会計検査院の河戸院長は衆議院予算委員会で、大阪・豊中市の国有地が、学校法人に鑑定価格より低く売却されたことについて、事実関係を確認したうえで、多角的な観点から検査を実施する考えを明らかにしました。 これに対し、会計検査院の河戸院長は「会計検査は正確性、経済性、効率性、有効性等の多角的な観点から検査を行っている。一般的に国有財産の売却は、会計法令等に基づき、予定価格は適切に算定されているかなどに着眼して検査しており、今回の件についても事実関係を確認したうえで、国会での議論も踏まえ、多角的な観点から検査を実施していきたい」と述べました。