イギリス下院は10月13日、イスラエルとともにパレスチナを国家として承認するという、歴史的で象徴的な決議を下院で採択した。投票結果は賛成274反対12で賛成票が262票上回り、政府が「協議中の二国家解決案への貢献」の一環として「パレスチナ国家ならびにイスラエル国家を承認」することを強く推進する結果となった。 投票の結果は拘束力をもたない。下院後方席の討論会でトビアス・エルウッド中東担当相は、適切な時期にパレスチナ国家は承認されると述べ、イギリスがいつパレスチナ国家を受け入れるかが「重要」であると付け加えた。さらに「この切り札を使うことができるのは一度きりである」と強調した。