中国西部の新疆ウイグル自治区は9日、イスラム教を信仰するウイグル人向けの「職業訓練施設」を法制化した。同自治区では、大勢のウイグル人の行方が分からなくなっており、国際的な懸念が広がっている。
中国西部の新疆ウイグル自治区は9日、イスラム教を信仰するウイグル人向けの「職業訓練施設」を法制化した。同自治区では、大勢のウイグル人の行方が分からなくなっており、国際的な懸念が広がっている。
ミャンマー・ラカイン州の州都シットウェで、国連前事務総長コフィ・アナン氏を乗せた車が通過する中、同氏の訪問に抗議し「コフィ・アナンは帰れ」と叫ぶ人々(2016年9月6日撮影)。(c)AFP/ROMEO GACAD 【9月6日 AFP】ミャンマー西部ラカイン(Rakhine)州で6日、イスラム教徒の少数民族ロヒンギャ(Rohingya)人数万人に避難を強いた宗教紛争の現状を調査に訪れた前国連(UN)事務総長のコフィ・アナン(Kofi Annan)氏に対して、強硬派の仏教徒ら数百人が罵声やブーイングを浴びせた。 アナン氏は、ミャンマー新政権を事実上率いるアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏に委任され、深刻な分裂および貧困にあえぐ同州の傷を癒やす方法を探るために現地入りした。 バングラデシュとの国境に位置するラカイン州では2012年以降、仏教徒のラカイン人とイスラム教徒
明治末期以降「遊女が寺に投げ込まれた物語」が完成—「投込寺ファンタジー」はいつ始まったか 4(最終回)-(松沢呉一) -3,232文字- 2016年09月03日 7時39分 カテゴリ: 国会図書館 • 性風俗史 • 投込寺ファンタジー • 新宿二丁目 タグ : 二代目高尾 • 十劫山量寿院正覚寺 • 墓碑史蹟研究 • 浄閑寺 • 磯ケ谷紫江 「泉鏡花も「投込み」を「簡素に葬られた」という意味でしか使用せず—「投込寺ファンタジー」はいつ始まったか 3」の続きです。 成覚寺の場合 「投込寺の正しい由来」に書いたように、新宿二丁目にある成覚寺もまた新宿遊廓の「投込寺」と言われている。新宿遊廓の無縁仏を葬る寺だったことを意味するのであればいいのだが、新宿区教育委育会は「年季中に死ぬと哀れにも投げ込むようにして惣墓に葬られた」と説明した看板を建てており、当然、私はこの説明は怪しいと疑っている。 浄閑
イラク北部キルクーク南西35キロのフメイラ村に到着したヤジディー教徒の女性(2015年4月8日撮影、資料写真)。(c)AFP/MARWAN IBRAHIM 【6月17日 AFP】国連(UN)の調査委員会は16日、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」がシリアやイラクで少数派ヤジディー(Yazidi)教徒に対する「ジェノサイド(集団虐殺)を行い、今も続けている」との報告を公表した。 国連シリア調査委員会のパウロ・ピネイロ(Paulo Pinheiro)委員長は声明で、「ISIS(ISの別称)は拘束したヤジディー教徒の女性や子ども、男性たち全てを最も恐ろしい残虐な目に遭わせている」と述べた。 ヤジディー教徒はクルド語を話し、ほとんどがイラク北部のシンジャル(Sinjar)山周辺に暮らす。イスラム教徒でもアラブ民族でもなく、特有の信仰を持つが、ISに異端視されている。ISは2014年にシンジャ
「ロヒンギャ族」で29日に会合=ミャンマーなど15カ国−タイ 12日、ミャンマー西部ラカイン州の州都シットウェの避難民キャンプで、座り込むロヒンギャ族の母子(EPA=時事) 【バンコク時事】タイ外務省は12日、ミャンマーやバングラデシュから船で密航した多数のイスラム系少数民族ロヒンギャ族がタイやマレーシアなどで相次いで保護されたのを受け「インド洋での非正規移住」に関する特別会合を29日にバンコクで開催すると発表した。ミャンマーなど関係15カ国高官らが出席する予定。 この問題をめぐっては、1日にタイ南部ソンクラー県の「集団墓地」からロヒンギャ族ら人身売買の被害者とみられる26人の遺体が発見されたのをきっかけに、タイ当局は人身売買の取り締まりを強化。タイのメディアによると、これまでにロヒンギャ族ら200人以上が保護された。 また10、11の両日には、インドネシアとマレーシア沖で船に乗ってい
