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ブックマーク / makezine.jp (16)

  • Make: Japan | 走行する腹筋ローラー「アブライダー」の挑戦 ― Maker Faire Tokyo 2023 会場レポート #1

    2023.10.26 走行する腹筋ローラー「アブライダー」の挑戦 ― Maker Faire Tokyo 2023 会場レポート #1 Text by Yusuke Imamura 腹筋を鍛えるローラー(アブローラー)に動力を加えて走行させようという、思わず「どういうこと?」と聞き返しそうになる展示があった。蕪木孝氏(@takashikaburagi)の「アブライダー」である。 「アブライダー」に使われた、ごく一般的なアブローラーの箱 アブライダーがどういうものかは、蕪木氏が実演している様子を見ればすぐにわかるだろう。 アブライダーの体。アブローラーや電動ドリルを木枠にフィットさせるために3Dプリンタも活用した アブライダーの動力は、電動ドリルの回転をチェーンでアブローラーに伝えることで得ている。電動ドリルのトリガーにはワイヤーがくくりつけてあり、そのワイヤーはアブローラーのハンドルに取

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  • Make: Japan | Maker Faire Tokyo 2019レポート #1|自宅のリビングで作った「粒子加速器」に度肝を抜かれる

    2019.08.05 Maker Faire Tokyo 2019レポート #1|自宅のリビングで作った「粒子加速器」に度肝を抜かれる Text by Yusuke Aoyama Maker Faireの会場では、「なぜ、こんなものが、こんなところにあるんだ」と度肝を抜かれる展示に、しばしば遭遇する。今年のMaker Faire Tokyo 2019で、そんな度肝を抜かれたモノのひとつが「自宅で粒子加速器を自作する」が出展している「粒子加速器」だ。 金属の背の低い円柱が粒子加速器の来、粒子加速器は最先端の物理学の研究に用いられる実験用の機器だが、一般的にその大きさは数百メートルから、数キロメートルほどの超巨大なもの。だが、出展者の高梨さんは、その加速器のひとつ「サイクロトロン」を自宅のリビングに作ってしまった。 普段は閉じられている加速器体の内部。中心に0.5mmのタングステン・

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  • Make: Japan | ゴミや廃棄された電気部品から生まれた素晴らしいメカたち —「手を使うことはデジタルのスカルプトよりもずっと楽しい」

    2018.03.02 ゴミや廃棄された電気部品から生まれた素晴らしいメカたち —「手を使うことはデジタルのスカルプトよりもずっと楽しい」 Text by Gareth Branwyn Translated by kanai インターネットでは、MarshMellopという名前で知られるデザイナーでコンセプシャル・アーティストのSteve Marshalは、素晴らしい作品の数々を「Make: project」に投稿してくれた。今は薬物乱用防止のための仕事をしているが、ロボットやメカやキャラクターのフィギュアを作るプロの作家になるのが夢だ。その才能は十分にある。彼は、空いている時間を使って、ロボットやメカをゴミや廃棄された電気部品やプラスチックの欠片から生み出している。 Stevenの話を紹介しよう。 「昨年一年をかけて、私は、ジャンクや拾ってきたパーツや不要になった電気製品などを材料にしてロ

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  • Make: Japan | マリ・クレール誌に掲載された美しいプリント基板

    Saar Drimer博士は、美しいプリント基板を作っている。ロンドンに社を置く彼の会社、Boldportは、実用的で見た目にも美しいプリント基板のデザインを専門に行っている。あまりに美しいので、写真家のミッチェル・ファインバーグが撮影したBoldportのプリント基板の写真で「マリ・クレール」誌アメリカ版に6ページの特集が組まれたほどだ。 これらの写真では、Drimerの複雑でスタイリッシュなプリント基板が、ティファニー、ショパール、カルティエ、ユーマン、ハリー・ウィンストンといった高級宝飾品とともにデザインされている。写真はBoldportブログの許可のもとに掲載させていただいた。 ここに掲載した写真はDrimerの作品だが、宝飾品は取り除いてある。私にすれば、基板そのものが芸術品だ。どれも、Boldportが持つ独自のLinuxベースの基板デザインツール、PCBmodEを使って作ら

