が十歳の無力なガキだった頃の話だ。 夏休み、両親の仕事の関係で俺は二歳年上の兄と共に父方の爺ちゃんの家に預けられることになった。 婆ちゃんはだいぶ昔に死んでしまったので、俺たち兄弟と爺ちゃんの三人暮らしだ。 当に田舎で何もなかったけれど、その分自然があったから俺も兄ちゃんも毎日、川に行ったり森に行ったりして結構楽しくやれてた。監視役の爺ちゃんも好きに遊ばせてくれたし、俺たちの知らない遊びを色々と教えてくれた。 「致死率十割神社だけは絶対行くなよ」 ただ、結構危ない遊びをやらせてくれる爺ちゃんでも、爺ちゃんの家から南にある神社にだけは絶対に近寄らせようとしなかった。 「妖怪がおるでな」 爺ちゃんは真剣な口ぶりでそう言う。 「どんな妖怪?」 兄ちゃんが尋ねる。 「八尺様っちゅう……でかい妖怪と、くねくねっちゅう妖怪や……八尺様はとにかくあかんやつや。見つかったら

    1.遭遇 - 八尺様がくねくねをヌンチャク代わりにして襲ってきたぞ!(春海水亭) - カクヨム
  • 近畿地方のある場所について(背筋) - カクヨム

    この作品を一言で言うと、「独特の語り口で繰り広げられるオカルト作品」。近畿地方のある場所に関するオカルト話が、ある時は雑誌の記事の形で、ある時はネットの掲示板の形で、ある時は取材の形で、手を替え品を替え、次々に語られていく。結局、近畿地方のある場所がどこなのかは分からないし。何者が、不可思議な出来事を起こしていたのかも語られることはない。しかし、独特の語り口で語られたオカルト話を読んだ後には、異様な独特のストーリーの作品を読んでしまったという奇妙な充足感が生まれる。こういう作品も掲載されるなんて、カクヨムの作品の幅は広いな。

    近畿地方のある場所について(背筋) - カクヨム
  • RTAごんぎつね - RTAごんぎつね(オジョンボンX) - カクヨム

    【一】 This is a story I heard from an old man in my village, Mohei, when I was a little kid. (これは、私が小さいときに、村の茂兵というおじいさんからきいたお話です。) Once upon a time, there was a small castle in a place called Nakayama near my village. A king by the name of Nakayama-sama lived in the castle. (むかしは、私たちの村のちかくの、中山というところに小さなお城があって、中山さまというおとのさまがおられたそうです。) A short distance away from Nakayama lived a fox named "Gon the Fox.

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  • 走れメロスRTA - 走れメロスRTA(乙島紅) - カクヨム

    RTA(リアルタイムアタック)――それはひたすら「速く」クリアすることに懸けるゲームプレイスタイルの一種である。 時に理不尽なNPCに出会い、時に予期せぬ操作ミスに嘆き……数百、数千と己をいじめ抜くような研鑽の末にコンマ一秒を争う戦いに挑む者たちのことを、人は敬意の眼差しを向けてこう呼ぶ。 ……「走者」と。 *** はい、どうもー。 今日はかの有名作品『走れメロス』のRTAに挑戦していきたいと思います。 ご存知の方も多いかと思いますが、初見の方のためにも軽く作品の紹介をしていきますね。 作は太宰治によって書かれた短編小説で、人間不信の暴虐な王に処刑されそうになったメロスが、妹の結婚式に出席するために友のセリヌンティウスを人質にして刻限までに処刑場に戻ってくることを約束し、約束を果たして王を改心させるというお話です。 セリヌンティウスからしたら「なんで自分が人質に?」って話ですけどね。 プ

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  • はてなインターネット文学賞 最終選考結果 - カクヨム

