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ブックマーク / blog.goo.ne.jp/hosakanobuto (15)

  • 辻元清美さんの離党表明について

    今日は、一文を綴るのが重い。1996年11月初当選以来の同僚であり、約14年にわたって政界の中で行動を共にしてきた辻元清美さんが「離党の意向」を党幹部に伝えたというニュースについて、触れないわけにはいかないからだ。とても残念だし、他に方法はなかったかと思うが、すでに人は記者会見の準備に入っているようだ。 辻元さんは「政権交代選挙」で、民主党、国民新党の協力を得て、小選挙区における選挙協力で当選している。私は、当選にこそ至らなかったけれど、同じ構図の選挙を体験している。「連立政権離脱」をめぐって「よくやった」「筋を通してよかった」という支持者の反応とは別に、「普天間での意見の違いはあっても、政権内にいて協力してほしかった」「今後、野党として何をやっていくのか」という声もあったことは、想像にかたくない。6月に彼女の選挙区で開かれた集会に私も比例区予定候補として参加したが、5月下旬の社民党の連

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    mustelidae 2010/07/28
    まあこの人自身も「社民党なんか出ていったらどうだ?」と言われ続けている人だからなあ。
  • 西川日本郵政社長がついに辞任表明

    公共事業のことを中心に追ってきたが、先のテレビニュースで西川善文日郵政社長がついに「辞任表明」をした。年頭から炸裂した「かんぽの宿疑惑」ではマスメディアがこぞって、「西川支持、鳩山(邦)は横やりを入れるな」という論調を張る中で、「かんぽの宿等一括譲渡」の契約書の謎を徹底的に調査し、ついに「入札偽装」を突き止めて民主・社民・国民の3党でプロジェクトチームをつくった。そして、まさに野党協力で衆参の予算委員会・総務委員会で共同で追及した最大の目的は「小泉郵政改革」の質は、「公共の財産の私物化」にあるという指摘を共有することになった。 しかも、世論が動き、議論が沸騰して、鳩山邦夫元総務大臣も強硬に更迭を求めた西川社長が生き延びて、麻生内閣の功労者である鳩山(邦)大臣の方が首を切られるという珍事が起きた。この不自然な人事で、麻生内閣の支持率は急落し、都議選の敗北から総選挙での政権交代へと政治の風

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    mustelidae 2009/10/21
    郵政の件は、これから刑事責任の追及にも発展していく可能性があるのでは。/保坂的には、各新聞社の社説が鳩山邦夫に冷たかったという印象が強かったよう。
  • 八ッ場ダムと同規模の戸倉ダムが6年前に消えたのはなぜ?

    八ッ場ダム問題の奥は深い。『週刊朝日』に掲載された「八ッ場ダム、隠された真実」との私のルポに対して、いくつかの反響があった。私もうっすらと記憶していたが、2003年(平成15年)に建設中止となった戸倉ダムに注目せよというメール投書があった。八ッ場ダムと同規模の巨大ダムで、尾瀬の入口にあり沼田で利根川に注ぐ片品川に建設されようとしていたダムで八ッ場ダムとの比較が面白い。ご人の承諾を得て、ここに掲載させていただく。 [引用開始] 日週刊朝日の「八ッ場ダムの隠された真実」拝見しました。 地元に居ながら知らないことも多々あり、以前からの建設反対派の私には心強い記事でした。 処で、先日埼玉県知事がこの件で古巣の民主党を激しく攻撃してました。これは全く筋違いで、それどころか知事は埼玉県民に謝罪をし責任を取るべきです。これは都知事も同じです。 今はもう誰も語る人は居ませんが、地元の政治家、国交省の官

    八ッ場ダムと同規模の戸倉ダムが6年前に消えたのはなぜ?
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    mustelidae 2009/10/10
    なんというか、この問題はもう完全に保坂さんにロックオンされた感じ。
  • 官僚の委員会答弁禁止は国会空洞化につながる

    品木ダムで稼働する浚渫船(9月30日) 久しぶりに集中して八ッ場ダムレポートを書いた。写真と一緒に、来週公開するのでお待ちいただきたい。さて、昨日は気になる新聞記事が目に留まった。いまや巨大化した民主党の選挙・国会対策を自在に操る小沢一郎幹事長が、国会の委員会において官僚が政府参考人として答弁することを禁止することで「政治主導」をアピールするというもの。たしかに選挙に関しては小沢氏の右に出る者はいないが、「政治家同士が議論することで国会活性化につなげたい」というのは、ずばり国会空洞化につながる。何とか考え直してもらいたい。 [新聞記事] 委員会での官僚答弁を“禁止” 小沢氏、政治主導アピール 民主党の小沢一郎幹事長は1日午後、神戸市で記者会見し、国会の委員会審議で閣僚に代わって官僚が「政府参考人」として答弁を行う国会審議の官僚依存を改めるため、今月下旬に召集見通しの臨時国会で、国会法の改正

