タグ

音声学に関するmasa8aurumのブックマーク (24)

  • 語中音消失 - Wikipedia

    語中音消失(ごちゅうおんしょうしつ、syncope)とは、語の内部にある1つ、またはそれ以上の音の脱落のこと。語源はギリシャ語のsyn-+kopein(打つこと)。 歴史言語学では、「syncope」は強勢(アクセント)のない母音の脱落を指すことが多い。(語中母音消失) 例[編集] 強勢のない母音の脱落[編集] ラテン語 cálidum > イタリア語 caldo(熱い) ラテン語 verecundia > イタリア語 vergogna(恥) ラテン語 vetulus > イタリア語 vecchio(古い) その他の脱落[編集] 古英語 hláford > 英語 lord 詩の技法[編集] 装飾のため、あるいは韻律のために、詩の技法・修辞技法として語の内部から音が取り除かれることがある。 イタリア語 spirito > 詩 spirto(勇気) 英語 hastening > 詩 hast'

    masa8aurum
    masa8aurum 2024/05/09
    “語中音消失(ごちゅうおんしょうしつ、syncope)”
  • 語頭音消失 - Wikipedia

    語頭音消失(ごとうおんしょうしつ、aphaeresis)とは、音声学において、語の最初の1つ、またはそれ以上の音の脱落のこと。語源はギリシャ語のapo(なくなる)+hairein(取ること)。 歴史的音声学では、「aphaeresis」は強勢(アクセント)のない母音の脱落を指すことが多い。オックスフォード英語辞典ではこの種の語頭音消失を「語頭母音消失(aphesis)」と呼んでいる。 例[編集] 強勢のない語頭母音の脱落[編集] ギリシャ語 episkopos > 俗ラテン語 ebiscopu > 英語 bishop(ビショップ) 英語 amend > mend(直す) 英語 escape + goat > scapegoat(贖罪のヤギ) 古フランス語 evaniss- > 英語 vanish(消失) 英語 esquire > squire(〜様) 日語 いばら>ばら(薔薇)、いづれ>

    masa8aurum
    masa8aurum 2024/05/09
    “語頭音消失(ごとうおんしょうしつ、aphaeresis)”
  • 語尾音消失 - Wikipedia

    語尾音消失(ごびおんしょうしつ、apocope)または語末音消失(ごまつおんしょうしつ)とは、語の最後にくる1つ、あるいはそれ以上の音の脱落のこと。apocopeの語源はギリシャ語のapo-(〜からなくなる)+koptein(切ること)から派生したapokoptein(取り去る)。 歴史的音声学では、「apocope」は強勢(アクセント)のない母音の脱落を指すことが多い。(語尾母音消失または語末母音消失) 例[編集] 強勢のない語尾母音(と鼻音)の脱落[編集] 俗ラテン語 panem > スペイン語 pan(パン) 俗ラテン語 lupum > フランス語 loup(オオカミ) ラテン語 stratam > 英語 street(通り) その他の脱落[編集] ラテン語 illud > スペイン語 ello(それ) 格素性[編集] エストニア語とサーミ語で見られる現象は、語尾音消失が文法上の格の

    masa8aurum
    masa8aurum 2024/05/09
    語尾音消失または語末音消失(apocope)
  • なぜoneと綴って/wʌ́n/と発音するのか?(中学生の英語なぜなぜシリーズ その1) - Large Language Linkage