    受賞作が決定しました はてなインターネット文学賞は、2,406作品のご応募をいただき、 選考の結果、88作品が最終選考に進みました。 最終選考は、 栗栖義臣(株式会社はてな代表取締役社長) 大西康裕(株式会社はてな取締役 サービス・システム開発部長) はてなブックマーク開発チーム(株式会社はてな) カクヨム開発チーム(株式会社はてな) が選考いたしました。 はてなインターネット文学賞は、KADOKAWAとカクヨムを共同開発する株式会社はてなの20周年を記念し、はてながカクヨム上で初めて開催したコンテストでした。「インターネット文学」という掴みどころのないテーマのコンテストではありましたが、おかげさまで多くの皆様にご参加いただけました。ご応募いただいた作家の皆様およびはてなインターネット文学賞を楽しんでいただいた皆様、誠にありがとうございました。 いまさらなのですがインターネット文学とはな

    はてなインターネット文学賞 最終選考結果 - カクヨム
  • ストーリーには普遍的な「型」がある - きちんと学びたい人のための小説の書き方講座(フィルムアート社) - カクヨム

    みなさん、はじめまして。フィルムアート社です。 フィルムアート社は、その名のとおり主に映画(フィルム)のを出版している出版社です。フィルムアート社がなぜカクヨムで連載をスタートすることになったのか、まずはその理由をお話ししたいと思います。 フィルムアート社は映画の中でも特に「映画」に関するを多数出版しています。いわゆる「ハリウッド式脚メソッド」を学べるです。 映画は物語(ストーリー)です。 つまり「映画」のは、「物語(ストーリー)のつくり方」のでもあるわけです。 近年は、「映画」以外のジャンル(小説やアニメ、ゲームTRPGなど)を含む「物語全般」の創作に役立つを数多く出版しています。 たとえば、『感情類語辞典』に代表される「類語辞典シリーズ」は、この手の創作としては異例の大ヒットシリーズとなっています。 あるいは「SAVE THE CATの法則」や「三幕構成

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  • #東京2020 - 東京に巨大な男性器が生えて開会式ができない件(ななおくちゃん) - カクヨム

    2021年7月23日の午前0時、新国立競技場の中心に、突然巨大な物体が出現した。 最初に目撃したのは、競技場周辺にいた警備員だった。東京オリンピック開会式を当日を迎えて、現場では普段以上に緊張感が漂う中、競技場内から突如聞こえた『ヌッ』という音に複数の警備員が振り返ると、夜の闇に隠れて詳しくは見えなかったが、競技場の中から空に向かって高く突き上げている、月明かりにうっすらと縁取られた”それ”の輪郭を捉えた。 十数名は当初、怪獣が現れたのかと思った。腰を抜かした者もいた。数名はオリンピックイベントの一環だと思っていた。変わった形の巨大なバルーンか何かだと。 巨大物体出現から数十秒後、不穏な匂いが競技場内から漂い始め、嘔吐する者が現れた。警備担当者達が関係各所に連絡を始めてから数分後、一般人達が巨大物体の存在に気付き始め、悲鳴を上げて走り去る者、関心を持って近づく者、写真を撮ってSNSにあげる

    #東京2020 - 東京に巨大な男性器が生えて開会式ができない件(ななおくちゃん) - カクヨム
  • はてなインターネット文学賞 応募要項 - カクヨム

    インターネットで語り継がれる物語、募集 インターネット上で人々が物語を書くようになって20年以上が経ちました。個人サイトや掲示板からはじまり、ブログやSNS、そしてカクヨムと様々な場所で物語が日々膨大に生まれています。その中にはカクヨムの書籍化作品のようなインターネットの枠を超えて書籍となるものも多くあります。 一方、インターネット上で語られ続けている物語もあります。投稿から10年以上が経って投稿者が忘れても、投稿されていたプラットフォームが閉鎖して元の文章が失われても、匿名掲示板で誰が書いたのか忘れられても、インターネット上の名作は人々の間でシェアされ、今も読まれ続けています。 KADOKAWAとカクヨムを共同開発する株式会社はてなは、20周年を機にはてなインターネット文学賞を開催します。はてなが携わる複数のプラットフォームで投稿を募集し、カクヨムではインターネットでこの先長く語り継がれ

