タグ

文学に関するquanonのブックマーク (2)

  • 何処から来て、何処へ行くのか―ポール・オースター「ムーン・パレス」をめぐる対談/考察 - 人文学っておもしろい?

    ムーン・パレス (新潮文庫) 作者: ポール・オースター,Paul Auster,柴田元幸 出版社/メーカー: 新潮社 発売日: 1997/09/30 メディア: 文庫 購入: 20人 クリック: 334回 この商品を含むブログ (216件) を見る 小説をめぐる対談その2は、ポールオースター「ムーン・パレス」。前回はサリンジャーの「フラニーとズーイ」でしたが、初回にもかかわらずけっこうたくさんの方に読んでいただけて嬉しいかぎりです。亀のような更新スピードで恐縮ですが、よかったらお付き合いください。 ※前回の記事はこちら jinbungaku.hatenadiary.com M:万葉 S:沙妃 偶然とか、必然とか S 今回選んだのはオースターの長編「ムーン・パレス」。これは万葉ちゃんチョイスだね。私、初めてのオースターは「ガラスの街」で、これがなんだかぴんと来なくて、それ以来ポースターは合

    何処から来て、何処へ行くのか―ポール・オースター「ムーン・パレス」をめぐる対談/考察 - 人文学っておもしろい?
  • 調律のテクスト論 -『名作の書き出し 漱石から春樹まで』 石原千秋

    よく、読書をする人のことを「読書家」と言います。でも、私自身はあまりこの言葉を使いません。「使えません」といった方が正確でしょうか。代わりに、「読書好き」という言い方にとどめています。 まだまだ「読書家」は名乗れないなあ、と痛感させられるのが、このような1冊を読んだときです。久しぶりに新書の紹介をしようと思います。選りすぐりの近代文学の書き出しから作品を論じていく「名作の書き出し」という1冊です。筆者が用いているのは、文学解釈で用いられている有名な論の1つ、「テクスト論」です。 目から鱗のテクスト論 みなさんは小説・文学を読むとき、どんな読まれ方をするでしょうか。私の場合は、これまでのレビューを読んでいただけば分かるように、「の向こうにいる作者を想定した読み」をすることが多いです。 この作者は作品を通して何を伝えたいんだろう この作者はどんな思いでこの文章を書いたんだろう そんなことを考

    調律のテクスト論 -『名作の書き出し 漱石から春樹まで』 石原千秋
  • 1