川底に眠るヒンドゥーの神々。この水中の存在する遺跡は、カンボジア・シェムリアップにある「クバール・スピアン」。アンコールワットで有名なシェムリアップから北に1~2時間要する場所にある水中遺跡。この場所は私も一度訪れた事のある場所で、滝で泳ぐことを目的に向かったのだが、途中この遺跡を見て’なんでこんな所に遺跡が!’とトルコの遺跡プールなみにビックリした記憶がある。この遺跡はシェムリアップ川の源流に近い場所にあり、アンコールワットの壁画のように川底にある石や岩に彫刻されたヒンドゥーの神々が見ることが出来る珍しい遺跡である。 川の源流や川を神と見立てるところがヒンドゥーぽさを感じさせ、川底にはシヴァ、ヴィシュヌ、ブラフマーおよびその他のヒンドゥーの神々、神話をモチーフに牛やカエルの像の彫刻が存在しており、もうこの川自体がヒンドゥー神殿と言ってもよいものだ。 この水中遺跡「クバール・スピアン」は、