    はてなインターネット文学賞 応募要項 - カクヨム
  • 魔王城近くの村人のほうが強いから解雇します - 魔王城近くの村人のほうが強いから解雇します(真名千) - カクヨム

    魔王城最寄りの村、その酒場で僧侶は勇者に訴えた。三足の丸机が叩かれて震える。 「どうして私をクビにするんですか!?最初の村から、ここまで一緒にやってきたじゃないですか!」 勇者は静かに答えた。 「最初の村でパーティーを組んだ戦士には何度も変わってもらったし、魔法使いも変わった。ついに君の番が来たんだよ」 「酷い!あんまりだ!!」 僧侶らしく権勢欲がとても強い僧侶は魔王討伐後の栄誉を夢見ていただけに落胆を隠せない。最後の最後で他人に成果をさらわれろと言うのか? 勇者は溜息をついた。 「君のためでもあるんだ。分かってくれ。君は回復担当だからここまで何とかやってこれたけど、肉体的には強力なモンスターの脅威に晒されてきたこの辺りの村人の方が強い。持って生まれた肉体の強さが違うから、鍛えてどうにかなるもんじゃない。死んだらそこで終わりだよ?」 さとすように語りかける勇者に僧侶は反論する。 「それな

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  • 偏差値10の俺がい世界で知恵の勇者になれたワケ(ロリバス) - カクヨム

    ※書籍版「偏差値10の俺がい世界で知恵の勇者になれたワケ」発売中です。 ※コミカライズ全4巻、講談社より発売中です。 偏差値10で自分の名前も書けない男、田中龍一。 ある日気がつくと、彼は異世界に転移していた! そこでは人間は魔王の脅威にさらされていて、やつらを倒すためには《聖剣》の封印を解かなければいけないらしい。 しかし、聖剣にはすごい《封印》が施されていて、国中誰も解くことができない。 果たして偏差値10のバカは聖剣の封印を解くことができるのか!バカが送る異世界コメディ冒険譚、開幕! ※完結しました

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  • 自殺騒ぎの後で - 山本弘のリハビリ日記(山本弘) - カクヨム

    この文章の少し前、自殺をほのめかす文章を書いて、ツイッターに騒ぎを巻き起こした。 正直に書いておくが、自殺を図ろうとしたのは事実である。決して衝動的な自殺ではなく、一年近く前から計画していたことでも。自殺のやり方は深夜の出血多量による失血死。眠っている間に安らかに死ねる……と思っていた。 自殺の方法はいろいろ考えた。前に書いた『詩羽のいる街』のように、マヌケな死に方や他人に迷惑をかける死に方を選んで、笑いものになるのだけは避けたい。 かなり悩んだのは、仕事場に使っているマンションから飛び降りるという方法である。しかし、これは実行不可能だと分かった。というのも、僕の健康状態が急速に悪化していたからだ。 脳梗塞で4箇月ほど入院した直後はまだましだった。歩いて家の周囲を何周も回ったりもした。それがしだいに歩ける距離が短くなってきた。 今は、家の周囲を一周すらもできない。これでどうやって仕事場のマ

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  • と学会の興亡・その四 - 山本弘のリハビリ日記(山本弘) - カクヨム

    僕かと学会をやめようと決心したある事件がある。 その頃、と学会の例会はある駅の5階か6階(もう記憶か曖昧だ)にあった。そこまで上るのはもちろんエレベーター。ちょうど季節は2012年の春。窓の外には完成が近づいた東京スカイツリーがよく見えた。僕はその日、一人のと学会会員といっしょにエレベーターにのった。 「もうじき完成てすね、スカイツリー」 するとその若者はこう言ったのだ。 「最初にスカイツリーを壊しに来るのはどんな怪獣なんでしょうね?」 僕は息が止まるほどのショックを受けた。 スカイツリーを壊しに来る怪獣? そんなもの決まっている。怪獣6号ゼロケルビンだ。チルソギーニャ遊星人に操られて東京に襲来、スカイツリーの上でヒメと激戦を繰り広げるのだ……。 そう、『MM9』の続編『invasion』。僕はそれを2011年に描いた。スカイツリー完成の前の年だ。当然、僕の読者なら知っているはずだ。 僕は