    官僚の委員会答弁禁止は国会空洞化につながる
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    mustelidae 2009/10/03
    「大臣が省の事務すべてを把握している」というお約束の非現実性を考えてみても、正しい指摘だと思う。
  • 八ッ場ダム、ユキダルマ式にふくれた「もったいない」の嘘

    今日は参議院議員会館に赴いて、民主党の松野信夫参議院議員(公共事業チェック議員の会幹事長)と今後の議員の会の活動のあり方について打合せをした。八ッ場ダムや川辺川ダムについて世論の関心が沸騰している今、超党派の議員の会の役割も大きいとの認識で一致した。10月の下旬にも、新議員に呼びかけて新体制を構築してメンバーの拡充をはかることにした。 昨日のエントリー(「八ッ場ダム、とめどなく溢れる思考停止報道」)に関して、たくさんの関連ブログや反響を頂いた。新聞・テレビ・週刊誌とメディアが発達しているはずのこの国でも、メディアの深層に仕掛けられた「八ッ場ダム、途中でやめるなんてもったいない」という論調は、またたくまにユキダルマ式に膨らんでお茶の間を席巻した。 私たち公共事業チェック議員の会では、八ッ場ダムなどの大型公共事業が中止された場合に、「ダム建設予定地に居住する住民の生活再建・地域振興」に寄与する

  • 八ッ場ダム、とめどなく溢れる思考停止報道

    前原国土交通大臣が八ッ場ダムの視察に向かった。 これと前後して洪水のように溢れるテレビ報道は、どれもステレオタイプな表層をなでるばかりのもので、「ここまで造ったのにもったいない」「住民の怒りはおさまらない」などと繰り返している。私たちが10年にわたってこのダムの問題点と向き合ってきたのは、「造ること自体がもったいない」「住民の意志は踏みにじる」旧建設省河川局以来の国の姿勢そのものだった。 政権交代によって危機に陥った国土交通省のダム官僚たちが煽っているデマを何の精査もせずに垂れ流しているテレビ番組を見ていると「思考停止社会」も極まっていると感じる。まず代表的なデマは「工事の7割はすんでいて、あと3割の予算を投入すればダムが出来る」というもの。これは4600億円の予算をすでに7割使用したということに過ぎなくて、工事の進捗率とは何の関係もない。嘘だと思ったら、国土交通省河川局に聞いてみるといい

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    mustelidae 2009/09/24
    マスコミで彼が語る場がほしいところ。
  • 「政治主導」とは国会空白ではないはず

    あちらから、こちらから「元気か」「大丈夫か」と連絡をいただき、いくつかの活動や仕事の提案をしてくれる人もいる。善戦したとは言っても、国会の議席を失った時にあれこれと気にかけてくれる友人・知人・先輩の厚意に月並みな言葉だが励まされる。さて、明日からは「連立政権協議」の大詰めの週が始まる。もう一度、政治主導(官邸主導)について考えてみたい。 国家戦略局について、今日の読売新聞では次のように書かれている。国家戦略局はまず準備室として国会議員の中堅5人と民主党職員5人の計10名程度でスタートし、準備室が助言を得るための10人程度の有識者会議を設置するとのこと。 (引用開始) 国家戦略局に議員ら10人登用、官僚は連絡役どまり 民主党は5日、新政権で予算の骨格策定などにあたる首相直属の国家戦略局について、国家戦略相とこれを補佐する国会議員ら約10人による「準備室」としてスタートさせる方針を固めた。 準

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    mustelidae 2009/09/06
    議論は確かに本来、国会ですべきもの。ただ一般国民の間には「どうせ国会には実質的な議論をする能力などない」というイメージが拡がっていると思うので、そこを解消しないと説得力もそれ相応に留まると思う。
  • 民主党の「国家戦略局」の具体像が知りたい