    なぜoneと綴って/wʌ́n/と発音するのか? 英語を学習すると、いや、英語学習を始める前から、ありふれた英単語として接しているため、改めてこのことを疑問に思う人はそんなにいないかもしれない。 しかし、英語学習を進めていき、単語の綴りと発音の関係がおぼろげに掴めてきた時、改めて考えると不思議な発音である。 寺澤の英語語源辞典(研究社)によると、 ME ōnは南西部や西部では15Cまでにwōn, (強勢のないときは)wonのように語頭に半子音wが添加され, wunを経て, ModE /wʌ́n/となり, これが標準化した. なお, 強勢形の母音はのちに二重母音化するが, それはalone, atone, onlyなどの中に残る. とのことであり、まとめると、 中英語の時点ではōnであり、カタカナで書くなら「オーン」と発音した。 イギリス南西部や西部では、15世紀までに語頭にwが添加され「ウォ

    masa8aurum
    masa8aurum 2024/03/18
    マジか。ōnの語頭に半子音wが添加されるなんてあるの? (wが唇音退化(?)で脱落するのはわかるけれども、その逆って)
  • #1271. 日本語の'''唇音退化'''とその原因

    [2012-02-12-1]の記事「#1021. 英語と日語の音素の種類と数」で軽く言及したのみだが,日語は通時的に唇音退化 (delabialisation) を経たとされている.現在のハ行の子音は,かつては [p] だったという説である.[p] が摩擦音化し,さらに摩擦そのものが弱くなり,調音点が [h] へと後退したという.異論もないわけではないが,今や学界ではほぼ定説として受け入れられている. [p] > [f] の変化といえば,英語史(正確には印欧語史というべきか)におけるグリムの法則 (Grimm's Law; [2009-08-08-1]) がすぐに想起される.ただし,グリムの法則の示す変化は,調音点においても調音様式においても,広範かつ体系的であり,単発の日語の唇音退化とは性質が大きく異なる.しかし,[2012-05-22-1]の記事「#1121. Grimm's L

    masa8aurum
    masa8aurum 2024/02/11
    唇音退化(〔p〕→〔F〕→〔h〕)は骨骼と関係があったのでは説
  • #480. ''father'' と'''ヴェルネルの法則'''

    ヴェルネルの法則 ( Verner's Law ) については,[2009-08-09-1]の記事で hundred という語を用いて説明した.多くの参考書では Verner's Law の説明に father が用いられているので,今日は father を用いた教科書的な記述を試みる. Verner's Law は,語によってグリムの法則 ( Grimm's Law ; see [2009-08-08-1], [2009-08-07-1]) の予想に反する形態が出力されてしまう問題に対して,印欧祖語の段階でのアクセントの位置を考慮することで解決を図ろうとして見つけだされた法則である.「父」を表わす印欧祖語の再建形は である.語頭の *p は Grimm's Law に従ってゲルマン諸語へは f として伝わった.古英語の形態は fæder であるから,これについては法則通りである.だが,第

    masa8aurum
    masa8aurum 2024/02/11
    音が ð → d → ð と回帰することもあるんだな
  • 形態音韻論 - Wikipedia

    形態音韻論(けいたいおんいんろん、英語: morphophonology)または形態音素論(けいたいおんそろん、英語: morphophonemics)は、言語学の一分野で、形態変化に伴う音韻の交替を扱う。形態論と音韻論の境界的な分野である。 概要[編集] 形態音韻論が使われる典型的な場合に、英語の規則的な名詞複数形や動詞過去形がある。名詞複数形は単数形の語末が歯擦音ないし破擦音ならば /ɪz/、それ以外の無声音ならば /s/、有声音(有声子音および母音)ならば /z/ を加えることによって作られるが、これを音韻論によって扱うことはできない。なぜならば複数語尾と無関係な場合には母音のうしろに /s/ が続くことは珍しくないためである(house /haʊs/ など)[1]。このように(音韻的でなく)形態的な条件のもとで規則的に異なった音が現れる場合、形態音韻論では同じ形態音素の列(英語の複

    masa8aurum
    masa8aurum 2023/12/29
    ドイツ語の「歌」は /liːt/ という発音だがこれを Lied と綴るのは、形態音韻があるから。歴史的仮名遣いは形態音韻論的表記といえそう
  • 英語は他言語との言語接触により屈折や曲用などが無くなっていったとのことですが、こと音声についてはそのような傾向が見られないのはどうしてでしょうか?音声も屈折が無くなったように単純化していってもいいように思われます。むしろ英語ほど言語接触の多くない日本語では、「ゐ」は「い」に吸収されていったように、音声面では単純化していく傾向にあるのに、英語ではその逆を行っているようにすら思えます。そのあたりを詳しく解説していただけると嬉しいです。 | mond