    Make: Japan | マリ・クレール誌に掲載された美しいプリント基板
  • Make: Japan | ゴーストや死神が空を飛ぶ。友だちを震え上がらせる6つのドローンおばけ

    ドローン(正しく言えばマルチコプター)は、いろいろ遊べて楽しい。もともとの使い方で飛ばすだけでも楽しいのだが、ハロウィーンの衣装を身につけると、クレイジーなものに変身する。ここにドローンを使った6つのおばけを紹介しよう。 ゴースト・クアドコプター このビデオのタイトルは、ずばりGhost Quadcopterだ。みんなもこんなおばけを想像していたんじゃないかな。ゴーストのコスチュームをクアドコプターにくっつけただけで、4つのモーターとプロペラは外に突き出ている。太陽の光の下でみれば、その仕掛けが丸わかりなのだけど、これで車を運転している人を驚かそうなんてのは、いけないことだ。 空飛ぶ死神 これが飛んでいるところをちょっと見ただけでは、その飛行の仕組みはわからないだろう。しかしビデオを見れば、よくわかる。ヘクサコプターに釣り糸で死神を吊しているのだ。これは頭がいい。それに、なかなか正体がばれ

    Make: Japan | ゴーストや死神が空を飛ぶ。友だちを震え上がらせる6つのドローンおばけ
  • Make: Japan | 壊れたプリンターで出力したようなO’Reillyの技術書の手描きの表紙

    技術書の出版社であり、Make Magazineの創刊時の版元(編注:現在はMaker Media社として独立)であるO’Reilly Mediaでは、30年近くにわたって技術書の表紙にDover Pictorial Archiveの動物のイラストを使っている。その間、それらの動物が棲む世界の環境が激変したのと同じように、書籍に書かれる技術の内容も大きく変化した。デジタル技術の変化は、自然界の変化をそのまま写しているかのようにも感じられる。アーティストのJoshua Caleb Weibleyは、そんな O’Reilly Mediaのの表紙を題材にした作品を製作し、Colophon(奥付)と題された展覧会に出展する。 19世紀以来、Dover Pictorial Archiveに描かれた動物の一部はすでに絶滅したか絶滅の危機にあります。同様に、動物を表紙にした技術書の内容も、時代遅れにな

    Make: Japan | 壊れたプリンターで出力したようなO’Reillyの技術書の手描きの表紙
  • Make: Japan | 釘で作った小さな剣

    上の写真はプラスティックのマドラーではない。釘から作った金属の剣なのだ。金床とハンドドリルなどの工具があれば、あなたも、”びっくり-費用比率” の高い剣が作れる。 下のビデオの最初のいくつかの工程を見て、びっくりする人もいるだろう。大きな釘に小さな穴を開けて、ドリルを旋盤代わりにして釘の頭を削っている。最後のほうでわかるが、ここがみごとに丸い柄に仕上げられている。穴は小さな釘を通すためのものだった。この小さな釘は、曲げられて叩かれて、鍔になった。その前の工程で、釘の先端を熱して叩き、磨いて、刀身(かき混ぜる部分?)が作られている。 非常に手際よく作られているところから察するに、ここに至るまでに何も作っているはずだ。私なら、鍔をどのように取り付けるかを考える前に、柄頭をもっとシャープな形にしようとするだろう。ライトセイバーもそうして作られたのだと思う。新しい予告編を見ても、鍔の問題はまだ解

