メディア統括本部・技術横断室の谷です。組織横断の活動しながら、AmebaやAmebaマンガという事業に関わっています。実務としては、コード実装をメインに、UI設計やUX設計、最近ではユーザーインタビュー等のリサーチ業務をおこなっています。 この記事では私が立ち上げから2年くらいかけて関わってきたAmebaのデザインシステムについて、その全貌を解説します。 そして本日からデザインシステム「Spindle」のサイトを試験的に一般公開します。詳しくは記事後半にて。 まず前段のお話として、Amebaという事業について説明させてください。 Ameba事業の概要 Amebaはブログサービスであるアメーバブログを主としたサイバーエージェントのメディア事業の1つです。 多くの人はおそらく「アメブロ」や「ピグ」の印象が強いですが、関連事業やサービスとしてはマンガや占い、ニュースなど色々と展開をしています。
「Ameba」は2020年に16周年を迎える長寿サービスです。 プロダクトチームはPC / SP / iOS / Androidと4種類のデバイスに対応しており、15年という歳月を経た結果、管理の追いつかない画面、レガシーなコード等に苛まれるようになってきました。 「Ameba」開発チームではそのような、過去の遺物に開発リソースを割かれる状態を「負債」と呼び、その解消のために日々戦っています。 さらに、「Ameba」には現在10名ほどのデザイナーが携わっており、それぞれが異なる施策や領域を対応していることも相まって、施策を経る毎に、「Ameba」内でGUIに関する、共通の意識や見解を持つことができなくなっていました。 この状態を打開し、「Ameba」プロダクト再興の礎を構築しようと、今年度からデザインシステムの開発をスタートしました。 今回はそのデザインシステムの中でも真っ先に取り組んだ要
こんにちは! 新規開発チームのデザイナーの井上です。今年も残りわずかですね、年末年始のご予定はお決まりでしょうか? 今回は「新しい年に向けて、新たな目標について考えてみる」という方も多いかと思い、目標設定についてのお話です。 このブログを書くにあたっては、ゲーム部門の新卒デザイナーのメンバーから「デザイナーの目標の立て方について講義をしてほしい」と依頼を受けたことがきっかけです。 と言っても、そのような “講義” という形式で偉そうに語るほど知見があるわけではないので、「どうしたものか?」と考えた結果… どうせならその場で目標をアウトプットできるような、目標を立てるコツが見つかるワークショップを提案してみました。 今回はそのワークの内容と、自分なりに “ステキな目標” と “びみょうな目標” についてまとめてみましたので書かせていただきたいと思います! 目次 ・目標とは誰のためか? → 目
藤田晋著『仕事が麻雀で麻雀が仕事』より イケメンを抜擢するのには理由がある。ビジネスを有利に運ぶキャラを確立する方法 ここぞというところで、大胆な勝負に打って出られる「勝負強さ」。 ビジネスマンならぜひとも身につけたいスキルですが、そもそも「勝負強さ」を磨くことは可能なのでしょうか? その質問に対し、最高の教材になるのは「麻雀」だと断言するのは、サイバーエージェントの藤田晋社長。 藤田社長は、2014年にはプロも参加する「麻雀最強戦」で優勝するほどの雀士としても知られています。 2015年に『近代麻雀』で開始した連載コラム『仕事が麻雀で麻雀が仕事』では、麻雀で培った自身のビジネス観を伝えています。 今回はそのなかから、「勝負」「ビジネス」「成長」「人生」というテーマで抜粋した4記事を特別公開。麻雀に興味がない方もぜひご一読ください。 人生は自分に配られた配牌のようなものです。 最初からドラ
先日、hey×BANK×CyberAgentの3社で「経営者との共通言語の作り方」という勉強会を実施しました。 デザイナーにとって、経営者の性格やチーム体制、自分の立場など様々な環境要因で求められるコミュニケーションは変わってきます。そのテーマに対して各社のスタープレイヤーたちはどのようなノウハウやマインドで仕事しているのかをお話していただきました。 今回登壇していただいたのはhey 松本隆応さん / BANK 河原香奈子さん / AWA 室橋秀俊さん、パネルディスカッションのモデレーターにはCyberAgent クリエイティブ統括室 室長の佐藤洋介さんに務めていただきました。 それでは早速今回の内容をレポートします! デザイナーのためのビジョン・クライミング入門 コイニー株式会社 ヘイ株式会社 リードデザイナー 松本隆応さん 松本さんには、heyのCIデザインプロセスで経験したことを元に