    連立政権協議にあたって、社民党は連立政権参加を決めた場合の意志決定システムについて民主党に「与党政策協議」「与党責任者会議」などの場を設置するように求めた。だが、かつての細川連立政権の記憶とだぶらせ「官邸」と「与党」の二重権力構造が出来ることが危惧されるという論調のマスコミ報道や、「あくまでも内閣に一元化して与党協議機関は設置するな」という人々まで現れているが、まったくの筋違いの意見なのでここで私の意見をよく説明しておきたい。 民主党は今回の「政権交代」の脱官僚政治の目玉として「国家戦略局」を置こうとしている。そして、政策決定を内閣に一元化するとしている。そこまでは了解するとしても、この「国家戦略局」なるものがどのような形態で、誰がどのように運営していくのかは必ずしも明らかでない。実際、これまで公表された「国家戦略局」のあり方がイメージ出来る論考や基論文などは発表されてない。ずばり言えば

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    mustelidae 2009/09/05
    実質的な議論はどこで行われることになるか、というのは民主党内の人にとっても気になると思う。あと、自民党のチェック能力がぜんぜん期待されてないのが笑える。
  • 議員会館の資料の片づけをしながら思うこと

    たった今、荻窪駅北口で選挙後初めての街頭報告をした。演説というより静かに話すという具合だったが、40~50人が立ち止まって熱心に話を聞いてくれた。政権交代は実現し、社民党も連立政権協議に参加することを決めた。もし、この地で当選出来ていたらバリバリと仕事が出来たはずだが、11万6723票を獲得しながら残念ながら議席にたどりつけなかった。だから、捲土重来できる次のチャンスを狙いますと訴えるのが普段の姿だが、今回は少々事情が違う。非議員であっても、新たにスタートする連立政権の仕事に関わることが出来るし、これをやるつもりだと訴えた。道路特定財源の支出にどんな無駄が潜んでいるのかを徹底解明したり、年金記録問題の最後の謎を解いたり、具体的なテーマには事欠かない。 今日は衆議院議員会館の部屋のかたづけを行った。約4年間、質問に次ぐ質問でかき集めた資料を「要」「不要」でより分けていく。何しろ、9月3日には

    議員会館の資料の片づけをしながら思うこと
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    mustelidae 2009/09/02
    ワンマンアーミー保坂展人はバッジとかなくても手強いと思う。自民党政治のパンドラの箱はどっちみち開けられるんだろう。
  • 残念ながら国会の議席を継続出来ませんでした

    昨日の総選挙結果は、多くの皆さんから御支援を頂いたにもかかわらず、議席に及びませんでした。東京で最強と評されてきた相手候補を追撃して、11万6723票まで支持を伸ばしたものの、なお逆風下で14万7514票を獲得した相手候補に、3万0791票差で振り切られてしまい当選かないませんでした。また、「派遣の立場から社会を変える」と名乗りをあげた比例単独候補の池田一慶さんと共に、「保坂のぶとを国会へ」と社民党東京ブロック比例区では29万9032票(4・3%)と1議席に到達することが出来ませんでした。地元杉並区をはじめ東京、全国で熱心に応援してくれた皆さんの努力にもかかわらず、国会の議席を獲得することが出来なかったことを大変に申し訳なく思います。 まだ、昨日までの熱気の余韻が残っていて、人と人がつながり、また力を合わせることの凄さと、その可能性を感じています。民主党、国民新党、生活者ネット、無所属など

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    mustelidae 2009/08/31
    杉並で再起を期されるとのことで何よりです。/参議院…考えてみれば東京選挙区は川田龍平さんが次回非改選みたいだから席が空いてるな。
  • 『Santa Fe』を1年間で処分すべしとする与党案に驚く

    児童ポルノ禁止法案の審議が始まった。率直に言って、予想以上にスゴイ内容が与党から提案されていることを、あらためて思い知った。篠山紀信さんが宮沢りえさんを撮影した「Santa Fe」(1991年朝日出版社※99年は小型版の初版でした)が午前中の審議から例として出された。与党提案者の葉梨議員は、「内容を見ていないからわからないが」と前置きしながら、児童ポルノの要件を満たしているのであれば、「1年以内に処分された方がいいと思う」と述べた。すなわち、今回の与党案で児童ポルノの「単純所持」を犯罪化することで、1年の猶予を与えるからその間に該当するものは大手出版社から出た著名な写真家の写真集だろうが、廃棄するなり処分するのがよい……という見解を述べたのだ。与党案が通過すれば、出版社は「児童ポルノと疑われる過去の出版物」の在庫を大量に廃棄し、古屋さんは過去に出版された『平凡パンチ』『プレイボーイ』『G

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    mustelidae 2009/06/27
    立法趣旨のすり替えをめぐる攻防
  • 「奨学金」債務に苦しむ声にどうこたえるか