    Make: Japan | 釘で作った小さな剣
  • Make: Japan | コカコーラを蒸留して真水に戻す装置

    アーティストのHelmut Smitsは、ごくごくありふれたものを使って、驚くべき作品を生み出している。彼の最新作は、ありふれたものを別のものに変換するというもので、The Real Thingと題された、コカコーラを蒸留して真水に戻す装置だ。 Smitsは、このオリジナル版を2006年に作っている。コカコーラを手で濾過して真水にするというインスタレーションだ。今回は、アムステルダム大学の修士課程で学ぶMartien Würdemannの協力で、蒸溜する方式を考えた。コカコーラの瓶を湯煎にかけ、その蒸気を集めるというもの。その後、飲めるようにミネラルを添加する。 この作品からは、さまざまな面白い結果が見られるのだが、これを作ろうとした理由を問われて、Smith はこう説明している。「みんなに笑ってもらいたかった。そして、どんなク○なものをみんなが飲んでるかを考えてもらおうと思って」(Bea

    Make: Japan | コカコーラを蒸留して真水に戻す装置
  • Make: Japan | 「スター・ウォーズ」ファンが作ったアホみたいに細かい段ボールのミレニアムファルコン

    素晴らしい体験だった! 私は子どものころにミレニアム・ファルコンをいくつも作ったが、最後に作ってから30年がたった。アニメーションアーティストとして長年働いてきた今(更年期にさしかかり)、今だったら気で作れそうだと考えた。そこで、ミッション達成! 地下室に置いてあった箱をほとんど使って、全長1.5メートルのファルコンを見事に作りあげた。も大喜びしてくれた! 🙂 Thomas Richnerは職業を変えた方がいいのではないか。R2-D2やミレニアム・ファルコンなど、段ボールをリサイクルして別のものを作るという才能はきっと商売になる。誰か、彼を雇って才能を活かしてほしい! このめちゃくちゃ細かいミレニアム・ファルコンは、実際に格納できる引き込み脚などのディテールが、まさにこの世のものとは思えない。140時間をかけた製作過程がわかるよう、彼の imgur ギャラリーの写真を下に並べてみた。

    Make: Japan | 「スター・ウォーズ」ファンが作ったアホみたいに細かい段ボールのミレニアムファルコン
  • Make: Japan | 音響ミラー:過去の軍事技術をアートで再現

    写真:Signal レーダーが発明される前、イギリス軍は接近する敵機を察知するための音響ミラーの研究を行っていた。画面に光が点滅するかわりに、戦略的に配置されたコンクリートのパラボラが周囲の音を集めて、飛行機のエンジン音など、遠くの音を聞こえやすくするという単純なものだ。 写真:アボッツクリフの音響ミラー。撮影:Andrew Grantham。 この魅力的で原始的で印象的な過去の遺物(これはまだイギリスの海岸に立っているのだが)の存在を知ったアーティスト、Tim Brunigesは、ギャラリーの中にこれのインタラクティブな一組を復元した。今年の初め、ブルックリンのSignal galleryで開かれたMIRRORSという作品展で、Brunigesは2.7メートル四方の音響ミラーを木材とコンクリートで作り、パラボラの中央にはマイクを埋め込んだ。2つの音響ミラーは向かい合わせに配置され、この洞

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  • Make: Japan | 札幌の地下歩道で生成されるデータ壁画

    菅野創とyang02のSEMI-SENSELESS DRAWING MODULESが札幌の地下道で動いている。多数の垂直プロッタが動き回って自動生成する描画パターンは、人の多さや騒音量、その日の気温、湿度といった環境のコンディションによってリアルタイムに変化する。 この作品は札幌国際芸術祭2014の一部で、他の作品とともに地下歩行空間「チ・カ・ホ」で見ることができる。上記の動画では人々が行き交う会場の様子もわかる。会期は9月28日まで。会期末の頃には濃厚なデータ壁画ができあがっているだろう。