  • 子音弱化 - Wikipedia

    この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "子音弱化" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2021年6月) 子音弱化(しいんじゃっか、英語: lenition)は、言語で子音が「強い」ものから「弱い」ものへ変化することをいう。通常の言語使用で起きる共時的変化を含める場合もあるが、普通は歴史的変化を指す。 日語では、唇音退化(ハ行転呼など、唇音の変化)やイ音便などの例がある。 具体例[編集] 摩擦音化による子音弱化[編集] 多くの例が見られるのが破裂音から破擦音・摩擦音への変化(摩擦音化)であり、日語のハ行における [p] → [ɸ] の変化がこれにあたる。そのほか調

  • 硬音 - Wikipedia

    この項目では、音声学の用語について説明しています。スラブ語の口蓋化・非口蓋化音の区別については「口蓋化」をご覧ください。 硬音(こうおん、英: fortis)は、音声学において調音器官の筋肉の強い緊張をともなう子音のことをいう。 概要[編集] 1952年、Roman Osipovich Jakobsonらは、母音のはり・ゆるみ(tense/lax)と子音の硬音・軟音の区別をひとつの弁別的素性にまとめた。日語ではこの素性を緊張性と呼び[1]、調音器官の緊張の強いものを硬音、弱いものを軟音と称する。 硬音 - 軟音という区別が存在する理由については、音声的な前後関係によって、有声阻害音がしばしば部分的に、あるいは完全に無声化するからである[2]。つまり、有声阻害音であっても声帯振動がなくなる可能性が生じる為、声帯振動の有無によって区別する無声音 - 有声音の代わりに硬音 - 軟音という区別を

    masa8aurum
    masa8aurum 2023/03/06
    ・硬音(英: fortis)は、調音器官の筋肉の強い緊張をともなう子音のこと
  • IPA Extensions - Wikipedia

    masa8aurum
    masa8aurum 2023/02/24
    IPAの各文字のUnicode nameが書いてある
  • 【音声学】鼻母音とは?〜日本語教育能力検定試験必須の知識〜

    masa8aurum
    masa8aurum 2022/09/18
    口音(こうおん)、鼻音(びおん)、鼻母音(びぼいん)
  • IPA Chart

    Interactive IPA Chart The International Phonetic Alphabet (IPA) is a set of symbols that linguists use to describe the sounds of spoken languages. This page lets you hear the sounds that the symbols represent, but remember that it is only a rough guide. There is lots of variation in how these sounds are said depending on the language and context. For example, in English voiceless plosives usually

    masa8aurum
    masa8aurum 2022/04/17
    国際音声記号の実際の発音を聞ける
  • ロータシズム - Wikipedia

    ロータシズム (rhotacism) 、またはr音化(アールおんか)とは言語学において、他の音素が/r/音に変化することをいう。名称はrに相当するギリシア文字のρ(ロー)に由来する。 言語学[編集] 言語学においてロータシズムは通常、有声歯茎音(/z/, /d/, /l/, /n/など)において起こりやすいとされる。特に/z/から/r/への変化がもっとも一般的である。 アルバニア語[編集] アルバニア語の標準形の基礎となったトスク方言では/n/がロータシズムを起こし/r/となった。ここにロータシズムの起こっていないゲグ方言との比較を出す(左がトスク方言で右がゲグ方言)。 zëri と zâni (声) gjuri と gjuni (膝) Shqiperi と Shqypni (アルバニア) アラム語[編集] アラム語では、セム祖語で/n/だったものが/r/へと変わる現象が頻繁にみられる。

    masa8aurum
    masa8aurum 2022/03/23
    ロータシズム (Rhotacism) とは、他の音素が/r/音に変化すること。有声歯茎音(/z/, /d/, /l/, /n/など)において起こりやすい。特に/z/から/r/への変化がもっとも一般的 // ラテン語のs→rの例も出てる
  • 無声両唇軟口蓋摩擦音 - Wikipedia

