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流星ワゴンに関するluccioraのブックマーク (1)

  • 流星ワゴン - lucciora’s diary 蛍日記

    流星ワゴン ーーやっとわかった。 信じることや夢見ることは、未来を持っているひとだけの特権だった。 信じていたものに裏切られたり、夢が破れたりすることすら、 未来を断ち切られたひとから見れば、それは間違いなく幸福なのだった。 ドラマにもなった重松清さんの小説小説というものを私はあまり読んでこなくて、どちらかというと 心理学・宗教学や、思想・エッセイなどが好きで読んできたけれど、 最近、歳のせいなのか…やっと小説が面白いと思うようになってきた。 それでも小説のなかの風景描写だったり、セリフだったりが、 自分の感覚に合わないとなんだか面倒になっていたのだけど、 重松清さんは、私にとってその辺りがとてもすんなり入ってくる作家なのだろう。 この小説では、積極的に死のう、と思うほどの気力もなくなった、 生きることに疲れはてた主人公が、夜の駅前のロータリーで 「死んでしまってもいいな…」と思うとこ

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