    Make: Japan | 札幌の地下歩道で生成されるデータ壁画
  • Make: Japan | 舞台裏:バーニングマンの準備

    月曜日の大雨の前、一般開場の前、1万人を超えるMakerやアーティストが材料や機材とともにネバダ州のブラックロック砂漠に集まり、準備をしていた。 「早入り」パスは、バーニングマンの名物にもなっている展示物の製作を行う人々に渡される。ゲートが開く前に入るには、Makerにならなければいけない。または、Honarariumプロジェクトの一員になるか、公認テーマキャンプか、あなた自身の作品となるアートカーの製作に携わっていることが大切だ。 その時間は、20年前のバーニングマンを思わせる。みんなで力を合わせて、チームワークや新しい友情を楽しみながら、何カ月も前から準備してきた出し物を屋外で作る。 作ることは、バーニングマンの原点だ。それは、発想、計画、機知、集中、組み立て、協力、コミュニティーという形で、先週末の雨水が溜まった砂漠のあちらこちらで目撃できた。 Embraceの内側で木材に木の皮を打

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  • Make: Japan | すべてのアートはMakerによって作られた

    私がメトロポリタン美術館で“コンピューター係”として勤め始めたころ、美術館というのは、壁に整然と絵が並べられている静かな場所だと思っていた。そして芸術というものは、ひとりの天才によって作られた意味のわからないものだと思っていた。そのうち、光を通すピンホールのあるシンプルな箱、“カメラオブスキュラ”のことを知った。この装置は日の観察などに使われていたのだが、17世紀にはすでに肖像画家がこれを利用して写真のようにリアルな絵を描くようになっていた。私は「それってズルじゃない?」と思った。 やがて私はいろいろ知りたくなり、芸術家たちは、表現力を高めるために、いろいろな方法で最新のテクノロジーを採り入れていたことを知るようになった。オランダ人天才画家ヨハネス・フェルメールもカメラオブスキュラを使っていた可能性があることも知った。そして、すべてのアートはMakerによって作られたのだと気がついた。

    Make: Japan | すべてのアートはMakerによって作られた
  • Make: Japan | 自転車工房のドールハウス

    ボクはミニチュアが大好きだ。自転車も大好きだ。だから、このミニチュア自転車工房の写真に出くわしたとき、どれだけ魅了されたかおわかりだろう。この写真は、redditのユーザー、sponge_worthy82がアップロードしたものだ。キャプションにはこう書いてあった。 私の叔母は趣味でドールハウスを作っています。これは叔母の最新作。小さな自転車のチェーンです。 わお! – Nick Normal [原文]

    Make: Japan | 自転車工房のドールハウス
  • Make: Japan | 大西康明のホットグルーアート

    ホットグルーガンは、プロジェクトを素早く仕上げるための秘密兵器として多くのMakerに愛されている。最適な工具がわからないときなどは、とても重宝する。 大西康明はしかし、ホットグルーを素材として使い、金網から垂らして枝分かれさせて、複雑で半透明なアート作品を作っている。尿素結晶を加えることで、輝きを与えている。通常は黒のグルースティックを使っているようだ。こんなすごいものがあるなんて、ちっとも知らなかった。[Wired Designより] [原文]

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  • Make: Japan | 3Dプリントの美しき失敗作12点

    ラピッドプロトタイピングにおいて3Dプリンター当に重宝するが、ちょっとした欠点もある。エクトルーダーの不調、ベッドの上でプリントがずれる、ベルトが滑るなどなど、原因はいろいろあるが、プリンターを動かして、目を離して、戻ってくるととんでもないことになってる、なんてことがよくある。 だが楽しいことの、そんな失敗によって、けっこう面白いものができたりもする。ここに紹介する12点は、失敗作なんだけど、なんかいい感じのものだ。みんなも、こんな経験があったら教えてほしい。 「Makerbot:3Dプリントの洒落た失敗」─ Flickrユーザー、luccawithcheeseより。 「原因はシリアルのエラー。おそらく電源線かUSBケーブルのノイズ」─ Flickrユーザー、Robosproutより。 「目を離した隙の3Dプリントの失敗」─ John Edgar Parkより。 「Trixie and

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