サイバーエージェント木村賢さんの講演「データから見る、SEOで抑えておくべきポイント」@MTDDC2018 【更新】コメント付きRTを追加しました。 【更新】スライドを5枚追加しました。 CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)の雄、MovableTypeのイベント、MTDDC2018に参加しました。 サイバーエージェントの木村賢さんの「データから見る、SEOで抑えておくべきポイント」のセッションをTweetで紹介します。 MTDDCは「Movable Type Developers & Designers Conference」の略で、MTに携わる技術者やデザイナー向けのカンファレンスです。 木村さんの業務であるSEO分析と、その結果をご紹介いただきました。 まず自己紹介から。大手広告代理店サイバーエージェントで、SEO関連の仕事をされています。昨年には「SEOラボ」を立ち上げられて
メガベンチャー4社の共同イベント開催 馮富久氏(以下、馮):BIT VALLEY 2018、オープニングKeynoteを始めたいと思います。ただ今ご紹介いただきました、本日司会を務めます馮と申します。大変すばらしい3名で、このお三方が並ぶのはそうそうないと思いますので、私も楽しみにしているんですが、お時間も限られているので、さっそく始めたいと思います。 このBIT VALLEY 2018は、サイバーエージェント、DeNA、GMOインターネット、ミクシィの4社によって、「渋谷でエンジニアとして働くことは楽しい」を伝えることを目的に開催されているイベントです。今日はそのなかから3名。3社からお越しいただいているということで、さっそく、自己紹介をたぶんされなくてもみなさんご存知だと思うので、テーマに入りたいと思います。 まず最初に、今回、渋谷という場所にまた改めて注目が集まっているなかで、なぜこ
【連載】デザイン経営の実践 2018年5月に特許庁より発表された『デザイン経営宣言』。そこには「デザインは、企業が⼤切にしている価値、それを実現しようとする意志を表現する営みである。(中略)その価値や意志を徹底させ、それが⼀貫したメッセージとして伝わることで、他の企業では代替できないと顧客が思うブランド価値が⽣まれる。さらに、デザインは、イノベーションを実現する⼒になる。」と記載されている。実際の現場で、どのように進めていけばいいのか。そのヒントを探るべく、デザインの視点や思考を経営に取り入れ、実践している企業に学ぶ、シリーズ連載企画です。 [目次] ・「デザイナーの経営参画」を当たり前に ・「クリエイティブ」の前では経営者もデザイナーも対等 ・単にデザイナーを出世させればいいわけじゃない ・コミュニケーションを諦めない ・誰よりもサービスを使い込む「藤田晋」という経営者 ・転機は2015
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)は、現在10 箇所に分散する東京・渋谷のオフィスを2019 年に2 箇所のビルへ集約し、より一層の業務の効率化を図るためオフィス移転を実施することをお知らせいたします。 移転先は、東京都渋谷区宇田川町に竣工予定の複合ビル「Abema Towers(読み:アベマタワーズ)」にメディア事業、ゲーム事業、本社機能が入居し、東京都渋谷区渋谷に竣工予定の「渋谷スクランブルスクエア」に広告事業が入居する予定となっております。
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編集長の渡辺です。 R25世代の資産運用や仮想通貨への関心の高まりを受けてスタートした新連載『マネ凸(トツ)』。 この連載は、マネーの賢者にこれからのお金のあり方や経済システムについての考え方を聞く…のではなく、読者がもっと気になっているであろう「賢者自身のお金の話」にフォーカスしたインタビュー企画です。 記念すべき第1回のお相手は、新R25の親会社であるサイバーエージェント代表の藤田晋。「ふだんなら絶対に断っている企画」と拒絶されながらも、無理やり取材を取り付けました。
去年の秋、10月のある寒い夜にいつものように会食を終えて自宅に帰ると、マンションのフロントから電話がかかってきました。「先ほどまで記者の方がマンションの前で何時間も藤田さんを待ってましたよ」(うわ・・・もしかして文春?・・何かやったかな) 私もヒルズ族と呼ばれ、華やかな交際で世間を賑わせていた時代には、記者に張り込まれた経験は何度かありました。でも、今なぜ?焦って胸をドキドキさせていると、名刺を預かってますと言うので届けてもらうことにしました。 そこで渡された名刺には、「日経新聞 証券部 下村」と書いてあり、それを見て私はほっと胸を撫で下ろしました。(特にやましいことがある訳ではありません) 決算発表直前だったので、おそらく証券部の若い記者さんが上司から決算予測記事のための取材してこいと無理を言われて張り込んでいたのだろうと想像し、寒いのに可哀想だし私はその名刺に書かれたメールアドレスに
