POPなポイントを3行で 小説家・野﨑まど本人に取材 「働く」ことの意味を突き付ける新作『タイタン』 どこに転ぶか予想もつかない前代未聞のインタビュー 原作を務めた劇場アニメ『HELLO WORLD』や、京都を舞台にしたハードSF小説『know』で知られる鬼才・野﨑まどによる待望の新作小説『タイタン』が発売された。 「才能」や「死」などをテーマに常人では届きえぬ発想で作品を描いてきた野﨑まどが挑む次なるテーマは「仕事」。至高のAI「タイタン」によって完璧に管理され、人類が労働から解き放たれた未来を舞台に、今を生きる人類が向き合わなければならない「仕事」とはなにかを問う超大作に仕上がっている。 過去にも一度、KAI-YOUではその才能に迫ろうと試みた。しかし、まともな取材がほぼ存在しないことでも知られている野﨑まど、やはり一筋縄ではいかず、なんとか実現できたのが担当編集者座談会だった(関連記