NFTとデジタルアート ブロックチェーン技術を応用し、唯一無二の価値を表現できるNFT(ノンファンジブル・トークン)。そのNFTが、いま大きなインパクトを与えようとしているのが「アート業界」だ。NFTを活用したデジタルアートに今注目が集まっている。 (参考記事:デジタルデータの革命到来、 NFTとは何か?) そもそもデジタルアートの歴史は1960年代からはじまったといわれているが、当時はその特性上データの所有権や著作権など権利を担保し、表現することが難しかった。 その課題を打ち破ったのがNFTだ。NFTをデジタルデータと紐づけることで、その所有権や履歴を表現できるようになった。そして作品の正確な権利移転、X次流通も容易になった。ブロックチェーン技術を活用し、ここ2、3年の間でたくさんのデジタルアートが世に生まれ、いくつかのパブリックなブロックチェーン上に刻まれている。ただ振り返るとこれまで
デジタルのアートやアイテムに活用されるNFT 「デジタルアート」やブロックチェーンゲーム上の「デジタルアイテム」などの流通が加速している。 古くはクリプトキティーズというブロックチェーンゲームにおいて、2018年9月当時、あるネコのデジタルデータが600ETHで販売されたことが話題を呼んだ。ちなみに現在の価格だと600ETHは約1億1,000万円になる。 そして最近でも2月にはアクシス・インフィニティというゲーム上の、バーチャルな土地が約1億6580万円(888.25ETH)で購入された。 また先日2月8日には北米男子プロバスケットボールリーグNBAプレイヤーのプレイがデジタルカード化されているトレーディングゲーム「NBA Top Shot」で、そのアイテムパックが発売30分で約2億6,000万円の売上を記録して話題を呼んだ。この「NBA Top Shot」は選手のダイナミックな動きがデジ
by beeple 「非代替性トークン(NFT)」は、元は暗号通貨関連の用語であり、読んで字のごとく代替不可能なトークンを指します。このNFTの特性を利用し、アート作品や映像データを「コピー不可能なデジタル作品」として取引することが注目を集めています。そんなNFTは一体どこからやってきたのか、そして既存のNFTコンテンツが抱える問題点とは何なのか、暗号通貨関連メディアのDecryptがまとめています。 The NFT Craze Offers Easy Money—And Hard Copyright Questions - Decrypt https://decrypt.co/60394/nft-craze-easy-money-hard-copyright-questions デジタルコンテンツをNFTとして販売することが近年大きな注目を集めており、「2021年を象徴する単語を選ぶなら
イーサリアム2.0の足音 あなたが知らないブロックチェーン最前線:星暁雄「21世紀のイノベーションのジレンマ」(1/4 ページ) 2020年8月4日、イーサリアム(Ethereum)の次世代版であるイーサリアム2.0の公開テストが始まった。イーサリアムは有力な暗号通貨であり、同時に有力なブロックチェーン技術のひとつだ。その技術の世代交代が始まろうとしている。 2020年8月4日、イーサリアム(Ethereum)の次世代版であるイーサリアム2.0の公開テストが始まった。イーサリアムはビットコインに次ぐ有力な暗号通貨であり、同時に有力なブロックチェーン技術のひとつだ。その技術の世代交代が始まろうとしている。 数年後、計画がすべて実現すればイーサリアム2.0は事実上、無制限に近い処理能力を獲得し、デジタル時代の社会インフラとなれる能力を備える。計画がすべて実現しない場合でも、現状の混雑を解決でき
本連載では、ブロックチェーンを活用したシェアリングエコノミーのサービスを紹介しています。Slock.it、La’Zooz、Colony、TransActive Gridに続き、今回はライドシェアサービス「Arcade City」(アーケード・シティー)について説明します。 Arcade CityとはArcade City, Incは2016年1月創業のアメリカ合衆国ニューハンプシャー州に本社を置くスタートアップで、P2Pサービスの提供者と利用者のための分散型のグローバルなコミュニティーコミュニティー構築を目指し、現在はその最初のサービスとしてライドシェアサービスを開発しています。 Arcade Cityのウェブサイト Arcade Cityのユーザーは、iOS向アプリまたはAndroid向アプリをインストールし、自由に金額を設定して他のユーザーにライド(乗車の機会)を提供したり、ドライバー
Webメディアやブログでの収益化を考えると最もハードルが低く、効率的なのが広告による収益となります。ユーザビリティに影響する広告が問題視されることも多くなってきました。 このような状況の中でSteemitではブロックチェーンネットワークを基盤としたトークンモデルを構築することで、広告収益に依らない記事の収益化を目指すひとつのプロジェクトとなります。 Steemitでは「良い記事を書けば、多くの良い評価が集まり、収益につながる」というのが基本的なモデルとなります。 そこで、当記事ではSteemitはどのようにして機能しているのか、ということに焦点を当てて解説していきます。 Steemitとは SteemitとはSteemが運営する記事投稿サービスです。イメージ的にはMediumやQiitaのようにユーザーがSteemit内で記事を投稿したり、その記事に対して「いいね」やコメントをつけたりして