    無声両唇軟口蓋摩擦音(むせいりょうしんなんこうがいまさつおん)[ʍ][1]は、子音のひとつ。有声両唇軟口蓋接近音[w]が無声化した接近音であるため、無声両唇軟口蓋接近音と呼ぶのが正しい。国際音声記号の表が無声両唇軟口蓋摩擦音と呼んでいるのは歴史的理由でしかない。 [w̥] または [hw] とも書かれる。 アメリカ英語に見られる音。つづりの上で wh と書かれるもの([h] と発音する場合を除く)の多くがこの音で発音される。イギリス英語では [w] で発音され、またアメリカでも人や地域によって [w]で発音することもある。 物の無声両唇軟口蓋摩擦音を持つ言語もあるが、それは [xʷ] と書く。例:ナバホ語 [xʷòʃ] (サボテン) 言語例[編集] 南部アメリカ英語 - when 英語発音: [ʍen] スコットランド英語 - weather 英語発音: [ʍɛðəɹ][2] 脚注[編集

    masa8aurum
    masa8aurum 2022/01/11
    英語の wh の発音([h] と発音する場合を除く)
  • High German consonant shift - Wikipedia

  • 国際音声記号 - Wikipedia

    国際音声記号(こくさいおんせいきごう、仏: Alphabet Phonétique International(API)、英: International Phonetic Alphabet(IPA))は、あらゆる言語の音声を文字で表記すべく、国際音声学会が定めた音声記号である。逐語的な和訳としては国際音標字母(こくさいおんぴょうじぼ)[1][2]であり、他にも国際音声字母(こくさいおんせいじぼ)、国際音標文字(こくさいおんぴょうもじ)とも言う。 歴史[編集] IPAの一覧表 国際音声記号は1888年に最初の版が制定されて以後以下のように何度かの改訂を経て今日に至っている。 1900年の改訂では、制定時の対象に入っていなかったアラビア語などの非ヨーロッパの言語の音をカバーするために拡張された。 1932年に二度目の大きな改訂が実施され、ほぼ現在の形が整った。その後数回にわたって記号が追加さ

    国際音声記号 - Wikipedia
  • Tone letter - Wikipedia

  • 長子音 - Wikipedia

    長子音(ちょうしいん)は、子音の持続時間が長いものを指す。重子音(英: gemination)とも呼ばれる。長子音でない子音を区別する際は短子音と呼ぶ。国際音声記号では子音の後に [ː] を付けて表す。 破裂音・破擦音の場合は、子音の持続時間が延長するのではなく、前に気流の停止が挿入され、これを合わせた時間が短子音より長くなる。 言語例[編集] 短子音と長子音を音韻的に区別する言語としては日語、アラビア語、イタリア語、エストニア語、カタルーニャ語、デンマーク語、ハンガリー語、フィンランド語、ラテン語、ロシア語などが存在する。長さは言語によって異なり、日語のように1モーラ分長くなる場合もある(促音)。また、エストニア語においては短・長・超長の三段階で意味を区別する。 多くの言語において、長子音は語中にのみ現れる。しかし、インドネシアマルク州で話されるタバ語(英語版)では、[j w r d

  • http://roz.my.coocan.jp/wissenshaft/break.htm

    masa8aurum
    masa8aurum 2021/07/21
    15世紀から16世紀初め、meat, break の母音は共に[ε:]だった / 緩慢な音韻変化と不連続的な変化 / 不連続的な音韻変化が適用される語彙の数が次第に増加 → lexical diffusion