日本の仏教寺院が、性的マイノリティのカップルに結婚式の場を提供している (日本では同性婚がいまだ法的に認められていない)。
私の実家は代々、ここ20世代ほど、受け継がけれてきている、田舎の小さな村のお寺だ。私の親類も、お寺の人が多く、今は亡き祖父は、兄弟が5人以上で、その半数以上がそれぞれの場所でお寺を切り盛りしている。それこそ、私の実家のお寺は檀家さんが10軒ぐらいで、また、その檀家さんの跡継ぎは実家を出てしまっているところも多く、正直、近い将来、私の実家が代々切り盛りしてきたお寺の存続は難しくなるだろうが、一方で檀家さんが60-100軒の親戚のお寺もあるので、お寺経営と言っても、ピンきりなのである。そんな、過疎化が進み檀家さんも減る一方の村の私の実家のお寺が、最近新しく建て直しが行われた。以前までの本堂は、老朽化が進み、次代までもたないだろうという状況だったので、素直に嬉しい半面、色々考えさせられることが多かった。まず第一に、経済的負担の問題だ。お寺の建築や修築費用は、本家と檀家さんが協力してお金を出しあう
「公害企業主呪殺祈祷僧団」について - Togetter はてなブックマークを朝から見てたらこのまとめが目に入った。『終末期の密教』持ってる。つーか、こないだほんのちょっとだけ本の整理をしたときに、「仏教関係」のひとまとめにするときに手にとった。……が、まったくの未読だった。おれが仏教関係の本を読むようになったきっかけは松岡正剛の『空海の夢』というあたりだったが、空海ブームからなぜか興味が鈴木大拙から禅の方に流れていって、吉本隆明の親鸞ものなぞ読んで、ご無沙汰になっていた。というか、仏教興味も離れて久しい。せっかくなので、ちょっと開いてみた。ちなみに、稲垣足穂・梅原正紀編著とあるが、なんか稲垣足穂は梅原さんからインタビューを一本受けているだけっぽい。梅原さんは、そのお父さんが横浜伝説の娼婦wikipedia:メリケンお浜と「性の決闘」をしたということくらいしか知らない。というか、今しがたそ
これから書こうとしているのは、お寺に搾取される貧乏な檀家のお話だ。 秋田の片田舎に母の生家がある。元教員だった和尚さんのいるお寺は曹洞宗で、生家はそこの檀家だった。というかその周辺部落のほとんどの家が檀家だった。命日にはハガキで通知をしてくれるなど、聞いていると役所的役割を果たしているように思った。つまり、檀家と各檀家の仏様の命日がデータベース化されているのだった。 人望が厚く信心深かった叔母が婿を取って後を継いでいたが、数年前に病死した。信心深い人(あの世でより仏に近くに行ける人?)や長生きした人は、それなりの大そうな戒名を頂けるというのが慣わしだそうで、大そうな戒名を頂いたことを生家では誇りにしていた。 若くしてなくなった人やあまりお寺に縁のなかった人には位の低い戒名しか頂けない。55歳で亡くなった私の母もごく経済的な戒名で済んだ。 そしてココが問題なのだが、よい戒名にはそれに見合うお
来年も作りたい!ふきのとう料理を満喫した 2024年春の記録 春は自炊が楽しい季節 1年の中で最も自炊が楽しい季節は春だと思う。スーパーの棚にやわらかな色合いの野菜が並ぶと自然とこころが弾む。 中でもときめくのは山菜だ。早いと2月下旬ごろから並び始めるそれは、タラの芽、ふきのとうと続き、桜の頃にはうるい、ウド、こ…
先日、保阪尚希の「出家」が報じられ、話題となった。でも、坊主頭にはしない、タレント活動も続ける、恋愛も結婚もアリだという。 じゃ、なんなんだ、「出家」って? フリーダム? そういえば、学校の先生とかとお坊さんを兼業してる人はけっこういるけど、それは「生家がお寺だったから」というのが多いケース。 もともと縁もないのに、従来の仕事を続けながら、「出家」というのは、異例ではないだろうか。 この「出家」、広辞苑第四版によると、「家を出て仏門に入ること。俗世間をすて、仏道修業に入ること。また、その人。僧」とある。 やっぱり、「俗世間をすて」ることが条件ではないのか。今は変わってきてるのか? 「兼業」のお坊さんをしている知人に聞いてみると……。 「昔は『出家』といえば、仏門に入る、修行僧になる、世俗から離れて修業するために剃髪するといった意味でしたよ」 とのこと。 「出家」は文字通り家を出ることで、生
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く