HOME > ニュース > ブロックチェーンSNSを手がけるSteemitが社員の7割を解雇!仮想通貨相場の暴落が原因か。 スタートアップのSteemit社が自社スタッフの7割を解雇していたようです。同社のCEOで創業者のネッド・スコット氏はYoutubeで解雇の理由を語っています。 スコット氏は動画の中で「数ヶ月に渡ってチームを構築してきましたが、これは仮想通貨市場が底上げされることを見通して行っていました。しかし、もはやそれは存在しないため私達は組織の70%以上のスタッフを解雇します。」と述べています。 Steemitは、ブロックチェーン技術をベースとしたSNSプラットフォームの提供をしているスタートアップです。Steemブロックチェーンで稼働する分散型アプリケーション(Dapps)開発の基盤となる「SMT」(Smart Media Tokens)を2019年にも一般開放される予定とな
【注意】2017年7月21日ビットコイン業界の識者より貴重なコメントいただきました。「steemit(スティーミット)は検閲と削除がないので立場が弱くて発信したい方には向いていると思います。」「Daniel Larimerは手強いです。プロファイルする価値高いです。」とコメントをいただきました。 書いた記事や履歴は一生消せない仕組みになっているので、「安易にブログとして薦めてはいけない」と助言をいただきました。 このブログを消そうかと悩んだのですが、むしろ残して今後の情報の参考にしていただけたほうが価値があると思い残しておきます。 — 以下、steemit(スティーミット)を使った内容 —この1年はコードを書いたり、プログラミングを教えたり、ビットコインを教えたり、メディア作成のお手伝いをしたりしました。 最近はビットコインとかブロックチェーンに寄る比率が高くなってきており、だいたい70%
とても興味深く、未来が見えるかのような面白いイベント、 『ブロックチェーンMeetup Vol.2 「トークンが実現する新たな世界」Decentralizedな世界で生まれる経済圏-新しいソーシャルメディアとコミュニティの運営』。 2019年2月23日に大阪のbillage OSAKAで開催されたイベントのレポート、後編です。 前編の記事はこちら。 前編でレポートしたgumi國光氏とALIS安氏の講演に続き、後半ではパネルディスカッションと交流会の様子をお届けします。 後半は、前半にも増して面白い話が伺えました。特に國光節が炸裂して(失礼)、とても興味深いお話に参加者の皆さんは聞き入っておられました。 もちろん、ALIS安さんもいいお話をされていましたし、モデレーター竹田さんのうまく話を引き出す司会ぶりも光っていました。 今回の記事もややボリュームが多いですが、それだけお伝えしたい話が多い
こんにちは。ALISコミュニティの皆さま。 今日はこれから、近日リリース予定のALISのオープンβ版をより一層楽しんでいただくために、今ALISチームが考えていることをコミュニティの皆さまにお伝えできればと思います。 2018年に起きた様々な出来事は私たちにとっても予想外のことばかりで、毎日どこかで事件が起きては計画変更を余儀なくされることもしばしばありました。それでも今、「ALISプロジェクトは順調に進んでいる」と自信を持って言えるのは、ひとえにALISトークンホルダーとユーザー、その他すべてのALISコミュニティに支えられてきたからです。長い文章ですが、ぜひ最後までお付き合いいただけると嬉しいです。 目次1. 「次のWeb」を代表するサービスを作る 2. プロジェクト進捗の可視化について 3. オープンβ版のスコープ 4. リリース前夜祭AMAを開催 1. 「次のWeb」を代表するサー
・彼が作った分散化されたWebと比べて、大規模な中央集権化が今のwebの問題だ ・個人のデータは個人に帰すべき ・これをWeb3.0と呼ぶ人もいる ALIS CTOの石井(@sot528)です。 今回はWebのdecentralization(ディセントラリゼーション,分散化,非中央集権化)について書きます。 冒頭で引用したセリフは、ティム・バーナーズ・リーのものです。 "ウェブクリエイター"と紹介されていますね。ここで言うウェブクリエイターはホームページを作る人のことではありません。ワールド・ワイド・ウェブを作った人のことです。HTMLもHTTPもURLもこの人が設計しました。 そんな"Webの父"である彼が、現在のWebには明らかに問題があり、再びdecentralizationを指向する必要があると言っているのです。ブロックチェーン前提の発言ではありませんが根底の問題意識は同じです。
衝撃のThe DAO事件からすでに1週間ですね。その間にもBrexitがあったり、なんだか激動の一週間だった気がします。1週間前はまだ自分もスイスにいたのか…。(ちなみにスイスに関するちょいネタ記事はこの次に書きます) タイトルの通り、ビットコイン&ブロックチェーン研究所用に、The DAO事件の事件のざっくりした概要とEthereumに突き付けられている選択し、その他のプロジェクトへの影響や今回の事件の大きな学びは何だったのか、などを書きました。 いやー、今回の事件は単純なThe DAOの失敗だけでなく、それ以上に大きな意味を持っている事件でした。EthereumのMt.Goxと言ってもいいくらいの衝撃を関係者に与えましたし、今もEthereumはハードフォークするべきか、スマートコントラクトの脆弱性など議論は続いています。 自分も今回の記事は書くことが多すぎて、説明するのも大変ですし、
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く