天然の噴水ともいえる「間欠泉」。天然温泉が、勢い良く吹き出す様は迫力満点で、見ていてとても気持ち良い。現在では、静岡県の熱海温泉や、長野県の諏訪湖畔などの温泉地で、観光名所となっている。 しかし、温泉大国の日本といえども、この間欠泉に「入浴」できる温泉は、ひとつしかない。その温泉は、山形県の山奥に存在する。 画像をもっと見る ■山形県「広河原温泉 湯ノ沢間欠泉 湯の華」 山形県の南、飯豊町の山奥。道のりは過酷で、アスファルトの舗装道路は、いつしか砂利のダートコースへと変わっていく。 そんな悪路を走ること約40分(約10キロ)。相当なアドベンチャー道の先に、目的地の旅館「広河原温泉湯ノ沢間欠泉 湯の華」は佇んでいる。 携帯電話は圏外。昨今の整備されきった、雰囲気メインの秘湯とは一線を画す空間だ。さすが日本唯一……覚悟がないとたどり着けない、本物の「秘湯」である。 関連記事:最恐パワースポット