サイバーエージェントが育成しているインターネットテレビ「AbemaTV(アベマTV)」が早くも曲がり角に差し掛かっている。昨年4月の開始から半年間で専用アプリが1000万ダウンロードを達成するなど滑り出しは好調だったが、実際の視聴者数は頭打ちだ。黒字化のメドとするWAU(1週間あたりの視聴者数)が1000万人なのに対し現状は300万人で停滞する。番組の自社制作や大がかりな広告などテコ入れを進める
サイバーエージェントのエディトリアルアドスタジオは今年4月に「A.J.A. Recommend Engine(アジャ レコメンド エンジン)」をリリースし、レコメンドエンジン事業に参入した。 同社がこの領域の参入に至った市場背景、サービスの特徴、そしてパブリッシャーへの導入事例について、2回に分けてお届けする。 第一回目は、同社 Ameba統括本部 広告部門(MDH) コンテンツマーケティング局 局長 湯田哲行氏が、市場背景やサービスの特徴について解説する。 メディアのマネタイズ環境の現状と、レコメンドエンジン需要の背景 パブリッシャーは、メディアをマネタイズするにあたり、メディアのDAUやユーザーの滞在時間といったメディアグロースの指標と、より高いCPMでメディアのスペースをマネタイズしていく収益指標という、大きく2つの指標で運営されています。 それぞれ様々なアプローチがありますが、これ
1 pixel|サイバーエージェント公式クリエイターズブログ サイバーエージェントのクリエイターの取り組みを紹介するオフィシャルブログです。最新技術への挑戦やサービス誕生の裏話、勉強会やイベントのレポートなどCAクリエイターの情報が満載です。 Ameba Ownd(アメーバオウンド)のフロントエンドエンジニア、五藤(@ygoto3_)です。前々々々回、前々々回に引き続き Ameba Ownd について、今回はフロントエンド開発のお話です。 本エントリーのアジェンダ: はじめに Ameba Ownd は3つのアプリケーションで構成 再利用可能な機能単位でのパッケージング 機能別のパッケージをまとめてモジュール化 複数のアプリケーションで再利用可能な UI コンポーネント作成 機能の独立性が高い大きなモジュールは非同期読み込みでファイル分割 3つのアプリケーションで異なるルーティングの特徴 階
1 pixel|サイバーエージェント公式クリエイターズブログ サイバーエージェントのクリエイターの取り組みを紹介するオフィシャルブログです。最新技術への挑戦やサービス誕生の裏話、勉強会やイベントのレポートなどCAクリエイターの情報が満載です。 こんにちは。 Ameba Ownd(アメーバ オウンド)でiOS・AndroidアプリのUIデザインを担当しています、鈴木です。 4月28日に『~「Ameba Ownd」制作秘話から学ぶ~CyberAgent UI design seminar』というセミナーを行いました。 チーフ・クリエイティブディレクターの佐藤をはじめ、計4人のデザイナーから日々取り組んでいるデザインの現場についてお話しさせていただきました。 私からセミナーで話しさせていただいた「UIデザイナーの役割や進め方」を、Ameba Owndの立ち上げ秘話を交えて、お話したいと思います。
株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:藤田晋、東証一部上場:証券コード4751)は、スマートフォン向けゲームに最適なUI/UX研究を目的に、専門組織となる「UIUX Lab(ユーアイユーエックス ラボ)」を設立いたしました。 近年、高性能化するスマートフォンゲームにおいて、ユーザーにとって分かりやすいのはもちろん、使っていて心地よいUI/UX(ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンス)デザインは重要度を増しています。数多くのスマートフォンゲームを提供する当社のゲーム事業では、今回設立する「UIUX Lab」において、アドバイザーとして「ゲームニクス」提唱者で現在、亜細亜大学 都市創造学部 教授 サイトウアキヒロ氏を招聘し、スマートフォンゲームに最適なUI/UXの研究を進めてまいります。 サイトウアキヒロ氏は、多摩美術大学在学中よりCMディレクターやアニ
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