    奨学金の貸付残高はなんと5兆円を超える。このところ、高等教育の学費が高騰したことから、4年生大学を卒業した社会人の奨学金債務は、私立大学だと500万円を超える場合もある。日育英会などから奨学金事業を承継している日学生支援機構は、3か月を超える延滞者に個人信用情報機関のブラックリストに載せると打ち出した。あわてて全額を返済しても、5年間はブラックリストに残る。また、親の病気、失業などの理由で長期にわたって返済が滞っている場合には、元金80万円、延滞金100万円となるケースもあり、たとえ80万円返済しても全額延滞金に充当されてしまうので元金残高は1円も減らない。4月8日、文部科学委員会で私は、この「奨学金債務」を日学生支援機構に問い質した。 「沖縄タイムス」 困窮者 厳しい実態/奨学金滞納回収強化/国会で県内事例報告 病の母抱え 請求115万円/猶予知らず膨らむ延滞金 奨学金を貸与する独

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    mustelidae 2009/04/14
    「願出により奨学金の返還期限を猶予する“ことがある”のは次の場合です」: http://www.jasso.go.jp/henkan/yuuyo/index.html
  • 規正法のみで起訴した西松建設事件が問うもの

    政治とカネをめぐる問題が、動くことになる。東京地検は民主党の小沢代表の第一秘書を政治資金規正法違反で起訴し、これを受けて、東京地検及び小沢代表双方の記者会見が注目されるところだ。また、二階経済産業大臣をはじめとした自民党の人たちは「捜査は及ばない」(漆間官房副長官)という扱いでいいわけはない。 今回の東京地検特捜部の政治資金規正法違反の強制捜査は、会計責任者の「選任及び監督」の責任に関して小沢代表自身の「監督責任」を問い、そして衆議院議員の失職も狙ったものであった。しかし、その特捜部が小沢代表に対しての参考人聴取も断念したのは何だったのか。昨日、この点について弁護士の郷原信郎さんの話を聞いた。郷原さんは、長崎地検次席検事として、自民党長崎県連事件の捜査にあたって、政治資金規正法を徹底的に研究したという。 政治団体の代表者である政治家が、会計責任者の「選任及び監督」に相当の注意を怠った時には

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    mustelidae 2009/03/25
    かといって「選任又は監督」にしてしまうと、立法としてやりすぎであるし…。たしかに難しい。
  • 次の衆院選は逆郵政選挙になるかも (早野透さん)

    昨日、日郵政の西川社長は鳩山総務大臣と会い「オリックスへのかんぽの宿一括売却」を白紙撤回することを伝えた。当初はメディアの中でも少数派だった日郵政の譲渡手続きに対する疑問は、ブログをはじめとしたネットを舞台とした言説、分析や国会質疑の展開などで、メディアも封印しきれなくなった。しかし、メリルリンチに1億2千万円ものアドバイザリー契約料を払いながら、なぜこれほど不透明で無軌道な「競争入札もどき」を演じたのか。このずさんな譲渡手続きは「意図的偽装」だったのか、途中からの「ルール変更」だったのか。主役は誰だったのか、共同共謀は存在したのか、まだまだ解明されていない謎は多い。これらを徹底して調査し解明するべきだと思う。今後は、「郵政民営化の影と闇」の検証が必要となる。 国会とメディアで「郵政民営化の影と闇」の徹底検証が始まると具合が悪くなる人たちがいる。それこそ世紀の大芝居で「郵政解散」を打っ

  • パリからの通信「社会党書記長選挙」と「逮捕された若者たち」

    フランスのパリ在住の友人、飛幡祐規さんから久しぶりにメールをいただいた。オブリ対ロワイヤルで「女の戦い」となった社会党書記長選挙の熾烈な争いとトラブルを横目に、ひとりサルコジ大統領のみが漁夫の利を得る構図となっているようだ。そして、鉄道の運行妨害で逮捕された若者たちが、テロリストと見なされて、日では少し遠ざかっていた共謀罪の網がかけられている事件も起きているようだ。ここに紹介したいと思う。 [飛幡祐規さんからのメール] ご無沙汰しています。お元気ですか? 選挙はかき消えてしまったのでしょうか、めちゃくちゃですね。 さて、フランス社会党の書記長選挙の件はそちらにも報道されていると思います。選挙にインチキがあったと告発して、内部の腐敗をさらけ出しただけでなく、ここまで憎悪が助長されると、もう統一は不可能で社会党の信憑性は市民にとって壊滅した感じ。サルコジほくほく、まったくこの経済危機の大変な

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