トッド・ヘインズ監督、カルト教団「ヤホワ13」題材にしたミニシリーズを企画 : 映画ニュース - 映画.com
トッド・ヘインズ監督写真：Chris Ashford/Camera Press/アフロ ［映画.com ニュース］ 第68回カンヌ映画祭に出品された最新作で、ケイト・ブランシェット主演のレズビアンドラマ「キャロル（原題）」が絶賛されているトッド・ヘインズ監督が、1960年代から70年代にかけて、米ロサンゼルスとハワイを拠点に実在したカルト教団「ソース・ファミリー（Source Family）」（別名：ヤホワ13）を題材にしたテレビミニシリーズを企画していることがわかった。 ファーザー・ヨッドと名乗る教祖が率いたソース・ファミリーは、菜食主義と動物愛護を標榜。当時、ファーザーの教えは音楽を通じて伝えられ、レコードというかたちで信者に配布された。レコードにはサイケデリック、フォーク、ジャズ、ブルース、ロックなどの20世紀アメリカ音楽のさまざまなスタイルが盛り込まれており、信者以外の一般の音楽フ
サイケな音楽で教えを説く、米カルト教団「ソース・ファミリー」ムービートレーラー
1960年代末にカリフォルニアで誕生した、「ソース・ファミリー」は、日本では「ヤホワ13」という名前で知られているカルト教団。 教祖はネイティブ・アメリカンの血を引くファーザー・ヨッドで、1974年、ファーザーの事故死（享年53歳）で一旦活動を停止しますが、信者は今もなおファーザーと精神的交信（チェネリング）をすることで、彼のメッセージを受け取り続け、コミューンで自給自足の共同生活を送っているそうです。 この教団の主な特徴は、徹底した菜食主義と動物愛護（とくに狼と犬）で、経典にあたる書物は存在せず、そのかわり、ファーザー・ヨッドの教えは、音楽にのせたメッセージで信者にレコードとして配られました。 一般での入手が困難な信者限定のレコードは、サイケデリック、フォーク、ジャズ、ブルース、ロックなど、20世紀のアメリカ音楽の様々なスタイルが盛り込まれていて、後に音楽マニアの注目を集めることとなりま
1
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く
