2007年05月14日 最初から個的なものを信じていなかった。 カテゴリ:カテゴリ未分類 自分が、二十代。頭を悩ませたのは懐の心配や夜食べる飯の心配よりも、奇怪なものが占めていた。書店にならぶ本の表紙に、「疎外」という二文字が溢れていたことだ。疎外、疎外とうるさくて仕方が無い。意味が分からないので、疎外感を抱いたというのが冗談のようだが、実態で。本当の話だ。実は、当時流行思想の「疎外論」に、もっとも青年が疎外された時代だったといえる。更にややこしいのは、その定義があるやなしかの中に早々と「物象化」を言う一党がいて、また何を言っているのか分からない。どちらの潮流も、私に対して「お前はアホや」と、言っているようなものだったからだ。 さらに、ややこしいのは当時学生がやけに威勢が良くて声がデカかったのだ。 貧乏な癖にいつの時代にも若いと取り合えずツッパリ勝ちみたいなものを狙うやからが多い。そう一応
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