中国新疆ウイグル自治区ではウイグルと公安の衝突が毎週あって死者が続出しているが、チベット人地域からは最近焼身自殺のニュースがない。どうなっているんだという質問を受けた。このところ確かに焼身自殺者は少なくなっている。私の考えでは、自分の宗教的熱情だけでは抗議自殺ができなくなったことがある。自殺者の親戚知人が逮捕、投獄されるようになったからだ。もっと重要なのは、ダライ・ラマの自制を求める発言がようやくチベット人地域に浸透したことである。 ところが、最近また、ダライ・ラマのチベット帰還を求める自殺者が現れた。これは、寺院僧侶への圧迫がより強化されたことを思わせる。 そこでやや古いが、ある僧侶の訴えからチベット仏教寺院の現状を探りたい。語り手はジグメ(49歳)、ときは2007年、場所は中国甘粛省甘南蔵族自治州夏河県のラブラン大僧院、記録者は北京在住のチベット人作家ツェリン・オーセルである(http
ISのyazdi教徒に対するジェノサイド(人権理事会の報告書) 2015年03月19日 21:27 IS人権 ISの人権違反を調査していた国連人権理事会は、その報告書でISはyazdi教徒に対し、ジェノサイドを犯した容疑が濃厚であるとして、安保理に対して、彼らの犯罪行為を国際刑事裁判所に付託するように要請しました。 この報告書は100名以上のyazdi京都からの聞き取り調査に基づくもので、彼らはその他婦女子の扱いも含めて、国際人道法、戦争法にも違反しているとしている。 報告書は、yazdi教徒の他、キリスト教徒、その他の少数派の住民は、ISの占領下で極端な人権無視の対象となっていると指摘している。 報告書は、彼らの手に落ちた女性、子供は、戦利品として扱われ、多くの場合強姦等の目に会い、奴隷として使役されたとしている。 またisが国際法上禁止されている塩素ガスを使用した疑いが強いとの指摘して
世界の賞、支援者に「重荷」も=マララさん故郷ミンゴラ 「全ての女性に教育を」。その切なる願いを世界に発信した功績がマララ・ユスフザイさんのノーベル平和賞授賞につながった。ただ、世界的権威のある平和賞は伝統社会への欧米的価値観のさらなる流入とも受け止められ、イスラム教の保守的な思想の根強い故郷パキスタン北西部にさざ波を立てそうだ。 現地では、原理主義勢力タリバンだけではなく、一般市民も人権重視のマララさんについて「欧米化している」と距離を置く風潮もある。マララさんの活動を支援したいと意気込む友人らには、マララ派とみなされることが日常生活上の「重荷」になる恐れがある。 首都イスラマバードから車で約5時間。マララさんの故郷ミンゴラは、峠を越えた山間部にある。しかし、タリバンの襲撃を受けて重傷を負った事件からしばらくした後も、パキスタン軍治安要員がマララさんの通っていた学校前などに常駐。数年前
人権問題を考えるとき気を付けることは、人権とは普遍的なものだということだ。陰画的にいうなら、ナショナリズムの枠組みのなかで人権が問われているときには、人権を希求するかに見えて、巧妙に転倒されたナショナリズムに陥ってしまう危険性に注意を払うべきだろう。特に、日本の人権問題を日本の権力構造や社会構造として問うとき、それは具体的な条件においては例えば日本国の法のありかたとの関連で問うときには十分な有効性をもつが、いつしか、日本の権力構造や社会構造を批判するがために人権がその批判の道具となっているなら、批判という構図でありながら、現実的には日本にしか関心が限定されていない極めてナショナリズムの傾向を帯びる。また、日本の人権が個別の他国との関連で問われるときも、その傾向が強まる。しかし、人権とは普遍的なものであり、普遍の光の下で、日本を越えた世界の全体のなかの市民としてまず本質的に問われるものだ。そ
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