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  • と学会の興亡・その三 - 山本弘のリハビリ日記(山本弘) - カクヨム

    僕がと学会をやめた理由、唐沢氏との関係が不仲になったことである。 最初のうちは、不仲とは言ってもそんなに悪い関係じゃかった。そうでなかったら『去年はいい年になるだろう』にゲスト出演を頼んだりはしない。 不仲になったきっかけは、僕が例の盗作事件の話題をちらっとmixi日記で書いたことだ。mixi日記と言ってもクローズドであり、数人の知り合いだけにしか読めないものだったのだが(唐沢氏はその一人だった) ところが唐沢氏それに腹を立て、僕に削除を要求してきた。僕はびっくりした。別に唐沢氏のことを悪く書いたわけじゃない。それにあの事件はマスコミに騒がれために、多くの人が知ってしまっている。誰かの口をふさいでどうにかなるものじゃないのだ。おまけにこんなふうに言論を規制するのは、僕の流儀に反する。どんな場合でも(ヘイトスピーチにならない限りは)言論の自由というものを最大限に認めるべきだというのが僕の信念

    と学会の興亡・その三 - 山本弘のリハビリ日記(山本弘) - カクヨム
  • と学会の興亡・その二 - 山本弘のリハビリ日記(山本弘) - カクヨム

    さて、そんな話ではなく、僕がと学会への不信を決定づけられた一件がある。名付けて「と学会の陰謀」である。 当時、と学会に対して敵対的な行動をしている人物「かりにX氏と呼ぶ)がいた。敵対的と言っても犯罪行為ではない。あくまで表現の自由、正統的な人権の行使である。 と学会内部でX氏の行動に腹を立てている人間がいた。彼らは結託し、X氏に対して反撃を計画した。 と学会には一般向けのホームページの他にも、ごく少数の人間しかアクセスできないクローズドのページがある。僕たちはそのクローズドのページで、よく外部の人に知られては困る情報を話し合っていた。 その時の話題もX氏についてだった。目の上の瘤であるX氏の口を封じたい。そのためにはX氏に対して訴訟を起こしたい。ところがX氏の住所が分からない。何としてでもX氏の現在の住所を知らなくてはならない……。 そこで名案(と信じた人間は思いこんでいる)が浮かんだ。何

    と学会の興亡・その二 - 山本弘のリハビリ日記(山本弘) - カクヨム
  • と学会の興亡・その一 - 山本弘のリハビリ日記(山本弘) - カクヨム

    大切なことをこれまで書いていなかった事を思い出した。と学会のことである。 正直にぶちまけてしまうが、僕は会長になんかなりたくなかった。最初に会を発足すとの話し合いの日に、「じゃあ、山さん会長ね」と強引に押しつけられただけである。゛ 最初のころは抜群に面白かった。向かうところ敵なしという感じで、いくらでも楽しい文章を書きまくった。 それに影がさしたのは唐沢俊一氏の無断盗用事件である。唐沢氏が書いた文章が他の人の文章とまったく同じであることが発覚したのだ。 最初のうち、僕は唐沢氏に好意的であった。唐沢氏はたくさんの文章を書きまくっている人だ。たぶん原稿を書いているうち、自分が書いた原稿を忘れてしまい、他の人が書いた原稿とごっちゃになってしまったのだろう。 だけど、こんな事件をと学会の会長として見過ごすわけにいかない。僕は会長としての権限を初めて行使して、唐沢氏のと学会員としての活動を一年間休

    と学会の興亡・その一 - 山本弘のリハビリ日記(山本弘) - カクヨム