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8月21日の夜、ザクセン州のハイデナウに、約120人の亡命申請者がバスで到着した。彼らが寝泊まりするのは、空き家になっていた建築資材店である。すると約150人の極右勢力がこの施設前に集まり、彼らを罵倒し、警備中の警察官には石を投げつけた。 メルケル首相の対応に遅れ 極右勢力は翌日夜にも、この施設を攻撃。警官隊は催涙ガスを使って暴徒を追い払い、難民収容施設の周辺を立ち入り禁止区域に指定しなくてはならなくなった。この事件で警察官30人余りが負傷したが、ネオナチ関係者は1人しか逮捕されていない。ザクセン州警察が直ちに現場の警察官を増員せず、暴徒を厳しく取り締まらなかったことについて批難されている。 亡命申請者の数が急増する中、1990年代と同じように極右勢力が過激な活動に走り始めている。しかし、それに対する政府の動きは後手に回っており、ハイデナウの事件をめぐっては、ドイツ国内でメルケル首相の対応
サラフィストに対抗してフーリガンが暴発 フーリガンとは、特定のサッカーチームのファンを自称し、スタジアムに徒党を組んでやってきて乱暴狼藉を働く暴力集団のことを言う。ドイツには、フーリガンにとりわけ好かれてしまったプロのサッカーチームがいくつかあり、彼らの試合日には、朝から大量に出動する機動隊がさらに増強され、町は物々しい雰囲気になる。いくら国民の愛するスポーツとはいえ、この厳重な警備が税金で賄われているかと思うと、かなりバカバカしい。 10月26日、日曜日、そのフーリガンが暴発した。ケルンでのことだ。ただし、この度はサッカーの試合ではない。サラフィスト(イスラム・スンニ派の過激グループ)に対抗する抗議デモをおこなうと称して、ケルンの中央駅周辺に集結したのだった。 サラフィストはどんどんシンパを増やしており、現在、ドイツに7000人近くいるという。元々、すでにドイツ国籍を所得しているアラブや
フランスの極右政党、国民戦線(Front National)台頭についての分析、日本と重ね合わせて考える。 野洲さんのツイートをまとめました。
「俺、UKIP支持に回るかも」 と隣家の息子が漏らしていたというのは数カ月前に書いた話だ。 リベラルでお洒落なゲイ街にはレインボウ・フラッグがはためいているが、貧民街の家々には聖ジョージの旗が掲げてあり、それはまるで、もはや「自分はイングリッシュである」ということしか誇るものがなくなった白屑(ホワイト・トラッシュ)の最後の砦のようだ。と書いたのは一昨年の話だ。 つまり、ずっと前から予感はあった。 5月23日のEU議会選(地方選とセットで行われた地域もある。ブライトンはEU議会選オンリーだった)が近づくと、それは一気に明らかになった。貧民街の家々の窓に右翼政党「UKIP」支持のステッカーが貼られ始めたのだ。だいたい貧民街では選挙前に政党のステッカー貼ってる人なんていなかった。ミドルクラスなエリアに行くと緑の党や労働党のステッカーが貼られていて、玄関先にフラワーバスケットが下がっているようなお
ヨーロッパにおいてなぜ極右が台頭するのか―イグナシオ・ラモネ ただ一つ、確かなことがある。今月5月末の欧州議会選挙では極右の得票数が著しく延び、その結果、欧州議会では相当数の新たな極右議員が議席を獲得するということだ。現在のところ、これら極右は二つのグループが存在する。自由と民主主義ヨーロッパ運動(MELD)、および国家運動ヨーロッパ連合(AEMN)だ。両グループ併せると、欧州議会には47の議席を有するが、欧州議会の766議席のうちわずか6%を占めているに過ぎない[i]。では、来る5月25日の選挙ではどれくらいの議席を獲得するのだろうか。現在の二倍だろうか。欧州議会の決議を差し止めるのに十分な数になり得、その結果、EUの機能を封じ込めるに足る勢力となりうるだろうか[ii]。 確かなことは、すでに数年前から、どりわけ参加型民主主義が危機的状況となり、社会問題が深刻なものとなり、EUに対する不
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印刷する メールで送る テキスト HTML 電子書籍 PDF ダウンロード テキスト 電子書籍 PDF クリップした記事をMyページから読むことができます コンシューマー系ではApple、Google、Facebookと並び称されるAmazon、ここ最近は労働問題、そして国家の枠をはるかに超えた活動からくる法人税関連の問題に直面している。 ドイツのARDという公共放送局が2月13日(現地時間)に放映したドキュメンタリー番組が同国内で大きな波紋を呼んでいる。 テーマはアマゾンの配送センターの実態。「Ausgeliefert! Leiharbeiter bei Amazon」という番組で、Google翻訳にかけたところ「Delivered! Contract workers at Amazon」との訳が出たから、「アマゾンに届けられた臨時雇いの労働者」といった感じだろうか。 番組の内容は「アマ
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